EPISODE.181話〘試される課題――炎帝との再戦〙
【光冥乃氷輪】VS炎帝ガーゴルドラゴン編・前編
をお送り致します。
最後にお知らせがあります。
最後まで読んで頂けたら幸いです。
それぞれ別れて移動する【光冥乃氷輪】のメンバー達は、炎帝ガーゴルドラゴンのいる場所へ向かっていた。
[しかし、トレンが何故「私情を持ち込むな」と言ったのか、まだ分からないな。]
インザクがそう呟くと、ウルティが静かに口を開いた。
[私は分かる気がするわ。]
[ウルティ、どういう事だ? トレンの言った意味が分かるのか?]
ウルティの予想外の一言に、メンバー達は耳を傾けた。
[私たち、どちらかと言えば単独行動が多いのよ。それに、ガーゴルドラゴンに負けた事で、復讐心を抱えたまま挑もうとしている気がするの。]
[[[[!!!?]]]]
ウルティの言葉に、全員がハッとした。
[トレンが言った「私情を持ち込むと死ぬ」って言葉は、「連携しなければ勝てない」って意味だったんじゃないかと思うのよ。]
[……そうか。今の状態なら確実に死ぬな。]
[だからトレン達は、その事を分かっていて遠回しに言ったのか。]
[だからトレンは仲間を守りながら戦っていたんだな。今なら分かる気がするよ。]
【光冥乃氷輪】のメンバー達は、改めてトレン達への感謝を胸に抱いた。
[さて、話はここまでだ。]
[ああ、ヤツもこちらに気付いている。]
[だな。いつでも行ける。]
[不思議な感じだな。でも、今はヤツを倒す事だけに集中する。]
[来るわよ。【ガードプロテクバリア】【パワーリフレクアタック】【シールドフェーズガード】]
ウルティはメンバー全員へバフを付与した。
[ガァァァァァァァァ!!]
炎帝ガーゴルドラゴンが姿を現した。
[行くぞ! 炎帝ガーゴルドラゴンとの戦闘開始だ!]
[[[[了解!!]]]]
【聖闘賢神】インザク
【聖槍神】ソーム
【聖剣神】ヒエイ
【聖武神】バラム
【聖大聖女】ウルティ
それぞれの想いを胸に、炎帝ガーゴルドラゴンとの再戦に挑むのであった。
[ガァァァァァ!!]
炎帝ガーゴルドラゴンは姿を現すと同時に、火炎弾を光速連射で放ってきた。
[バラム! 行くぞ!]
[ああ! 連携して防ぐぞ、インザク!]
[[ハァァァァァ!!【ウォールウェーブダストガン】【烈波流星雹撃破】]]
インザクの【ウォールウェーブダストガン】によって巨大な水壁が出現する。
その水壁へ拳を連続で叩き込んだ瞬間、水圧弾が放たれ、弾丸のような速度で火炎弾を相殺していった。
同時にバラムの【烈波流星雹撃破】が発動する。
巨大な氷塊が生成され、連撃によって砕かれた氷塊がミサイルのような速度でガーゴルドラゴンへ襲い掛かった。
[ガァァァァァァァァァ!!]
ドゴォォン!!
氷塊の破片が翼を貫き、大木樹へ激突した。
[翼は破壊した! ここからが本当の戦いだ! 来るぞ!]
倒れながらも、ガーゴルドラゴンの攻撃は止まらない。
上空には巨大な火炎大玉が浮かんでいた。
さらにガーゴルドラゴンは嘴から炎光線を放ち、火炎大玉へ直撃させる。
次の瞬間――。
火炎大玉は破裂し、無数の流星火炎となって【光冥乃氷輪】へ降り注いだ。
防御は間に合った。
だが、その威力は桁違いだった。
押し込まれた衝撃でメンバー達は吹き飛ばされる。
[ぐわぁぁぁぁ!!]
[キャァァァァァァァ!!]
凄まじい爆風によって、【光冥乃氷輪】のメンバー達はそれぞれ別方向へ弾き飛ばされた。
しかし――。
誰一人として退く気はなかった。
この先に待つ壮絶な戦いを覚悟しながら、インザク達は炎帝ガーゴルドラゴンへ再び挑むのであった。
今回は三部編になっております。ご了承下さい。
リアル仕事関係で夕方頃投稿する日々が続いていますのでご了承下さい。
次回、
【光冥乃氷輪】VS炎帝ガーゴルドラゴン編・中編をお送り致します。
お楽しみに。
これまで読んて頂いてる皆様、評価して頂いてる皆様、本当にありがとうございます。(`・ω・´)ゞ
これも、ひとえに読んで頂いてる皆様のお陰です。本当にありがとうございます。
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