EPISODE.16話〘白狼が放つ怒りの雷炎〙
本日2本目です。
よろしくお願いします(`・ω・´)ゞ
地下の巣から現れた大量のカマキアリ約40体を、ナイトディランの【威嚇】と【爪圧】で殲滅した。
残る敵は――親玉である【クイーンカマキアリ】のみ。
俺は皆を鼓舞し、討伐へ挑む。
「行くぞ! 先手必勝だ! 【闘魂】!!」
「エアネス! リョウへ風の纏を!」
「はい! ――【わが身を守り強固な纏い!! ストームエアー!!】」
「俺も行くぞ! 【ウィンド】!!」
リョウの全身へ風が纏う。
そのままリョウは、一直線にクイーンカマキアリへ突撃した。
俺はクイーンカマキアリをリョウ側へ誘導するように、連続で【ウィンド】を放つ。
だが――。
クイーンカマキアリへ命中しているにも関わらず、あまり効いていない。
さすがはボス個体か。
しかし、その隙を突いてリョウが懐へ飛び込んだ。
「喰らえ!! クイーンカマキアリ!! 滅せよ!! 【衝撃波】!!!」
「決まったか!?」と思った、その瞬間――。
リョウの身体が吹き飛ばされた。
大木へ激突し、そのまま地面へ転がる。
「リョウ!! 大丈夫か!?」
「がはっ……! だ、大丈夫っす……!」
リョウは苦しそうに立ち上がる。
「ヤツ……自分の攻撃に合わせて横へズレたっす。その反動で体当たりしてきたんすよ……。衝撃波と激突して、自分が吹き飛ばされたっす……」
「ストームエアーが無かったら危なかったな……」
「でも、ヤツも無傷じゃないはずっす」
だが、リョウの予想とは裏腹に、クイーンカマキアリはすぐに戦闘態勢へ戻っていた。
予想以上に耐久力が高い。
クイーンカマキアリは、そのまま地中へ潜っていく。
「気をつけろ!! 地中に潜ったぞ!!」
俺たちは周囲を警戒する。
その瞬間――。
リョウの背後の地面が盛り上がった。
「っ!?しまった!!」
地面を突き破り、クイーンカマキアリが飛び出す。
リョウは咄嗟に反応するが、わずかに体勢を崩した。
「リョウ!! クソッ、間に合わない!!」
俺とエアネスは距離が離れている。
魔法を放とうとした、その瞬間だった。
「グルルルル……ワォォォォォォォン!!!」
ナイトディランが咆哮を放つ。
次の瞬間――。
バチィィィィン!!!
空から落雷が降り注ぎ、クイーンカマキアリへ直撃した。
「!!!!ギシャァァァァァァァァ!!!!」
雷撃を受けたクイーンカマキアリが悲鳴を上げる。
だが、それで終わりではなかった。
ナイトディランはさらに雄叫びを放つ。
「ワォォォォォォォォン!!!」
今度は紅蓮の炎がクイーンカマキアリを包み込んだ。
炎は全身へ燃え広がり、クイーンカマキアリは苦しそうにもがく。
「助かったっす……!」
「礼はナイトディランに言え。まだ終わってないぞ」
俺はすぐに指示を飛ばす。
「エアネス! 全員へ再度ストームエアー!」
「はい!」
「俺の【ウィンド】連打で動きを止める! その隙にリョウが決めろ!!」
「了解っす!!」
エアネスが再び風の纏を展開する。
その直後、俺は【ウィンド】を連続発動した。
暴風が次々とクイーンカマキアリへ叩き込まれる。
既にナイトディランの雷撃と炎煉撃で大ダメージを受けていたクイーンカマキアリは、身動きが取れなくなっていた。
その隙を逃さず、リョウが駆ける。
「今度こそ終わりだ!!いくぞ!【闘魂】!!」
リョウはクイーンカマキアリの懐へ潜り込む。
「喰らえぇぇぇぇ!! 【衝撃波】!!!」
轟音と共に放たれた一撃。
クイーンカマキアリは断末魔を上げながら吹き飛び、そのまま地面へ倒れ込んだ。
やがて身体は粒子となり、消滅していく。
「よっしゃあ!! 勝った!!」
「勝ったっす!! かなりレベル上がったっすよ!」
「ああ……でも今回は本当にギリギリだったな」
俺は息を吐きながら、エアネスとナイトディランの頭を撫でる。
「二人とも助かった。ありがとうな」
エアネスもナイトディランも、嬉しそうに反応した。
「ナイトディラン、さっき助かったっす。ありがとう」
「ワォン!」
「“主を守るのは当然です”と言ってます」
「おお……カッコいいな、お前」
俺たちはその場でステータスを確認した。
――――――――――――――――――――――
【トレン】Lv15
HP85 MP120
腕力25 体力30
俊敏35 器用54
知力55 精神38
ボーナスポイント21P
スキル:
【採取】Lv3【採掘】Lv2
【捜査】Lv4【錬金】Lv2
【調合】Lv2【植物図鑑】Lv3
【鑑定】Lv4【テイム】Lv2
【使役】Lv2【風属性】Lv3
【鍛冶】Lv2
――――――――――――――――――――――
従魔【エアネス】
基礎Lv15 契約者:トレン
HP66 MP106
腕力25 体力22
俊敏36 器用38
知力42 精神38
スキル:
【風魔術】【採集】
【浮遊】【支援魔法】
【生産術EX】【合成EX】
【豪運】
――――――――――――――――――――――
【リョウ】Lv15
HP125 MP70
腕力45 体力45
俊敏40 器用45
知力35 精神45
ボーナスポイント27P
スキル:
【剣術】Lv2【体術】Lv4
【槍術】Lv1【闘魂】Lv4
【闇属性】Lv1【テイム】Lv2
【使役】Lv2
――――――――――――――――――――――
従魔【ナイトディラン】
基礎Lv15 契約者:リョウ
HP71 MP108
腕力32 体力30
俊敏54 器用35
知力33 精神30
スキル:
【威嚇】【雷撃】
【爪圧】【炎煉撃】
【察知】
――――――――――――――――――――――
「従魔もかなり強くなってるな」
「ナイトディラン、強すぎっす……」
今回の戦闘は想像以上に厳しかった。
そのため、採取クエストは明日へ回すことに決める。
俺たちは街へ戻り、そのままホームへ帰還した。
そして今後の方針を軽く話し合った後、一度ログアウトすることにした。
――だが、この時の俺たちはまだ知らなかった。
この後、予想外の出来事へ巻き込まれることになるとは。
ここまで読んで頂いてる皆様、本当に感謝をし
御礼を申し上げます。
ありがとうございます(`・ω・´)ゞ
今後も毎日は投稿は、出来ない可能性があると思いますm(_ _)m
その時は、事前にお知らせしますので、よろしくお願いします(`・ω・´)ゞ




