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VRMMOでスローライフするつもりがなぜかソロ最強プレイヤー?  作者: うさだデジ子
西エリア・特殊イベント編

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218/223

EPISODE.217話〘特殊素材採取――超難関素材・光蘭花の球根、そして動き出す影〙

これで特殊素材採取編はこの話で終わりです。


最後にお知らせがあります。


最後まで読んで頂けたら幸いです。

サンダーギドラウルフの牙――【雷光毒牙】の解体にも無事成功し、特殊素材捜索も残るは【光蘭花の球根】のみとなった。


しかし、ローリエナとミューレイミは場所までは案内できるものの、どうやら光蘭花を見つけるのは非常に困難らしい。


しかも、光蘭花は1cmほどの小さな花であり、見つけること自体が厄介な特殊素材だという。


すると、ミラーバタフライがエアネスへ何かを訴えかけていた。


[どうした? エアネス。ミラーバタフライが何か伝えているみたいだけど。]


[それが、ミラーバタフライが光蘭花の咲いている場所まで案内してくれるそうです。]


[そうか。エアネス、お願いできるかな?]


[分かりました。それじゃあ、お願いしますね。]


ミラーバタフライは、光蘭花の咲いている場所へ向かって飛んでいった。


五分後――。


ミラーバタフライは光蘭花が咲いている場所の周囲を、くるくると回っていた。


すると、あっさりと光蘭花を発見する。


[やっぱり厄介な素材だな。特殊素材というだけあって、採取条件まで特殊になっているのか。]


[そうっすね。トレン。]


トレンとリョウは、ナナたちに聞こえないよう静かに【鑑定】を発動させた。


――――――――――――――――――――――


【光蘭花】


光り輝く、蘭に似た美しい特殊素材。


花はアイテム製作に使用され、球根は回復系アイテムの製作に必要となる。


しかし、その美しさとは裏腹に非常に繊細な性質を持つ。


光蘭花は素手で触れた瞬間、枯れてしまうため、正しい採取方法が必要となる。


採取の機会は一度のみ。


採取を開始した後は、決して手を止めてはならない。


――――――――――――――――――――――


とんでもない超高難易度の特殊素材だった。


かなり集中しなければならない、非常に厄介な光蘭花だ。


リョウも、自分では自信がないとはっきり告げた。


[分かった。俺がやるよ。]


トレンがそう言った次の瞬間――。


レイディアが【聖魔術・極】を発動させ、【ホーリーブラストストーム】を光蘭花へ直撃させた。


エアネスがトレンへ伝える。


[トレンさん、空中に浮いた光蘭花を捕獲してください。早く。]


[分かった。]


トレンは光蘭花をキャッチした瞬間、眩い光に包まれる。


やがて花は枯れ、根元から球根がゆっくりと膨らみ始めた。


リョウは、トレンが持っているものを【鑑定】した。


[トレン、それは光蘭花の球根で間違いないっす。]


[レイディア、どういう事だ?]


レイディアはエアネスへ、自身が知っている光蘭花について伝えていた。


[レイディアは、光蘭花は普通の花ではなく、鉱石花だそうです。]


[[なっ!……何だってぇぇ!? 鉱石花!!]]


トレンたちはもちろん、ナナたちも【炎國乃黎闘翠】のメンバーも【翠烈陣氷帝】のメンバーも、全員が驚きの声を上げた。


[てっきり普通の花だと思ったら、鉱石花の光蘭花だったとはね。そりゃあ超難易度よね。バレグ。]


[本当ですよね。トレンたちにお願いしていなかったら、確実に失敗していましたね。]


バレグも深く頷く。


[さて、これで素材は全て揃ったな。リョウ。]


[そうっすね。次は鉱石っすね。]


[本当にトレンたちとナギサたちと一緒にいて楽しめるわね。マイ。]


[そうね。私たちも頑張って行こう。ナナ。]


ギールオルドラがトレンたちへ告げる。


[とりあえず、一旦街に戻ってから補給しよう。それでいいな? トレン。]


[問題ありません。]


[それじゃ、ローリエナ頼むよ。]


[分かったわ。【ワープ】]


こうして、特殊素材採取は全て完了し、トレンたちは街へ戻るのであった。


――――――――――――――――――――――


――――――――?????――――――――


静かな森林樹を抜け、不穏な気配がさらにざわめき始める。


[ギジラ……ギジラ……ギジラ……ギジラ……]


■■■■■は精霊たちの気配を追うように、ヴィレダリア洞窟方向へ仲間たちを率いて進んでいた。


■■■■■はヴィレグルア森林樹に漂う嫌な予感を感じ取り、ヴィレダリア洞窟の入り口付近で仲間たちと共に警戒しながら、その場に留まることを決めた。


――――――――――――――――――――――


そして、この時はまだトレンたちと対峙することになるとは、誰も知らなかった。


そう、トレンやリョウたちに関係する特殊イベントへ追加される存在になることも知らず、今はただ準備を進めるトレンたちであった。

次回から特殊鉱石採掘編・序章をお送り致します


次回もお楽しみに。


これまで読んて頂いてる皆様、評価して頂いてる皆様、本当にありがとうございます。(`・ω・´)ゞ


これも、ひとえに読んで頂いてる皆様のお陰です。本当にありがとうございます。


最後に、お願い致します。ブックマーク登録して頂けたら幸いです。

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