表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/106

ご褒美飯は明日への活力です。

「人はなぜ自分へのご褒美がやめられないのか。」新書であったら読んでみたい。

何はともあれ、無事罪人を突き返してくることができた。

一応は犬人族の安全は約束させた。

でも小さい町の騎士を潰したところで、元凶の騎士が腐ってるってことは、大都に行って根本解決を目指さなきゃ本当の意味での安全はなさそうだな。

はぁ、面倒臭い。

精神的にも疲れたし、今日はもう「おうちYEAH」安心安全な場所でゆっくりしたい。



「よし、肉食うぞ肉!今日は豪勢に【牛肉の赤ワイン煮】だ!」

「ハンバーグ。」

「うん、ハンバーグも作ろう。」

「唐揚げ食いたいぞ!」

「よし、唐揚げも!リアは何か食べたい?」

「あの、甘いものとか…?」

「確かに甘いものって今まで作ってなかったな。よし、デザートも作ろう!」


【牛肉の赤ワイン煮】


材料

・牛肉

・塩

・胡椒

・小麦粉

・にんにく

・トマト

・赤ワイン

・ローリエ

・生クリーム


作り方は実は結構簡単。

牛肉を食べやすい大きさに切って、塩胡椒、小麦粉をつけてフライパンで焦げ目がつくまで焼く。

鍋に油を少し入れ、薄切りにしたにんにくを炒める。

トマトを潰し入れ、牛肉、水、赤ワイン、ローリエの葉を入れとにかく煮込む。

後は食べる直前に生クリームをかけるだけ。

以上。


煮込んでる間に、ハンバーグ、唐揚げもサクサク作っていく。

そして、リア御所望の甘味。

出会った当初はリクエストなんてしくれなかったから、おじさん甘味系レパートリー少ないけど頑張って作っちゃうぞ。


【ミルク餅】


材料

・牛乳

・砂糖

・片栗粉

・はちみつ


鍋に牛乳、砂糖、片栗粉を入れて弱火で混ぜながら火にかける。ひたすら混ぜ続けると、急に固まってくるので程よい硬さになったら氷水につけながら食べやすい大きさにちぎっていきます。

はい、完成。

俺はあまり甘いのが好きではないのでそのままの甘さで十分だが、みんなには蜂蜜がけ。

本当はきなことかメープルシロップ、ココアとかをかけるのがおすすめ。でも無いので折角だから【カスタード餅】にも挑戦しよう。


【カスタード】


材料

・卵黄

・牛乳

・砂糖

・小麦粉


卵黄に砂糖を加えてよく混ぜる。白っぽくなったら小麦粉をさっと混ぜ、沸騰直前まで温めた牛乳を少しづつ加えながら伸ばしていく。しっかり混ざったら火にかけてとろみがつくまでひたすら混ぜる。もったりとしてきたら、冷やして完成。


先ほど作った【ミルク餅】、今度は冷水に入れずに小さいカップに少し入れ、【カスタード】、かぶせるように【ミルク餅】の順に入れる。【カスタード】を【ミルク餅】でしっかり包むように形成し、冷蔵庫で冷やせば【カスタード餅】の完成だ。一気に洋菓子感。


「さぁみんなご飯だ!」


待ちに待ったご飯タイム。

お腹ぺこぺこだったからみんな思い思いにがっつく。

うん、牛肉トロトロでうんまい!


「うまうまうまうま」


こだまがハンバーグと牛肉のワイン煮を交互に食べれば、


「あちっあちっ」


エティが特大唐揚げにかぶりつく。


「ほわぁぁあぁ」


リアは【ミルク餅】を気に入ったようで、早々にデザートタイム突入だ。


「これもうまい!」

「甘味は正義ね。もっと欲しいわ。」


いつの間にかウィリデとガルゥボーイも参加していた。

贅沢ご飯は外せないそうだ。

あと、甘味も。

さいですか。


気分吹き飛ぶおいしいご飯でした。

ってか精霊達「おうちYEAH」の中にも現れられるんですね。


「それはそうと、醤油、味噌が完成したわよ!」

「すげー旨いんだろ?早く戻るぞ!!」


なんですと?結構経ったとはいえまだパタタを出発して2ヶ月あまりですよ?醤油、味噌は年単位で作るものです。訳がわからないまま精霊様が何か唱えると目の前の景色が一瞬でパタタでした。


「ケルプに寄って人族の報告しとかなきゃなんですけど…。」

「チッ面倒な奴め。」


目の前の景色が一瞬でケルプに。

追い立てられるように村の人たちに事の顛末を説明。許すか許さないかは村に任せると。【ケイジャンスパイス】の作り方も教えておいたけど、スパイスの入手大変そうだからどうなるかは神のみぞ知るだな。

余談だが精霊達が体に流用したクォーツ種は獣人族からは幻の種族と言われている。

亀鯨から生きて出てくることが稀なので仕方がないことなのだが、その希少性から幸運のシンボルと崇められている。そんなクォーツ鳥とクォーツトラが俺たちを連れて現れれば犬人族はパニックだ。

結果後にやってくる人族の謝罪を真摯に受けとめ、共存の一歩を踏み出すことになるのだが、それはまた別のお話。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ