表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VRMMOでスローライフするつもりがなぜかソロ最強プレイヤー?  作者: うさだデジ子
第1エリア〜南エリアの街・パラエム街編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

76/173

EPISODE.75話〘新たなる光の精霊と解放の扉〙

今回は2話分投稿致します。

最後まで読んで頂けたら幸いです。

衝撃を受けた俺たちは、セラネイギルド長から従魔の卵の登録手続きを完了してもらった。


そして一度ホームへ戻り、新たに手に入れた従魔の卵について話し合っていた。


[とんでもない事になったなぁ、リョウ]

[本当っすよ。自分たちは普通にプレイしてるだけなのに、何というか……色々引き寄せてる感じっすよね]


[ところでリョウ、従魔の卵なんだけど、どっちにする?]

[黎極黒虹翼龍オードラレックの卵と、覚醒黎極白虹翼龍オードラレックの卵っすか? トレンさんはどっちにするんす?]

[俺が先にか?]

[いつもは自分が先に選んでましたけど、今回は逆にトレンさんから選んで欲しいっす]

[俺が先か? わかったよ。……でも悩むな。正直、どっちも良いからな]


俺が悩んでいると、エアネス、ヴィーシュ、ペルナギの三人が、ある卵をじっと見つめていた。

[……? エアネス、ヴィーシュ、ペルナギ、どうした?]


すると、エアネスが静かに口を開く。

[私たち、何故かこの子が気になってしまって……すみません]

[いや、気にしなくていいよ。大丈夫だ]


どうやら三人とも、その卵に何かを感じているらしい。

俺はエアネスたちが気になっていた卵を選ぶ事にした。


[じゃあ俺は、覚醒黎極白虹翼龍オードラレックの卵を選ぶよ]

[了解っす。じゃあ自分は、黎極黒虹翼龍オードラレックの卵にするっす]


俺たちはそれぞれ卵を決め、従魔の卵孵化器へ設置した。


――すると。


前に設置していた従魔の卵が、突然光り始めた。

しかも二つ同時にだ。


[リョウ! 孵化が始まったぞ!]

[え!? 今っすか!? ……本当だ]

[とりあえず見届けますか、トレンさん。従魔たちも気になってるみたいっすし]

[そうだな。みんなで見届けるか]


俺たちは従魔たちと共に、卵の様子を見守った。

数時間後――。


卵の表面にヒビが入り、それが一周した瞬間、強い光が溢れ出す。

やがて光が徐々に収まり、二体の小さな精霊が姿を現した。


[ペルナギに近い姿だな]

[そうっすね。でもサクメより少し小さいっす]

二体の精霊は不思議そうに周囲を見渡し、やがて俺たちへ視線を向けた。


[それじゃ、二人とも【鑑定】してもいいかな?]

[[……コクッ]]

二人は小さく頷いた。

俺は【鑑定】を発動した。


…………………………………………………………

名前:【レイディア】 種族:【天使】

基礎Lv10 契約者:トレン

HP62 MP86 腕力36 体力46

俊敏72 器用77 知力59 精神40

スキル: 【光魔術・上級】【浮遊】【支援魔法】 【回復魔術・上級】【雷光壁】【聖魔術】 【鍛冶錬金育成EX】【雷魔術】

…………………………………………………………

名前:【ニーナシュン】 種族:【天使】

基礎Lv10 契約者:リョウ

HP62 MP86 腕力36 体力46

俊敏72 器用77 知力59 精神40

スキル: 【光魔術・上級】【浮遊】【支援魔法】 【回復魔術・上級】【雷光壁】【聖魔術】 【鍛冶錬金育成EX】【雷魔術】

…………………………………………………………


[能力高いな……しかも二人とも全く同じ能力か]

俺は小さく笑いながら、目の前の精霊へ視線を向ける。


[レイディア……君の名前は【レイディア】でいいかな?]

[……コクコク]

[これからよろしくな、レイディア]


リョウも同じように、もう一人へ声をかけた。

[自分もそうっすね。ニーナシュン……名前は【ニーナシュン】でいいかな?]

[……コクコク]

[これからよろしくっす、ニーナシュン]


二人は嬉しそうに頷き、従魔たちも歓迎するように集まってきた。


こうして、新たな従魔――レイディアとニーナシュンが仲間へ加わったのだった。


[それじゃ、テイマーギルドに登録しに行くか]

[そうっすね]


俺たちはそのままテイマーギルドへ向かった。

すると道中、周囲のプレイヤーたちがざわつき始める。


[え、ちょっと見て!]

[また従魔増えてる!]

[見た事ない従魔いるぞ!?]

[羨ましすぎる……!]

[あれ、噂の二人じゃね?]


俺たちは視線を軽くスルーしながら、テイマーギルドへ到着した。

受付で従魔登録の手続きを伝えると、突然奥へ案内される。


向かった先は――ギルド長室だった。

受付嬢が扉をノックする。


[失礼致します。トレンさん、リョウさんをお連れしました]

[入ってくれ]

[[失礼します]]

[従魔の登録手続きだよね? 今すぐ済ませるから、ちょっと待ってね]


セラネイギルド長は慣れた手つきで、あっという間に登録を完了させた。

[これで大丈夫よ]

そう言うと、セラネイギルド長は少し真剣な表情になる。


[ところで実は、君たちに報告があってね。受付嬢たちには、トレン君とリョウ君が来たら私の所へ連れて来るよう伝えていたのよ]


[そうだったんですね。それで、要件とは?]

[君たちのギルドランクの事よ]


[今回の緊急討伐共闘クエスト――黎極黒虹翼龍オードラレック討伐の影響で、君たちのギルドランクが10へ上がったの]

[その結果、南エリアの立入禁止区域が、一部探索可能になったわ]


セラネイギルド長の話によると、メイーファギルド長から届いた手紙を見て驚き、俺たちが来るのを待っていたらしい。


[手紙を読んだ時、本当に驚いたわよ]

[それだけの実績なら、私の指名依頼クエストなんて必要ないって判断したの]


[そうだったんですね]

[では自分たち、この後予定がありますので、これで失礼してもよろしいでしょうか?]


[ええ、大丈夫よ。また呼ぶ時は連絡するから安心してね]

[分かりました。それでは失礼します]


俺たちはギルド長へ一礼し、ギルド長室を後にした。

その後ホームへ戻り、ログアウトして就寝するのだった。

夕方に2本目を投稿致します。

お楽しみに

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ