EPISODE.130話〘指名依頼とまさかのギルド四天王護衛〙
翌日、東条はいつも通り会社で仕事をこなしていた。
あと3日で、ちょうど1ヶ月間のプロジェクト(※EPISODE.121話)が終了する。
「もう終わりか……」
そんな社員たちの声が、あちこちから聞こえてきた。
やはり、このやり方が一番効率的に成果が伸びるんだよな。
俺はそう思いながら、黙々と仕事を進めていた。
仕事を終えて会社を退社した俺は、帰宅して食事と入浴を済ませた後、ログインした。
5分後、リョウもログインしてくる。
[さて、まずはセフィラのレベル上げだな]
[そうっすね。シドレアと一緒にレベル上げっす]
ただ問題は、誰を留守番させるかだった。
俺とリョウが考えていると、
[クヴァ! クヴァ!]
[クワァ! クワァ!]
ヴィーシュとヴェイルガーが鳴き始めた。
するとエアネスが通訳するように言った。
[自分たちが留守番をすると言っています。何かあれば、すぐ呼び出してほしいと]
本当に、俺たちの従魔は優秀すぎる。
俺とリョウはヴィーシュとヴェイルガーの頭を撫でた。
二体とも嬉しそうに鳴いていた。
俺たちはギルド長から貰った『交代のリング』を装備し、商業ギルドへ向かった。
到着すると、受付嬢が俺たちをギルド長室へ案内した。
[ギルド長、トレンさんとリョウさんをお連れしました]
[入りなさい]
[[失礼します]]
[来たか、トレン・リョウ]
[突然、受付嬢から「ギルド長がお呼びです」と言われたので、何事かと思いました。それで、俺たちを呼んだ用件は?]
するとギルド長は受付嬢を下がらせ、秘書がギルド長室へ防音結界を張り巡らせた。
[これで外部には聞こえないわ。安心してちょうだい。本題に入るわね]
俺たちは頷き、ギルド長の話を聞く。
[実は、ある鉱石の採掘依頼を君たちにお願いしたいの]
俺とリョウは、その言葉に表情を引き締めた。
[……それは指名依頼ですか?]
[そうよ。私からの指名依頼を受けてほしいの。これを見てちょうだい]
ギルド長から渡された依頼書を、俺たちは確認した。
…………………………………………………………
指名依頼:採掘
内容:火煉雷極鉱石・火煉土極鉱石
場所:東南のデヴァランザ山岳
依頼主:商業ギルド長アルジェリナ
報酬:1000万G
期日:無し …………………………………………………………
また見たことのない鉱石か……。
俺は依頼内容を見ながら感心していた。
[わかりました。お受けします。出発日は?]
[4日後よ。大丈夫かしら? 無理なら別の日でも構わないわ]
4日後か……。
そろそろレイディアとニーナシュンも進化しそうだし、セフィラとシドレアのレベル上げもしておきたいな。
少し考えた後、俺はギルド長へ告げた。
[1週間後でもいいでしょうか?]
[問題無いわよ。それじゃあ1週間後にお願いするわね。ちなみに護衛は【翠烈陣氷帝】に依頼してあるから、安心してちょうだいね]
なんでやねん!
なんで俺たちの護衛がギルド四天王なんだよ!
おかしいって!
なんでそんなことをサラッと言うんだ、このギルド長は!
なんでそうなるんだよ〜!
俺は心の中で全力ツッコミを入れるのだった。
次回はセフィラとシドレア編をお送り致します。
明日は夕方に投稿になりますので御了承下さい。
次回もお楽しみに
これまで読んて頂いてる皆様、評価して頂いてる皆様、本当にありがとうございます。(`・ω・´)ゞ
これも、ひとえに読んで頂いてる皆様のお陰です。本当にありがとうございます。
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※修正を順次に直しております。自分自身で改めて読み直したら読みづらかったです。修正完了してるEPISODE.を、よかったら、読んで頂けたら幸いです。




