EPISODE.19話〘従魔の卵とテイマーギルド〙
読み直したら、読みづらかったので修正してます。
俺たちは、虹翼ルガーギスのドロップ品を確認していた。
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【虹翼ルガーギスの羽根】×10
【虹翼ルガーギスの魔石】×1
【虹翼ルガーギスの嘴】×1
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[しかし……凄い素材だな、これ]
俺は思わず感心する。
[防具素材としてかなり使えそうだ]
[そうっすね。素材はトレンさんに譲渡するっす]
[いいのか?]
[自分はトレンさんの作る装備とかアイテムで充分っすから]
[わかった。じゃあありがたく貰うよ]
その時だった。
[ワォン!]
突然、ナイトディランが鳴き声を上げる。
そして何かを見つけたように、奥へ向かって走り出した。
[どうした? ナイトディラン]
俺たちは後を追う。
すると、岩陰の奥に――。
一つの大きな卵が置かれていた。
[……卵?]
[っすね。これって……]
[ちょっと【鑑定】してみる]
俺はスキル【鑑定】を発動する。
そして表示された結果を見た瞬間――。
思わず言葉を失った。
[……これ、従魔の卵だ]
[え?]
[しかも――虹翼ルガーギスの卵]
数秒の沈黙。
そして次の瞬間。
[えええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?]
リョウの絶叫が山岳へ響き渡った。
……うん。
その反応は分かる。
俺も心の中では同じくらい叫んでいた。
しかも驚きは、それだけでは終わらなかった。
ナイトディランがさらに奥へ進んでいく。
どうやらここは、虹翼ルガーギスの巣だったらしい。
そして――。
もう一つ、別の卵が存在していた。
[……マジかよ]
俺は急いで二つ目の卵へ【鑑定】を使用する。
すると、さらに衝撃の結果が表示された。
[……これも従魔の卵だ]
[今度は何なんすか……?]
[【煉炎翼フリードベーシュの卵】……らしい]
[……………………は?]
数秒後。
[ええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!]
リョウの第二絶叫が響いた。
俺たちは二つの卵を見比べる。
そして表示されている情報を確認した。
どちらも【従魔契約可能】となっていた。
[リョウ、先に選んでいいぞ]
[え?]
[今の【テイム】と【使役】のスキルレベルじゃ、契約出来るのは二体までだ。だから卵は一つしか持てない]
[……なるほどっす]
リョウは少し悩み――。
[自分は、虹翼ルガーギスの卵にするっす]
[了解。じゃあ俺は、煉炎翼フリードベーシュの卵を貰うよ]
俺たちは、それぞれ卵を受け取った。
――その瞬間。
突然、俺たちだけへアナウンスが流れる。
【おめでとうございます】
【初めて従魔の卵を発見しました】
【報酬を贈呈します】
【詳細は通知をご確認ください】
[[…………え?]]
そして次の瞬間。
[[ええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?]]
俺たちは思わず同時に叫んだ。
何回驚かされるんだ、このゲーム……。
俺たちは苦笑しながら報酬を確認する。
【報酬】
・10000G
・孵化器
さらに通知を開く。
【従魔の卵、初獲得おめでとうございます】
【従魔の卵は五日以内にテイマーギルドへ登録してください】
【登録後、孵化器をホームへ設置することで孵化準備が完了します】
【卵によって登録期限が異なる場合があります】
なるほど。
つまり、従魔の卵自体は他にも存在するということか。
しかも、俺たちが初発見。
[……俺たち、スローライフする予定だったよな?]
[そうっすね……何で毎回、大事件になるんすかね……]
俺たちは苦笑しながら、グラディア山岳を下山した。
そして街へ戻ると、そのままテイマーギルドへ向かう。
受付嬢へ事情を説明すると――。
何故か慌てた様子で奥へ走っていった。
[……嫌な予感がする]
[自分もっす]
数分後。
戻ってきた受付嬢は、俺たちを奥へ案内した。
そして辿り着いた先は――。
[ギルド長室……]
[またっすか!?]
俺たちは思わず声を揃えた。
商業ギルド長ルージュに続き、またしてもギルドトップとの面会らしい。
受付嬢が扉をノックする。
[ギルド長、お連れしました]
[入ってくれ]
俺たちは部屋へ入った。
すると、一人の女性が笑みを浮かべる。
[初めまして。テイマーギルド長のメイーファだ。よろしく頼むよ]
[トレンです]
[リョウっす]
[こちらは従魔のエアネスとナイトディランです]
二体も軽く頭を下げた。
するとメイーファさんは、少し驚いたように目を細める。
[……随分と懐かれているね]
[え?]
[そこまで信頼関係が深い従魔は珍しい。順調に育てれば進化する可能性も高いだろう]
進化――?
何か気になることを言われた気がしたが、今は登録が先だった。
俺たちは従魔の卵を提出し、登録手続きを進める。
数分後――。
[これで登録完了だよ]
メイーファさんは笑顔で説明する。
[後は孵化器へ設置して、ホームへ置けば大丈夫。孵化を待つだけだ]
そして、続けて俺たちへ忠告した。
[あと、テイマーギルドランクは上げておくといい]
[それはどういう意味ですか?]
[君たち二人……今後も従魔が増える気がするんだよ]
[…………]
妙に説得力があった。
商業ギルド長ルージュの時もそうだったが、この世界のギルド長たちは何か見抜いている気がする。
俺は素直に頷いた。
[わかりました。アドバイスありがとうございます]
手続きを終えた俺たちはホームへ戻り、孵化器を設置した。
[よし。これで準備完了だな]
[後は孵化を待つだけっすね]
レベルも上がっていたため、俺たちは最後にステータスを確認する。
そして、その日はログアウトすることにしたのだった。
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【トレン】Lv20
HP100 MP135
腕力30 体力35
俊敏40 器用64
知力65 精神43
ボーナスポイント31P
(Lv1アップ時に+3P)
スキル:
【採取】Lv4【採掘】Lv3
【捜査】Lv5【錬金】Lv3
【調合】Lv3【植物図鑑】Lv3
【鑑定】Lv5【テイム】Lv3
【使役】Lv3
NEW!【風属性・上級】Lv1
NEW!【風の精霊加護】
NEW!協力魔法【メテオエアーウィンド】
従魔の卵:【煉炎翼フリードベーシュの卵】
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従魔【エアネス】
基礎Lv19 契約者:トレン
HP74 MP118
腕力35 体力29
俊敏42 器用46
知力50 精神50
スキル:
NEW!【風魔術・上級】【採集】
【浮遊】【支援魔法】
【生産術EX】【合成EX】
【豪運】
NEW!協力魔法【メテオエアーウィンド】
…………………………………………………………
【リョウ】Lv20
HP135 MP80
腕力55 体力55
俊敏50 器用55
知力40 精神55
ボーナスポイント42P
スキル:
【剣術】Lv4【体術】Lv5
【槍術】Lv1【闘魂】Lv5
【闇属性】Lv1【テイム】Lv3
【使役】Lv3
従魔の卵:【虹翼ルガーギスの卵】
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従魔【ナイトディラン】
基礎Lv19 契約者:リョウ
HP81 MP118
腕力40 体力38
俊敏65 器用45
知力41 精神38
スキル:
【威嚇】【雷撃】
【爪圧】【炎煉撃】
【察知】




