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VRMMOでスローライフするつもりがなぜかソロ最強プレイヤー?  作者: うさだデジ子
西エリア・特殊イベント編

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EPISODE.225話〘新たな展開――残る特殊鉱石の採掘場所〙

いつも読んでいただきありがとうございます。


物語は少しずつ進み、新たな展開を迎えようとしています。


最後まで楽しんで読んでいただけたら嬉しいです。


それでは、第225話をお楽しみください。

意識を取り戻したトレンとリョウは、ローリエナとシーラレイによる治療を受けていた。


[終わったわよ。トレン]


[こっちも終わったわ。リョウ]


[ありがとございます。ローリエナさん、シーラレイさん]


すると、ギールオルドラがリョウへ気になっていたことを尋ねた。


[回復してから悪いがリョウ。採掘に向かってから何があったのか説明してくれないかい?]


[どういう事だ? リョウ、俺が知らない間に?]


リョウは、ローリエナが話していないことに驚いていた。


[ローリエナさん、話していないっすか?]


[ええ、そうよ。私はリョウが重傷だった詳しいことは話さなかったのよ。あの場所で起きた出来事に関しては、リョウが回復するまで話さない方がいいと判断したのよ。]


[わかったっす。ただ、ナナ、マイ、ナギサ、バレグには知られたくない話っすから。]


[大丈夫だ。そこは俺やレガクロスが説明するから安心しな、リョウ。]


ギールオルドラがそう言うと、リョウは静かに話し始める。


[採掘場所へ向かっていた時、魔獣四天王を操っていた首謀者がいたっす。]


[[な……なんだって!? 黒幕がいた!?]]


ギールオルドラ、レガクロス、シーラレイは驚きを隠せなかった。


[黒幕の名は魔獣王ファルヴァイっす。]


[!? 嘘だろ。魔獣族の王がいたって事かよ。]


[ええ、そうよ。ファルヴァイはリョウの従魔たちを狙っていたのよ。あの時はリョウも周りが見えていなかったのよ。そして迷いを感じていたわ。]


[そうっす。あの時はトレンからの言葉が分かってなく闘っていたっす。]


リョウは、自分自身の壁を乗り越えようとせず、仲間に合わせる戦闘スタイルと感性だけで今まで闘っていたことを詳しく話した。


[そして自分も半魔人で闘っていたっすけど、ファルヴァイには全く通用しなかったっす。]


[ヤツは従魔たちとローリエナさんの方へ視線を向けたっす。その瞬間、自分は命を懸ける覚悟を決めて、クライザーヴァイザと融合し、完全魔人化になったっす。]


[[リョウも魔人化したって!?]]


ギールオルドラ、レガクロス、シーラレイは再び驚いていた。


リョウは魔人化に至る経緯を詳しく話した。


[そして魔獣王ファルヴァイを殲滅させたっす。魔人化が解除される寸前に三種類の鉱石を採掘したっす。いつ解除されるか分からなかったので、気力だけで集中して採掘したっす。採掘を終えた直後、意識を失ったっす。]


[リョウが倒れた後は、従魔たちが採掘した三種類の鉱石を袋へ入れて、みんなと合流したのよ。これが全ての経緯よ。]


[この話は【炎國乃黎闘翠】と【翠烈陣氷帝】のメンバー全員、それにトレンとリョウだけに留めておく必要があるな。]


[メンバー達には俺たちが話すよ。]


[だが、ナナたち四人には話さない方がいいかもな。]


[そのつもりです。]


[自分も同じっす。]


そしてトレンとリョウは、あるクエストのことを思い出し、ギールオルドラへ見せた。


[トレンたちも持っていたのかよ。俺たちが受ける予定だったクエストと同じだったんだな。いいぜ、問題無いよ。だが今は、残り二種類が先だ。]


[もちろんです。な、リョウ]


[そうっす。ナギサたちも心配してるっすからね。]


[それじゃ回復したしね。行くか。]


トレンとリョウがテントから出てきた。


[[トレン!! リョウ!!]]


[すまない、迷惑をかけたな。魔物の襲撃に遭って苦戦していた。]


[こっちも同じっす。採掘中に奇襲されてしまって何とか勝てたけど、気を失ってすまんっす。]


トレンとリョウは、ナギサ、バレグ、ナナ、マイへ頭を下げた。


[あ……頭を上げてよ。二人共、お願いしたのは私たちなのよ。]


[そうですよ。二人共、頭を上げて下さいよ。]


ナギサとバレグは戸惑っていたが、ナナとマイは違っていた。


トレンたちは純粋にプレイを楽しんでいるように感じていた。


そして従魔たちの喜び方も、これまでとはまるで違っていた。


ナナとマイの従魔たちも喜んでいたが、二人は自分たちに何か足りないものがあるのだと痛感していた。


[マイ、この特殊指名依頼が終わったら、南エリアで鍛え直して、従魔たちの信頼に応えられるようにやるわよ。]


[ええ、そうね。私たちはまだ知らない事があり過ぎたね。今回、ナギサたちと一緒に来て良かったと思うわ。そして従魔たちの進化、私たちのオリジナル武器・防具・アイテムも作り、トレンたちと対等に肩を並べられるように頑張るわよ。ナナ]


[そうね。まずは和風屋敷のホームと鍛冶錬金工房が先だね。]


ナナとマイは、自分自身の壁を乗り越えることを固く決意した。


[ナギサ、バレグ。いよいよ残り二種類だな。]


[はい、光結晶鉱石と雷光結晶鉱石です。]


すると、レイディアとニーナシュンがトレンとリョウの袖を引っ張っていた。


[ん? どうしたっすか? レイディア、ニーナシュン]


レイディアとニーナシュンは、何かを訴えていた。


エアネスがレイディアとニーナシュンから話を聞いた。


[実は、その二種類は光の精霊の里にあるそうです。]


[[え?……えええええぇぇぇぇ! なんでやねん! なんでその場所なんだよぉぉぉ!!]]


トレンとリョウは、残り二種類の鉱石の場所がまさか光の精霊の里だと知り、思わず雄叫びを上げながらツッコミを入れるのであった。

次回もお楽しみに。


これまで読んで頂いている皆様、評価して頂いている皆様、本当にありがとうございます。(`・ω・´)ゞ


これも、ひとえに読んで頂いている皆様のお陰です。心より感謝申し上げます。


最後に、お願い致します。ブックマーク登録して頂けたら幸いです。

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