↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VRMMOでスローライフするつもりがなぜかソロ最強プレイヤー?  作者: うさだデジ子
第1エリア〜西エリアの街・スヴァログの街編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

119/268

EPISODE.118話〘双龍、静かなる逆鱗覚醒〙

覚醒緑地樹怨デスダーグプッギ編最終決戦編前編

をお送り致します。

最後まで読んで頂けたら幸いです。

【翠烈陣氷帝】のメンバー達は、覚醒デスダーグプッギとの激しい戦闘を続けていた。


[私の最大奥義を叩き込んでも、まだ半分しか削れてないなんて……っ]

[ヤツは今まで喰ってきた冒険者たちの能力まで使ってやがる。厄介過ぎるぜ]


[全くだ。極魔法を使ってこないだけ、まだ救いがあるがな]

[……!? 何か来るわ! 集中して!!]


【翠烈陣氷帝】のメンバー達はさらに警戒を強めた。

その時――覚醒デスダーグプッギが咆哮を上げる。

[ボギヤァァァォォォァァァォォァァ!!]


[また姿が……変わった?]

[…!? う……嘘……でしょ……いやぁぁぁぁぁぁ!!]

ミューレイミは、その姿を見た瞬間、泣き崩れ絶叫した。


ギールオルドラ達は異変を察知し、すぐさま駆け寄る。

[おい! しっかりしろ、ミューレイミ!! ヤツの姿に心当たりがあるのか!?]


[あ……あ……あ……]

[ミューレイミ!! 落ち着け!!]

ミューレイミは理性を失いかけ、震え続けていた。


その時、ヴァイザーが静かに声を掛ける。

[ミューレイミ……。俺たちも知ってる奴なんだな? 答えにくいなら、頷くだけでいい]

[…コク……]


ミューレイミは震える手で地面に文字を書き始めた。

カリ……カリ……カリ……

そして書かれた名前を見た瞬間――全員が戦慄した。


[なっ……ネイザーラルファ……!?]

[嘘だろ……俺たちの師匠だと……!?]

[俺たちが一人前になった後、緊急討伐招集に呼ばれて……そのまま消息不明になった……]

[ヤツが……師匠を……!!]

ギールオルドラの怒りが爆発した。


[ウオォォォォォォォォ!!]


[落ち着け!! ギールオルドラ!!]

デルタスの制止も聞かず、ギールオルドラは飛び出した。


[テメェだけは絶対に許さねぇぇぇ!!]

ギールオルドラは怒涛の連撃を叩き込む。

だが――。

[なっ!?]


覚醒デスダーグプッギは、“ネイザーラルファ”の能力を使い、その攻撃を受け流した。


次の瞬間。

[グブァァァァッ!!]

[ギールオルドラ!!]


強烈なカウンターを受け、ギールオルドラは岩壁へ叩きつけられる。

[ぐわぁぁぁぁぁっ!!……ガハッ……]


さらに、覚醒デスダーグプッギは構えを取った。

それを見たミューレイミの顔から血の気が引く。


[あ……あぁ……ネイザーラルファ師匠の……最終型闘格奥義……【煉舞烈脚衝撃乱舞】……]

絶望が場を支配した。


ギールオルドラへ、とどめが放たれようとした――その瞬間。

[……雷撃!!]


轟雷が上空から降り注ぎ、覚醒デスダーグプッキへ直撃した。

[ボギヤァァァォォォァァァ!!]


[…ギリギリ間に合ったっすね。大丈夫っすか? ギールオルドラさん]

[…ああ……何とかな……]

リョウは静かに覚醒デスダーグプッキを見据えた。


[…人間に変化してる……あれは何なんすか?]

[今まで喰ってきた冒険者の能力と姿を取り込み、戦ってくる状態だ]

[…それで、みんなあんな顔を……。あの姿の冒険者は誰なんすか?]


ギールオルドラは拳を震わせながら答える。

[…俺たちを鍛えてくれた師匠だ。最強四天王――【闘神聖】ネイザーラルファ……]

沈黙の後、リョウは静かに頷いた。


[…分かりました。後は俺とトレンに任せてください。ナイトディラン、【雷光壁】]

[ワォォォン!!]

雷光がギールオルドラを包み込む。


そしてリョウはナイトディランへ跨った。

[…行くぞ、ナイトディラン。【狼神速】]

一方その頃。


トレンはミューレイミの元へ到着していた。

彼女の異常な顔色と、まともに喋れない状態を見て、ただ事ではないと察する。


ヴァイザーとデルタスから事情を聞き終えた瞬間――トレンの内側で怒りが爆発した。


[…ヴァイザーさん、デルタスさん。ミューレイミさんをお願いします。ヤツは俺とリョウで終わらせます]

[エアネス、【風神壁】だ]

[ハイ!【風神壁】]

防御壁が三人を包み込む。


そして。

[行くぞ、エアネス]

[ハイ]

[【ワープ】]

空間が裂け、トレン達はその中へ消えていった。


覚醒デスダーグプッギは周囲を警戒する。

その死角から――。

[テメェは絶対に許さねぇ!! 【居合抜刀剣】!!]


一閃。

[……ポトッ]

覚醒デスダーグプッキの腕が地面へ落ちた。


[ボギヤァァァォォォ!!]

回避したはずだった。

だが、“斬られていた”。

激昂した覚醒デスダーグプッキはリョウへ襲い掛かる。


しかし――ヤツはまだ気づいていなかった。

[どこ見てんだよ。俺が相手だ!!]

空間から現れたトレンが装備チェンジと同時に斬り込む。


[喰らえ!! 【暗黒神龍斬】!!]

もう片方の腕が宙を舞った。

覚醒デスダーグプッキは地面へ崩れ落ちる。


[何勝手に倒れてんだよ。雑魚が]

[俺たちが本気出してんのに、その程度かよ]

その瞬間――。


覚醒デスダーグプッギの全身が激しく発光した。

やがて、その姿は巨大な魔獣へと変貌していく。

[…なるほどな。まさかアイツまで喰ってたとは]

[本当っすよ。でも――所詮、俺たちの敵じゃないっす]


現れたのは、偽・轟怪猿【モンギレイド】。

[ボギヤァァァァァァァァァァァァ!!]

[さて、さっさと終わらせるぞ。リョウ]

[了解っす!!]


トレンとリョウは、変貌した偽・轟怪猿【モンギレイド】へ向かい、再び駆け出した。


覚醒デスダーグプッギとの戦いは、ついに最終局面へ突入するのであった。

次回、覚醒緑地樹怨デスダーグプッギ編最終決戦編後編をお送り致します。お楽しみに

これまで読んて頂いてる皆様、評価して頂いてる皆様、本当にありがとうございます。(`・ω・´)ゞ

これも、ひとえに読んで頂いてる皆様のお陰です。本当にありがとうございます。

最後に、お願い致します。ブックマーク登録して頂けたら幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。