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VRMMOでスローライフするつもりがなぜかソロ最強プレイヤー?  作者: うさだデジ子
西エリアの街・ギレンバラの街・オークション編

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EPISODE.236話〘開幕! ギレンバラオークションと希少ポーション〙

いつも『VRMMOでスローライフするつもりがなぜかソロ最強プレイヤー?』をお読みいただき、ありがとうございます。


今回からギレンバラの街で開催されるオークションがいよいよ開幕します。


初めて参加するトレンとリョウが、どんな品々と出会うのか、ぜひ楽しみながらお読みいただければ嬉しいです。


それでは、本編をお楽しみください。

別室で待機していた俺たちは、係員から出品順の説明を受けた。


まずはアイテムの出品から始まり、次に武器と防具、続いて素材・鉱石・結晶、最後にその他の出品という順番らしい。


そして係員から、俺たちが出品した品の一部はシークレット出品になると説明を受けた。


シークレット出品は、特定の条件を満たした参加者だけが参加できるらしい。


ただ、その条件については教えられないそうだ。


だが、俺たちはその条件を満たしているらしい。


ちなみに、シークレット出品への参加だけでなく、購入も可能らしい。


係員は俺たちへ一礼すると、静かに口を開いた。


[お待たせいたしました。それでは、参加会場へご案内いたします。]


俺たちは係員の後に続き、参加会場へと向かった。


会場へ入ると、多くの商人や冒険者、貴族たちがすでに席へ着いており、開会を今か今かと待ち望んでいた。


俺たちも案内された席へ腰を下ろし、静かに開始を待つ。


しばらくすると、会場内が静まり返り、一人の男性が壇上へ姿を現した。


その男性は会場全体を見渡すと、ゆっくりと口を開いた。


[皆様、本日はギレンバラオークションへお越しいただき、誠にありがとうございます。]


[これより、ギレンバラオークションを開催いたします。]


[本日は数多くの希少な品々が出品されております。どうぞ最後まで、ごゆっくりお楽しみください。]


主催者の開催宣言が終わると、会場は大きな拍手に包まれた。


こうして、ギレンバラの街で開催されるオークションが幕を開けた。


[それでは、本日最初の出品物をご紹介いたします。]


[最初の出品物は――『パワーポーション』×2個です。]


[こちらのパワーポーションは、北エリアの街・ガオーセラの街でのみ製作される希少なアイテムです。使用すると腕力を上昇させ、その効果は二日間持続いたします。]


[流通量も少なく、入手が非常に困難な一品です。ボス討伐や長時間の探索を予定されている冒険者の皆様には、ぜひ手にしていただきたい一品です。]


[それでは、競りを開始いたします。]


[競り開始価格二万Gから開始いたします。]


[二万G!]

[三万G!]

[四万G!]


次々と入札の声が上がり、金額はあっという間に十万Gを超えていく。


[十二万G!]

[十四万G!]

[十六万G!]


さらに競りは続き、ついに二十万Gを突破した。


[二十二万G!]

[二十四万G!]

[二十六万G!]


[二十六万G、他にご入札はございませんか?]


会場は静まり返り、誰も札を上げる者はいなかった。


[二十六万G……他にございませんね?]


[それでは、二十六万Gで落札です!]


会場から大きな拍手が沸き起こった。


[続いての出品物は――『シールドポーション』×2個です。]


[こちらのシールドポーションは、東エリアの街・クロスゼヴァドの街でのみ製作される希少なアイテムです。使用すると防御力を上昇させ、その効果は二日間持続いたします。]


[流通量も少なく、入手が非常に困難な一品です。高難度の依頼やボス討伐を予定されている冒険者の皆様には、ぜひ手にしていただきたい一品です。]


[それでは、競りを開始いたします。]


[競り開始価格五万Gから開始いたします。]


[五万G!]

[十万G!]

[十五万G!]


次々と入札の声が上がり、競りはあっという間に五十万Gへ到達した。


[五十万G!]


すると、一人の商人が勢いよく立ち上がった。


[これは絶対に獲得しないと、次があるか無いかの品だ。六十万G!]


会場からどよめきが起こる。


[[おお~!!]]


しかし、その声に負けじと次々に入札が続いた。


[七十万G!]

[八十万G!]

[九十万G!]


[百万G!]

[百十万G!]

[百二十万G!]


主催者は会場全体を見渡した。


[百二十万G、他にご入札はございませんか?]


会場は静まり返り、誰も札を上げる者はいなかった。


[百二十万G……他にございませんね?]


主催者は頷くと、高らかに宣言した。


[それでは、百二十万Gで落札です!]


落札したのは、一人の冒険者だった。


会場からは再び大きな拍手が沸き起こった。


[最初から凄い競りだったな。]


[そうっすね。相場も何となくわかったっす。]


[ああ、ここからは俺たちも競りに参加するか。]


[了解っす。]


こうして俺たちは、次の出品から競りに参加するのであった。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


今回はオークション開幕と、希少ポーションの競りの様子を描きました。


次回からは、さらにさまざまな出品物が登場し、オークションもますます盛り上がっていきます。


引き続き、トレンとリョウの活躍を楽しんでいただけると嬉しいです。


よろしければ、ブックマークや評価、ご感想をいただけると、今後の執筆の励みになります。


これからも『VRMMOでスローライフするつもりがなぜかソロ最強プレイヤー?』をよろしくお願いいたします。

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