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VRMMOでスローライフするつもりがなぜかソロ最強プレイヤー?  作者: うさだデジ子
西エリア・特殊イベント編

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209/221

EPISODE.208話〘特殊素材採取――巣城を統べる暗黒女王〙

リョウ・【炎國乃黎闘翠】VSダーククイーンミラーアリジロ編・前編

をお送り致します。

最後まで読んで頂けたら幸いです。

トレンとリョウは、それぞれの相手へ意識を集中させた。


トレン、ギールオルドラ、ヴァイザー、デルタスはキングミラーアリジロへ挑む。


一方、リョウ、レガクロス、ガッサ、オーガロはクイーンミラーアリジロへ挑んだ。


先に動いたのはクイーンミラーアリジロだった。


[ギィィィィィィィッ!!]


クイーンミラーアリジロは嘴から無数の水玉を放ってきた。


[かわすまでもねぇ――]


するとリョウが叫んだ。


[!!駄目だ!! その水玉に触るな!! 避けろ!!]


レガクロスはリョウの叫び声で咄嗟に身をかわした。


次の瞬間――。


水玉が森林樹へ着弾すると、森林樹が音もなく溶け始めた。


[なっ!!]


[な……何だ、アレは!? リョウが言わなかったら溶けて死んでたな……。]


[レガクロスさん、ガッサさん、オーガロさん。あの水玉に触れると武器や防具まで溶かされます。気を付けて下さい!!]


[[[!!]]]


リョウはそう伝えると装備をチェンジし、クイーンミラーアリジロへ一気に攻撃を仕掛けた。


[いくぞ!! クイーンミラーアリジロ!!【超龍神速】!!]


[ギィィッ!?]


クイーンミラーアリジロは、一瞬でリョウの姿を見失った。


[喰らいやがれ!!【黎翠斬影撃】!!]


リョウが一気に振り下ろした斬撃は、クイーンミラーアリジロの嘴牙を斬り裂いた。


[オーガロさん、一緒に協力お願いします!!]


[わかった!! 合わせるぜ!! レガクロス、ガッサ!! 二十秒だけ頼む!!]


[わかった!! ガッサ、いくぞ!!]


[んじゃオーガロ、リョウに気付かれないよう仕向けるぜ!!]


[[【超闘神速】!!]]


レガクロスとガッサは、リョウとオーガロへ意識が向かないよう連続攻撃を浴びせ続けた。


そして二十秒が経過した瞬間――。


リョウとオーガロは同時に強烈な殺気を放つ。


[ギィィィッ!?]


クイーンミラーアリジロは気付いた。


だが――その時には、もう遅かった。


[我が名はオーガロ――精霊よ!! 我に応えよ!!]


[加護を宿しし剣よ!! 我が剣を対価に、その力を解き放て!!]


[[ハァァァァァ!! 喰らいな!! クイーンミラーアリジロ!!]]


[【ウォールダストスラッシャー】!!]


[二刀流奥義【黒炎月神龍斬鉄剣】!!]


[ギィィィィィィィッ……!!]


ズドォォォン!!


クイーンミラーアリジロはオーガロとリョウの連携攻撃をまともに受け、最後はリョウの奥義によって真っ二つに斬られ、そのまま消滅していった。


だがリョウは集中を切らなかった。


むしろ、もう一体の気配を捉えていたからこそ、更に集中力を高め警戒を続けていた。


その直後――。


ミラーアリジロの巣城から、別のクイーンミラーアリジロが姿を現したのだ。


[やっぱりな。こっちがヤバい相手で本命っすからね。トレンの読みが的中したっすよ。]


そう――。


トレンたちはキングとクイーンの存在はみんなへ伝えていた。


だが実際には、巣城の奥に潜む更に二体の気配にも気付いていたのである。


[レガクロスさん、オーガロさん、ガッサさん。前のクイーンミラーアリジロとは思わないで下さい。]


[ヤツはダーククイーンミラーアリジロです。言わば、覚醒最終形態へ進化したクイーンミラーアリジロです。]


[[[な、なんだと!?]]]


レガクロスたちはリョウの説明を聞いた瞬間、表情を引き締めた。


リョウは、あの武器を使うしかないと考えていた。


しかし、ナナたちには見られたくない。


その葛藤から、一瞬だけ迷いが生まれる。


するとレガクロスが声を掛けた。


[迷うな!! リョウ!! 例の武器を使うので悩んでいるんだろ!!]


そしてレガクロスは後方へ向かって叫んだ。


[シーラレイ!! セーラアス!! ローリエナ!! ミューレイミ!!]


[ナナたちを連れて、更に後方へ下がれ!! 巻き込まれるぞ!!]


[わかったわ。ナナたち、下がるわよ!! 巣城から別のクイーンミラーアリジロが現れたみたいよ!!]


[[!!]]


ナナたちは戦慄した。


シーラレイの指示に従い、更に後方へ退避していく。


シーラレイたちはレガクロスの言葉の意味を理解していた。


トレンとリョウが、例の武器を使うのだと。


ナナたちは振り返り、新たなクイーンミラーアリジロの姿を見た瞬間、自分たちでは勝てない相手だと悟った。


[見えなくなったな。リョウ、派手にやろうぜ!! 援護するからな!! ガッサ、オーガロ、いくぞ!!]


[[おう!!]]


[【炎國乃黎闘翠】のみなさん、ありがとうございます。]


リョウは装備をチェンジし、大きく叫んだ。


そして槍を高く掲げる。


[我に応えよ!!]


[魔人轟緑麗炎雷ヴァイザランサー!!]


リョウの身体は半魔人状態へと変化した。


[クライザーヴァイザ、力を貸してくれ。そして一緒に闘おう。]


(ああ、一緒に闘うぞ、リョウ。ヤツは状態異常攻撃を放ち、攻撃力も高い。だが、今のお前なら大丈夫だ。)


[ありがと。クライザーヴァイザ……いくぞ!! ダーククイーンミラーアリジロ!!]


こうしてリョウは、ダーククイーンミラーアリジロへ挑み始めるのであった。

リョウ・【炎國乃黎闘翠】VSダーククイーンミラーアリジロ編・後編

をお送り致します。


次回もお楽しみに。


これまで読んて頂いてる皆様、評価して頂いてる皆様、本当にありがとうございます。(`・ω・´)ゞ


これも、ひとえに読んで頂いてる皆様のお陰です。本当にありがとうございます。


最後に、お願い致します。ブックマーク登録して頂けたら幸いです。

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