EPISODE.110話〘幻鉱石と予想外の最強護衛ギルド〙
夕方にようやくリアル仕事が終わったので
急いで投稿しました。誤字脱字などがあると思います。ご了承をお願い致します。
最後まで読んで頂けたら幸いです。
翌日は会社が休みなので、俺はいつも通り朝早く起きて、軽く運動をした。
帰宅後、シャワーを浴びて朝食を食べ、その後ログインした。
西石はまだログインしていなかった。
俺はマジックボックスから、ある素材を取り出した。
[コイツを武器にしたいけど、まだ素材が足りないな。あと数種類、集めないと……]
トレンは新たな武器製作に必要な素材を見つめていた。
レガクロスの言う通り、西エリアは自分自身を強くするには最適な場所だった。
それは戦闘だけではない。
素材集めという意味でも同じだった。
[今はまだ無理か……]
トレンは素材をマジックボックスへ戻した。
すると、リョウがログインして来た。
[トレン、早いっすね。]
[ああ。ちょっと製作の事を考えてたんだ。それじゃ、商業ギルドに採取・採掘依頼を受けに行くか。]
[了解っす。]
俺たちは商業ギルドへ向かった。
採取・採掘依頼を見ていると、リョウが一枚の依頼書をじっと見つめていた。
[どうしたリョウ? 気になる依頼でもあったか?]
[実はこの採掘依頼、ちょっと気になって……]
リョウはトレンに依頼書を見せた。
…………………………………………………………
採掘依頼クエスト:【風烈緑麗鉱石】
報酬:1000万G
期間:無し
…………………………………………………………
[かなり高額依頼だな……何故だ?]
[…幻の鉱石だからだよ。今まで誰も発見出来ていないのさ。]
[!? アルジェリナギルド長!!]
[トレン君、リョウ君。少しギルド長室へ来てくれるかな。]
[[分かりました。]]
俺たちはギルド長室へ向かった。
[さて、トレン君、リョウ君。その依頼を受けるつもりかい?]
[…受けるつもりですが、どうしてアルジェリナギルド長が関わっているんですか?]
アルジェリナギルド長は、ある鉱石を取り出し、俺たちに見せた。
[…綺麗な鉱石だな。小さいけど。]
[これが【風烈緑麗鉱石】だ。武器製作に必要な素材でね。古くから付き合いのある人物から依頼されているんだよ。]
アルジェリナギルド長は静かに続けた。
[場所は、西エリア西南部の【アルデラズ洞窟】。そこにしか存在しない貴重な鉱石なんだ。だが、採掘場所が全く見つからない。だから“幻の鉱石”と呼ばれているのさ。]
説明を聞いたトレンとリョウは顔を見合わせた。
[アルジェリナギルド長。俺たち、その採掘依頼を受けます。]
[本当かい!? 助かるよ。なら、こちらで護衛を手配しよう。道中はかなり危険だからね。強い敵や集団モンスターも多い。君たちは採掘を優先してくれればいい。頼んだよ。]
アルジェリナギルド長は秘書へ依頼書の受理を指示した。
俺たちは二日後に出発すると伝え、ギルドを後にした。
ホームへ戻った後、一旦ログアウトした。
[ふぅ〜……さて、昼食と夕食の買い出しに行くか。色々済ませてから、またログインしよう。]
東条は買い出しへ向かい、自宅へ戻って昼食を済ませた後、再びログインした。
西石は既にログインしていた。
[早かったな、リョウ。]
[大丈夫っす。自分も五分前にログインしたばかりっすから。]
[そうか。それじゃ準備して、採掘依頼に向かうぞ。]
[了解っす。]
俺たちは採掘用の準備を整え、二日後を迎えた。
そして商業ギルドへ向かった。
すると、ギルド入り口でアルジェリナギルド長が待っていた。
[すみません。待たせてしまいました。]
[いや、大丈夫だよ。問題無いさ。]
アルジェリナギルド長は後ろに立つ集団を見ながら言った。
[紹介するね。こちらが、君たちの護衛を担当する最強ギルド団【翠烈陣氷帝】のメンバー達だ。]
[初めまして。【翠烈陣氷帝】リーダーのギールオルドラだ。君たちの護衛を担当する事になった。よろしく頼む。]
[[よろしくお願いします。]]
……ちょっと待てェェェェェェェェェ!!
なんでやねん!!
もしかして、またなのかァァァァァ!!
俺たちは普通にプレイしてるだけなんじゃ〜〜〜〜〜〜い!!
なんでこうなるんだよォォォォォォ!!
運・営・さ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!
トレンは心の中で、全力のツッコミを叫んでいた。
だが――
この後、自分たちが予想外の事態へ巻き込まれる事を、まだ知らないのであった。
次回もお楽しみに
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これも、ひとえに読んで頂いてる皆様のお陰です。本当にありがとうございます。
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