EPISODE.12話〘リョウの過去と始まり〙
リョウのサブストーリーです。
よろしくお願いします(`・ω・´)ゞ
僕の名はリョウ
リアルでは、西石京介
そして、トレンさん――本名は東条蓮吾。
僕は今、トレンさんと一緒にVRMMOをプレイしている。
きっかけは、会社での出来事だった。
ある日の休憩中。
東条先輩がスマホを操作している姿が目に入った。
背後を通りかかった時、ちらっと画面を覗くと
そこには、僕が普段プレイしているゲームが映っていた。
[えっ、東条先輩ってゲームするんすか!?]
[ああ、結構やるよ。]
思わず声を掛けてしまった。
仕事が終わった後、僕は東条先輩に声を掛けた。僕は東条先輩を飲みに誘った。
東条先輩は快く了承してくれて、僕がよく通う店へ向かった。
予約していた個室へ案内され、食事をしながら色々な話をした。
[東条先輩は最近の話題のゲームとかするんすか?][ああ、やるよ。休日は、Onlineゲームとかするよ。]
[マジっすか!!じゃ先輩今、話題のVRMMOゲームを知ってますか?]
[ああ、知ってる。今、世界中で話題になってるしなぁ。しかし、俺、VRMMOをやった事無いからなぁ。しかも、俺、VRMMO関係は、この歳で、初心者だよ。大丈夫か?]
[全然大丈夫っす。この話題ゲームは、初心者でも安心して楽しめるから大丈夫っす。]
[そうか。それなら安心だな。しかし……競争率高そうだよな。発売日に買えないかもしれん]
[そこは大丈夫っす! 完全抽選販売なんで!]
僕は先輩に、このVRMMOの販売方式を説明した。
抽選当選者にだけ運営会社から通知が届くこと。
必要書類を返送し、支払いを済ませれば商品が届くこと。
さらに、高額転売対策まで徹底されていることも話した。
[ちなみに転売したら、運営会社から高額訴訟されるらしいっす]
[徹底してるなぁ……]
[もし本人がプレイできなくても、家族がやる場合は運営会社立ち会いで名義変更するらしいっす。だから安心なんすよ]
[へぇ……そこまでやるのか]
[だから東条先輩も応募しませんか? 一緒に!]
[ああ、いいよ。まぁ当たらないと思うけど、応募だけはしてみる]
[マジっすか!? やった!]
僕は嬉しかった。
東条先輩と一緒にゲームができる。
それだけで、かなり楽しみだった。
その後も、仕事やゲームの話で盛り上がった。
ちなみに、このVRMMOは世界規模で抽選販売されていた。
欧州エリア。
東南アジアエリア。
北米エリア。
南米エリア。
そしてオセアニアエリア。
販売されない国も存在し、一部では猛反発も起きていたらしい。
だが、運営会社は方針を変えなかった。
『自社の理念に合わない国では販売しない』
そう断言していた。
その徹底ぶりに、僕は逆に感心したほどだ。流石は運営会社だ。
この話題作を、本気で守ろうとしているのが伝わってきた。(その後、東条先輩にそのことを更に詳しく説明した。)
[東条先輩、今日は楽しかったっす。また時間が合えたらまた誘っていいですか?]
[ああ、いいよ。全然気楽に誘ってくれて構わない、大丈夫だから。]
[わかりました。そうしますね。応募も一緒にしたし、当選して欲しいっすね。]
[ああ、そうだな。じゃあ俺はそろそろ帰るよ。今日は誘ってくれてありがとな、西石]
[はい! おやすみっす!]
僕たちは、駅で別れ、自宅に帰宅した。
そして、発売日当日、当落選者の通知結果が来る時間、僕は、ソワソワしていた。
(東条先輩と一緒にプレイしたい……!)
そう願っていた、その時。
通知が届いた。
僕は緊張しながら画面を開く。
[……当選!? やったァァァァ!!]
嬉しさのあまり叫んでしまった。
すぐに東条先輩へ電話を掛ける。
すると――。
東条先輩も当選していた。
その瞬間、僕は本気で嬉しかった。
念願だった。
東条先輩と一緒にプレイできる。
僕はすぐにゲーム情報を集め始めた。
先輩に色々教えたい。
一緒に楽しみたい。
そんなことばかり考えていた。
そして現在――。
僕は今、トレンさんと、従魔のエアネスちゃんと一緒にプレイしている。
[ん? どうしたリョウ。ぼーっとして]
[い、いえ! 何でもないっす!]
昔のことを思い出していただけだ。
[商業ギルド依頼も終わったし、次は冒険ギルド依頼を受けましょう、トレンさん!]
[? 変なやつだな。でも確かに、冒険ギルド依頼はまだ一回しかやってないな。行くか、リョウ、エアネス]
[了解っす!]
[はい! わかりました!]
僕はこれからも――。
トレンさんたちと一緒に、この世界を楽しんでいくのであった。
今回の話はリョウのサブストーリーをお送りしました。本編は次回からですのでご了承をお願いします。
m(_ _)m
読んて頂いてる皆様、本当にありがとうございます。本当に感謝し、次の投稿も、のんびりですが、よろしくお願いします(`・ω・´)ゞ




