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VRMMOでスローライフするつもりがなぜかソロ最強プレイヤー?  作者: うさだデジ子
西エリア・特殊イベント編

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211/222

EPISODE.210話〘特殊素材採取――巣城の奥に潜む魔界の冥界王アリジロ〙

トレン・【翠烈陣氷帝】VSキングミラーアリジロ編

をお送り致します。

最後まで読んで頂けたら幸いです。


リョウたちがクイーンミラーアリジロとダーククイーンミラーアリジロを殲滅していた頃――。


一方その頃、トレンたちはキングミラーアリジロとの激戦を繰り広げていた。


トレンはギールオルドラ、ヴァイザー、デルタスへ次々とバフ付与を唱える。


[【リフレクプロテクシールド】]


[【ガードウォールバリア】]


[【アタックフェーズパワー】]


[【リザクションウォール】]


[トレン、もしかしてバフ付与をしたのか?]


[ええ。念のため予想外の攻撃に備えて付与しました。それと、ヤツのスピードには十分気を付けて下さい。]


[わかった。助かるよ、トレン。]


ギールオルドラたちはトレンへ感謝の言葉を掛けた。


しかし、彼らはその異変にまだ気付いていなかった。


トレンだけが、巣城の奥から放たれる異常な威圧を察知していたのである。


トレンは意識を極限まで集中させ、いつの間にかゾーン領域へと入っていた。


[それじゃあ、トレンと共闘でヤツを殲滅するぞ!!]


[[[了解!!]]]


トレンたちは一斉にキングミラーアリジロへ攻撃を仕掛けた。


[まずは俺から行かせてもらう!!【超闘神速】!!]


シュンッ!!


[ギィィッ!?]


ヴァイザーの姿が一瞬で掻き消える。


キングミラーアリジロは周囲へ鋭い視線を走らせ、警戒を強めた。


だが次の瞬間――。


ヴァイザーはすでにキングミラーアリジロの腹部へ回り込んでいた。


[喰らえ!!【ウォールショット・スマッシャー】!!]


ヴァイザーは両拳に水を纏わせ、キングミラーアリジロの腹部へ怒涛の連撃を叩き込む。


[ギジィィィィィィィィッ!!]


凄まじい連撃をまともに受けたキングミラーアリジロは、そのまま大きく宙へ吹き飛ばされた。


しかし、その先にはすでにデルタスが待ち構えていた。


[いくぜ!! 槍秘奥義!!【スパイラルスクリューブラストフラッシュ】!!]


デルタスは光速でキングミラーアリジロへ突進する。


高速回転する槍がキングミラーアリジロの身体を貫き、その勢いのまま切り返して怒涛の連撃を浴びせた。


そして最後は槍を力強く振り下ろし、キングミラーアリジロを地面へ叩き落とす。


ズドォォォン!!


[ギィ……ギィィィィィィィィィィィィッ!!]


キングミラーアリジロは大きなダメージを負いながらも雄叫びを上げた。


その瞬間――。


全身が眩い光に包まれ始める。


そう。


キングミラーアリジロは、さらなる進化形態へと姿を変えようとしていた――。


ギールオルドラたちは驚きを隠せなかった。


だが、トレンだけは違っていた。


何故なら、トレンはすでに装備チェンジを終えていたからだ。


[俺がヤツを倒します。ギールオルドラさん、ヴァイザーさん、デルタスさん、援護をお願いします。ヤツは奥義で一撃で仕留めます。]


するとギールオルドラたちは力強く頷いた。


[わかった!! 二十秒だけヤツを引き付ける!! 決めろよ、トレン!!]


[そうだぜ!! トレン!! 俺たちのことは気にせず、一撃で決めろ!!]


[だな。トレン、俺たちを信じろ!!]


[みなさん……お願いします。]


[いくぞ!! ヴァイザー、デルタス!!]


[[おう!!]]


[[[【超神速】]]]


ギールオルドラたちは進化したキングミスリルミラーアリジロへ一斉に挑んでいった。


その間、トレンは意識を極限まで集中させる。


やがてゾーン領域を超え、覚醒限界突破領域へと踏み込んでいた。


ギールオルドラたちはキングミスリルミラーアリジロの猛攻を受けながらも、巧みな連携でヤツの意識をトレンへ向けさせないよう立ち回り続けた。


そして二十秒が経過した瞬間――。


トレンが凄まじい威圧を放つ。


[ギィィィッ!?]


キングミスリルミラーアリジロがトレンへ気付いた時には、すでに遅かった。


トレンはすでに奥義の構えを取っていた。


[ハァァァァァ!! 喰らいやがれ!! キングミスリルミラーアリジロ!!]


[双剣奥義!!【無双覇龍斬鉄双】]


[ギィィィィィィィィィィィィィッ!!]


電光石火の一撃により、キングミスリルミラーアリジロは断末魔を上げながら真っ二つとなり、そのまま消滅した。


だが――。


トレンは巣城の奥へ視線を向け、静かに口を開いた。


[出てきやがれ!! そこにいるんだろうがぁぁぁ!!]


トレンが凄まじい威圧を放った瞬間――。


巣城の奥から、それを遥かに上回る禍々しい威圧を纏った魔物が姿を現した。


[グギィィィィィィィィィィ!!]


ギールオルドラたちは戦慄する。


[な……なんだアレは……バケモノかよ!!]


[キングミラーアリジロだけじゃなかったのかよ!!]


ギールオルドラはトレンへ説明を求めた。


[トレン、ヤツは一体……?]


[キングミラーアリジロは、言わばヤツの部下です。そしてヤツの名は……ハーデスキングミラーアリジロ。]


[別名――冥界王アリジロ。魔界に棲む魔族です。]


[[[なっ!!]]]


[ここからは俺がやります。ギールオルドラたちは手を出さないで下さい。お願いします。]


[わかった。だが援護はするぞ。]


[了解です。]


そしてトレンは装備チェンジをして叫ぶのであった。


[我に応えよ!!]


[魔人黎緑月麗ヴィグロズナックル!!]


トレンの身体は半魔人状態へと変化した。


[ヴィグロッガズ、一緒に闘おう。]


(当然だ。トレン、ヤツを倒すぞ!! 力を貸す。)


[ありがと……いくぞ!! ハーデスキングミラーアリジロ!!]


[討伐開始だぁぁぁ!!]


こうしてトレンは、魔界より現れし冥界王アリジロ――ハーデスキングミラーアリジロとの決戦へ挑むのであった。

次回もお楽しみに。


これまで読んて頂いてる皆様、評価して頂いてる皆様、本当にありがとうございます。(`・ω・´)ゞ


これも、ひとえに読んで頂いてる皆様のお陰です。本当にありがとうございます。


最後に、お願い致します。ブックマーク登録して頂けたら幸いです。

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