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VRMMOでスローライフするつもりがなぜかソロ最強プレイヤー?  作者: うさだデジ子
第1エリア〜東エリア・バグヴァラの街編

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EPISODE.276話〘闇の精霊との契約――四人に訪れる予想外の贈り物〙

いつも読んでいただきありがとうございます。


今回は、トレンたち四人が【闇の精霊】たちの想いを受け取り、それぞれ契約を結ぶお話となります。


そして四人との契約を終えた後、【闇の大精霊アゼルオメガ】から思いがけない贈り物が待っています。


どのような展開になるのか、最後まで楽しんでいただけたら嬉しいです。


それでは、EPISODE.276話をお楽しみください。

まさか【闇の精霊】と契約することになるとは予想外だった。


俺たち四人は驚きを隠せなかった。


「一緒に居たいのは嬉しいけど、俺たちは旅をしているから無理はしないでいいんだよ」


俺は四体の闇の精霊たちにそう伝えた。


だが闇の精霊たちは、首を左右に振った。


するとアゼルオメガ様が、精霊たちが俺たちと契約したい理由を話してくれた。


「君たち四人の里への想いに共鳴したから、精霊たちは自ら契約したいんだよ。どうか精霊たちをよろしくお願いしたい」


【闇の大精霊アゼルオメガ】様は、俺たち四人に頭を下げた。


「頭を上げて下さい。俺たちもただ本心で、契約しなくても里にいても大丈夫だからと思って言ったのですから」


「トレン、アゼルオメガ様の願いを叶えるっすよ。精霊たちも契約しない選択は無いみたいっすよ」


「そうだな。契約するか、リョウ、バウト、サンオン」


「わかりました。自分も精霊の願いを叶えましょう。バウトもそれでいい?」


「そうだね。自分とサンオンは【テイム】【使役】のスキルを習得しないとね」


バウトとサンオンは【テイム】【使役】の二つのスキルを習得した。


そして俺たち四人は、それぞれ目の前にいる闇の精霊に向かって同時にスキルを発動した。


「「「「【テイム】」」」」


俺とリョウは契約を済ませ、バウトとサンオンも初めてとなる従魔との契約を済ませた。


「それじゃステータスを確認するぞ」


俺とリョウは【鑑定】を発動した。


――――――――――――――――――――――


名前:

【レイネス】 契約者:トレン

【レヴァリィ】契約者:リョウ

【ルーレイ】 契約者:バウト

【ミューローズ】契約者:サンオン


基礎Lv10

種族:ダークエルフ


HP67 MP104

腕力54 体力73

俊敏64 器用75

知力86 精神72


スキル:


【闇魔術・上級】【状態異常攻撃】

【ワープ】【影剣】

【闇魔剣】【影分身】

【闇盾】【闇分身】

【影盾】【影空間】


加護:【闇の大精霊アゼルオメガの加護】


――――――――――――――――――――――


強っ!!


なんつうスキルだよ。


【状態異常攻撃】に闇系と影系のスキルまであるな。


俺はサンオンにステータスを見せ、リョウはバウトにステータスを見せた。


「「なっ! ステータス高っ!!」」


二人共、初めて契約した従魔のステータスに驚いていた。


「よろしくな、レイネス。ホームで待機している仲間がいるから心配しないで大丈夫だからね」


「よろしく、レヴァリィ。ホームに自分の仲間がいるから安心して待ってるっす」


「初めて従魔を契約出来るとはね。これからよろしくね、ルーレイ」


「まさか従魔と契約出来るとは。しかも初めての従魔だよ。トレン、リョウには本当に感謝してる。バウト、私を誘って本当にありがとう。そしてミューローズ、これから一緒だよ。よろしくね」


「「「「……コクコクコクコク」」」」


契約をした四体の闇の精霊たちは、嬉しそうに頷いた。


俺とリョウは既に五体の従魔がいるため、レイネスとレヴァリィはホームへ転送された。


「契約してくれて、本当にありがとう。そして里を護る想いを確かに受け取った。そして、トレン・リョウ・バウト・サンオン、我からのささやかな贈り物だよ。まずバウトとサンオン、手を出しなさい」


バウトとサンオンはアゼルオメガ様の前へ手を出した。


するとアゼルオメガ様は、バウトとサンオンに【闇の大精霊アゼルオメガの加護】と四属召喚武将【カゲナガ】を授けた。


「アゼルオメガ様、これは俺たちに一体……」


「バウト、サンオンよ。君たちにはこの先必要になるから授けたのだよ。そして君たちは、それぞれの拠点から違う拠点へ向かいなさい。そうすれば二人は今より強くなる事になるのだよ」


「「わかりました。大精霊の意志に従います」」


そしてアゼルオメガ様は、俺とリョウの方を向いた。


「トレン、リョウ。君たちにも授けるよ。受け取りなさい」


アゼルオメガ様は俺とリョウに、協力四属召喚【魔天武神・伊達信長】を授けた。


「それぞれに授けたのは我からの贈り物だよ。そしてこれを四人に渡しておくよ」


俺たち四人に渡されたのは【通行証】だった。


「これを持っていれば、いつでも里に入れるから大丈夫だよ」


「ありがとうございます」


その時だった。


突然、アナウンスが流れた。


【おめでとうございます。初めての協力四属召喚【魔天武神・伊達信長】を獲得しました】


【おめでとうございます。特殊イベント『魔神四天王アイムフィロゼの討伐』を初めてクリアしました】


【特殊イベント『闇の精霊の里』をクリアしました】


【闇の精霊との契約条件を達成しました】


そして続けて、全プレイヤーへのアナウンスが流れた。


【あるプレイヤーが、初めて『闇の精霊の里』を発見しました】


【一部エリアが開放されました】


【あるプレイヤーが、初めて七大大精霊の一柱『闇の大精霊アゼルオメガ』との友好関係を結びました】


なんでやねん!


ちょっと待てよ!


まとめて連射するなよ!


しかも7連射、絶対に俺がツッコミを考えているだろが運営さんよ!


こんなの予測できるか!


運営のアホンダラぁぁぁ!


なんでそうなるんだよぉぉぉ!


こうして俺は、心の中で7連射のアナウンスにツッコミをするのであった。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


今回は、トレン・リョウ・バウト・サンオンの四人が、それぞれ【闇の精霊】と契約するお話となりました。


バウトとサンオンにとっては、今回が初めての従魔との契約となります。


そして四人の想いを受け取った【闇の大精霊アゼルオメガ】から、それぞれ新たな力と【通行証】が贈られることになりました。


最後には特殊イベントの達成を含め、まさかの7連続アナウンス。


今回も運営から容赦なくアナウンスを浴びせられ、トレンのお約束のツッコミで締める形となりました。


最後になりますが、ブックマークや評価、ご感想をいただけますと、今後の執筆の励みになります。


これからも『VRMMOでスローライフするつもりがなぜかソロ最強プレイヤー?』をよろしくお願いいたします。

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