EPISODE.200話〘刻まれた絆――壁を乗り越えた証〙
光魔竜翼冷翠黎轟ジンライベルエアーバーン
討伐成功、その後の3話分に分けてストーリーを少し書いてみました。
光魔竜翼冷翠黎轟ジンライベルエアーバーンとの激闘に勝利したトレンたちは、ギルド四天王たちへ進化した武器を見せていた。
[なんつう禍々しい武器なんだよ……。]
[俺たちは後方から支援魔法で援護していたけど、戦っていたトレンとリョウはいつも通りだった。]
[俺たちを護りながら戦っていたからな。]
[それに、トレンとリョウの姿が変わった時は本当に驚いたわ。]
[確かにな。]
[でも、よく勝てたよな。]
[俺たちギルド四天王だけだったら、本当に勝てたか分からねぇ。]
ギルド四天王たちは、それぞれの想いを口にしていく。
するとトレンとリョウは、各自が戦ったボス級魔物との戦いについて聞こうとした。
[ところで、みなさん。]
[それぞれ別れて戦った時の話を聞かせてもらえませんか?]
[ああ、もちろんだ。]
[俺たちも他の連中の戦いを聞いてみたかったからな。]
最初にイザギーラが口を開く。
[まずは俺たちから話すぜ。]
[トレンたちと別れてから、俺たちは雷炎竜ライファバーンとの戦いに挑んだ。]
[だが、俺たちは過信しすぎていたんだ。]
[しかも単独行動が多すぎた。]
[そうだな。]
[俺たちは無意識に“リベンジ”や“復讐”ばかりを意識していた。]
[覚醒したヤツに思い知らされたよ。]
[予想以上に強い相手だった。]
[そんな時、ゼッキが禁忌奥義を使ったの。]
[トレンと同じやり方でね。]
[ああ。]
[魔力と血を代償にして、ヤツの攻撃を防いでくれたんだ。]
[ゼッキが時間を稼いでくれたお陰で、俺たちは連携してヤツを倒す事が出来た。]
[その結果、俺は【聖闘神】へ覚醒したんだけどな。]
[私たちは単独で戦いすぎていた。]
[でも、ゼッキのお陰で“仲間と連携する事”を理解できたのよ。]
【月乃轟璃雷】のメンバーたちは、静かにそう語った。
次に【光冥乃氷輪】のメンバー達が話し始める。
[次は俺たちだな。]
[俺たちも炎帝ガーゴルドラゴンとの戦いに挑んだ。]
[だが、戦い続けているうちに、前の戦いと同じやり方をしてしまったんだ。]
[まぁ、ウルティ以外は無意識に単独行動で過信していたんだけどな。]
[ヤツの狙いは分散による殲滅だった。]
[それを意識しながら、俺が囮になって連携攻撃でヤツを追い込んでいったんだ。]
[だが、覚醒したヤツの漆黒オーラは凄まじい威圧だったわ。]
[それで、インザクを護るために俺たちが囮になって、最後はインザクがヤツを殲滅したんだ。]
[あの戦いは、連携攻撃が上手くいったから勝てた。]
[みんなのお陰だ。]
【光冥乃氷輪】のメンバー達もまた、そう語っていくのであった。
トレンとリョウはギルド四天王達の戦いを聞き、それぞれが自分達の課題へ気付いていた事に、嬉しそうな表情を浮かべながら耳を傾けていくのであった。
次回もお楽しみに。
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