EPISODE.131話〘虹翼龍の初陣〙
セフィラとシドレアの初戦闘をお送り致します。
最後まで読んで頂けたら幸いです。
商業ギルド長との話を終えた俺たちは、セフィラとシドレアのレベル上げをするため、街の北東にある『森林樹』へと向かった。
ちなみに、ヴィーシュとヴェイルガーはホームで留守番中だ。
[それじゃあ行くぞ、リョウ] [了解っす]
[[【捜査】【鑑定】]]
俺たちは同時にスキルを発動した。
……いたな。
森林樹の奥にいるのは『グローバードジヴェ』が二体。
セフィラとシドレアの初戦には、丁度いい相手だ。
[リョウ、二手に分かれて殲滅するぞ]
[了解っす! 自分は右側をやるっす!]
[わかった。エアネスは【風神壁】を展開。ペルナギ、レイディアも支援を頼む]
[[……コクッ(頷く)]]
[ナイトディランは周囲の警戒を頼む。サクメ、ニーナシュンも支援に回ってくれ]
[[……コクッ(頷く)]]
準備は整った。
[行くぞ、セフィラ!] [ギシャアッ!!]
[行くっすよ、シドレア!] [ギシャアッ!!]
俺とリョウは左右へ分かれ、それぞれグローバードジヴェへ突撃した。
先に動いたのは、リョウとシドレアだった。
[シドレア、【重力刃】!] [ギシャアァァァァ!!]
シドレアの周囲に、ブーメラン状の闇刃が無数に浮かび上がる。
放たれた闇刃を、グローバードジヴェは必死に回避する。
だが、わずかに掠れた瞬間――敵の身体が重力に捕らえられ、地面へ叩きつけられた。
[今だ! 【炎龍砲】!]
[ギィィィギシャアァァァ!!]
シドレアの口から極大の炎が放たれる。
轟音と共に炎が直撃し、グローバードジヴェは悲鳴を上げる間もなく、灰となって消えた。
[……火力高すぎるっすよ。生まれたばかりでこれっすか]
リョウは呆然とした表情で呟いた。
一方、俺とセフィラも戦闘を開始していた。
[セフィラ、まずは【烈雷刃】だ!]
[ギシャアァァァ!!]
セフィラが上空の雷を吸収した瞬間、雷を纏った無数の刃が出現する。
グローバードジヴェは慌てて回避するが、雷刃は軌道を変えながら獲物を追尾し、逃げ道を塞ぐように包囲していく。
逃げ場を失った敵へ、雷刃が次々と突き刺さった。
[これで終わりだ! 【雷龍砲】!]
[ギシャアォォォォォ!!]
セフィラの口から収束された雷光が放たれる。
一直線に貫いた雷撃は、グローバードジヴェを瞬く間に灰へと変えた。
勝負は一瞬だった。
[凄まじいな……。火力が高すぎて完全にオーバーキルだぞ]
[ギシャア!]
頭を撫でると、セフィラは嬉しそうに鳴いた。
その後もしばらくレベル上げを続け、従魔たちとの連携を確認していく。
そして、セフィラとシドレアのレベルが15へ到達したところで、俺たちは一度ホームへ戻り、二体のステータスを確認することにした。
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名前:【セフィラ】
種族:【ドラゴン】
覚醒黎極白虹翼龍オードラレック
基礎Lv15 契約者:トレン
HP235 MP177
腕力166 体力135
俊敏186 器用159
知力138 精神127
スキル:
【飛行】【聖龍の審判】
【ドラゴンブレス】【烈雷刃】
【多重障壁】【ホーリーブレス】
【聖龍の息吹】【白龍烈破波動破】
【雷光障壁】【雷龍砲】【真龍覚醒】
固有加護:ドラゴンの加護 …………………………………………………………
名前:【シドレア】
種族:【ドラゴン】
黎極黒虹翼龍オードラレック
基礎Lv15 契約者:リョウ
HP235 MP177
腕力166 体力135
俊敏186 器用159
知力138 精神127
スキル:
【飛行】【ドラゴンブレス】
【爪圧】 【炎龍砲】
【暗黒砲】【ダークブレス】
【重力刃】【龍風刃】
【多重障壁】【黒龍烈破衝撃波】【真龍覚醒】
固有加護:ドラゴンの加護 …………………………………………………………
改めて見ても、破壊的なステータスだ。
まだ孵化していない卵まであるというのに、俺たちの従魔は優秀すぎる。
掲示板で『ユニークモンスターを連れている』と噂されるのも納得の強さだった。
[まあ、とりあえず今は仲間たちと一緒に楽しむとしようか]
その後、俺たちはホームで従魔たちとしばらく遊び、ログアウトして眠りについた。
だが翌日――。
トレンが何気なく作っていた“ある物”が、後に予想外の局面で大きな力を発揮することになる。
その時のトレンは―― それが後に、自分たちを救う切り札になるとは、まだ知る由もなかった――。
今現在、42話まで修正し終えております。
順次残りも修正を優先しながら、新EPISODEを書いていますので良かったら、読んで頂けたら幸いです。
改めてまして
これまで読んて頂いてる皆様、評価して頂いてる皆様、本当にありがとうございます。(`・ω・´)ゞ
これも、ひとえに読んで頂いてる皆様のお陰です。本当にありがとうございます。
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次回もお楽しみに




