表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VRMMOでスローライフするつもりがなぜかソロ最強プレイヤー?  作者: うさだデジ子
第1エリア〜西エリアの街・スヴァログの街編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

114/258

EPISODE.113話〘傷ついた風と怒りの反撃〙

トレンVSデスダーグプッギ分身編です。

本日2話分の2本目の投稿致します。

最後まで読んで頂けたら幸いです。

トレンとリョウは二手に分かれ、デスダーグプッギの分身たちとの戦闘を開始した。


[さて、いきなり飛ばしていくぞ! ヴィーシュ!【火の烈風火】!!]

[クヴァァァァァァァ!!]

ヴィーシュは全身に灼熱の炎を纏い、上空から凄まじい速度で回転しながら急降下した。


轟音と共に突撃したヴィーシュは、その勢いのままデスダーグプッギの分身たちを次々と貫いていく。

[[[ボギャァァァァァァァァァ!!]]]


分身たちは黒焦げになり、苦しみながら次々と消滅していった。

だが――まだ数が多い。


[ペルナギ! レイディア! 二人で合わせるぞ! ペルナギは【氷魔術・上級】、レイディアは【雷魔術】だ!]


[……コク(いくよ、レイディア)]

[……コク(合わせるね)]

[……【ダイヤモンドブリザード】!!]

[……【ライジングサンダー】!!]

[[……【サンダーブリザードストリーム】!!]]


氷と雷が融合し、巨大な暴風渦となって分身たちへ直撃した。

凄まじい破壊力で周囲一帯を飲み込み、デスダーグプッギの分身たちは次々と吹き飛ばされ、消滅していく。


[……凄いな。いつの間にそんな連携が出来るようになったんだ? 負けてられないな。エアネス、俺たちも一気に殲滅するぞ!]

[ハイ……!!]


エアネスが力強く返事をした――その直後だった。

死角から現れた分身の鋭い枝刃が、エアネスの身体を貫いた。


[エアネスッ!!]

トレンの表情が一変した。

[消え失せろ……雑魚がァァァァ!!]


怒りの一撃で分身を瞬時に叩き潰し、トレンは倒れ込むエアネスを抱きかかえた。

[エアネス!! しっかりしろ!! レイディア!【回復魔術・上級】だ!!]

(!?【ゴッドホーリーエクストヒール】!!)


神聖な光がエアネスを包み込み、傷は完全に塞がっていく。

だが――意識が戻らない。

[エアネス……! エアネス!!]

トレンは必死に呼びかけ続けた。

【鑑定】で確認すると、命に別状はない。

しかし、“意識不明”状態だった。


[……【水圧壁】【風圧壁】【水防壁】【風防壁】]

トレンは無詠唱で連続発動し、周囲へ防御壁を展開した。

そして即座に装備を切り替える。


[ヴィーシュ、ペルナギ、レイディア……エアネスを頼む。絶対に守ってくれ]

[[[……コク(頷く)]]]

トレンは従魔たちの頭を優しく撫でると、静かに立ち上がった。


[……【超龍神速】]


空気を裂く鋭い音が洞窟内に響いた。

[――すべて消え失せろ。【翼神龍炎斬】!!]


神速の斬撃が閃いた瞬間、視界にいた分身たちは一斉に両断され、消滅した。

だが、トレンは止まらない。

ある一点で足を止めると、鋭く地面を睨みつけた。


[そこか……進化なんかさせるかよ、雑魚が。【空斬刃】!!]

凄まじい斬撃が地面ごと抉り飛ばし、地下に隠れていた“本体の根”を空中へ露出させた。

[逃がすかよ……。【暗黒神龍斬】!!]


闇を纏った斬撃が根元を飲み込み、本体ごと完全に消滅させた。

その瞬間――右側の戦域にいた分身たちも一斉に崩れ落ち、消えていった。

静寂が訪れる。

トレンはすぐにエアネスの元へ駆け戻った。


[……エアネス。俺がいながら守れなくて済まなかった……。ヴィーシュたちにも怖い思いをさせた……]

トレンは震える声で続けた。


[……でも、エアネス。君がいないと、俺は旅を続けられないんだ。だから……目を覚ましてくれ……っ]

堪えきれず、トレンの涙がエアネスの頬へ零れ落ちる。

すると――。


エアネスの指先が微かに動き、そっとトレンの涙に触れた。

[……! エアネス!!]

[大丈夫ですよ、トレン……。私は、どんなことがあってもあなたと一緒です。だから……泣かないでください]


優しく微笑むエアネスを見て、トレンは安堵したように息を吐いた。

[……本当に良かった]

トレンは愛おしそうにエアネスを抱きかかえると、リョウが戦う左側の戦域へ向かって駆け出した。


こうして――。

右側戦域における、トレンたちとデスダーグプッギ分身との戦いは、完全決着を迎えたのであった。

次回、リョウVSデスダーグプッギ分身編を

お送り致します。お楽しみに

これまで読んて頂いてる皆様、評価して頂いてる皆様、本当にありがとうございます。(`・ω・´)ゞ

これも、ひとえに読んで頂いてる皆様のお陰です。本当にありがとうございます。

最後に、お願い致します。ブックマーク登録して頂けたら幸いです。

※誤字脱字と文書の修正の提言がご報告があり、修正を致しました。読んで頂いてる皆様のお陰です。

本当にありがとございます。 (`・ω・´)ゞ


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ