EPISODE.223話〘特殊指名依頼の行方――特殊イベント・土の大精霊〙
特殊鉱石採掘編・特殊イベント編
をお送り致します
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ナギサたちは、三種類の鉱石採掘へ向かったリョウたちの帰りを待っていた。
するとリョウの従魔ナイトディランたちが降りてきた。
だが、リョウの容体を見たナギサら四人は戦慄していた。
[リョウ! どうしてこんな酷い怪我なの!?]
[ナギサさん、今は治療回復が先なの、ごめんね]
ローリエナはナギサにそう言って、トレンを治療しているテントへ入って行った。
ナギサはトレンとリョウの容体を見て震えていた。
バレグも、この特殊指名依頼の危険性を改めて痛感していた。
するとナイトディランとサクメ、ヴェイルガーがナギサとバレグの前へ座り、咥えていた袋を渡した。
バレグはリョウの従魔たちから袋を受け取り、中を確認する。
[!? 光氷輪鉱石・光金銅鉱石・光蘭雷鉱石!!]
[採掘してくれたんだね。リョウ……ありがと。ナイトディランたちもありがと]
ナギサは採掘してくれたことに感謝し、涙を流した。
リョウの従魔たちは、優しくナギサへ寄り添った。
それを見つめるナナとマイも、この特殊指名依頼が最高難易度であり、大きなリスクを伴うことを改めて痛感していた。
もちろん、従魔たちにも優しく寄り添った。
[これが終わったら、私たちもトレンたちを見ていたら多くの学ぶ事があると痛感させられたわね。ナナ]
[そうね。私たちももう一歩踏み出して行かないと、この先で苦戦するわね。トレンたちの歩みを見て理解出来るわ。そして私たちは従魔や精霊喰らいとの戦いの経験もまだ浅い。でも、いつか通る道なんだから、私たちも従魔たちと一歩ずつ進むわ]
ナナ、マイ、ナギサ、バレグの四人は、トレンとリョウの姿を見て、自分たちの覚悟の甘さや弱さ、未熟さに気づき始めていた。
そして、自分たちの壁に直面していることにも気づく四人である。
[二人が回復するまでは、この辺りを調べよう。私たち四人で]
ナギサがそう言うと、他の三人は頷いた。
一方、テントで治療回復中のトレンとリョウは、まだ意識が無い状態だった。
ローリエナとシーラレイがそれぞれ治療を続けている。
レガクロスとギールオルドラもいる。
そして傍聴障壁とガードミラーをギールオルドラがテント内に展開した。
[ここまで相当酷いな。ローリエナ、リョウは誰と闘っていたんだい。]
ギールオルドラがそう言った。
ローリエナは、言いづらそうな表情を浮かべる。
[ごめんね……リョウとトレンの治療回復が終わったら話すわ。今は話したく無いのよ。]
[…わかった。余程の事なんだな。それ以上は聞かないよ]
ギールオルドラは、ローリエナの表情を見て察し、静かに待つことにした。
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―――――――――?????―――――――――――
[…ん?……ここは?]
すると少し離れた場所にリョウもいた。
[…あれ?……ここは何処っすか?]
[リョウ!]
[トレン!? どういう事っすか、ここは一体?]
[分からない。なぜ俺たちだけなんだ?]
―ここは異空間だよ、トレン、リョウ。
すると、一人の紳士が二人の前へ姿を現した。
[やっと会う事が出来たね。トレン、リョウ。初めまして。私は土の大精霊ドリュウドラゴンです。]
[[え?……えええぇぇぇ!!! 土の大精霊様!?]]
まさかの土の大精霊ドリュウドラゴンが姿を現し、トレンとリョウは驚きのあまり大絶叫するのであった。
次回もお楽しみに。
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