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痴漢冤罪で人生を壊された男は、異世界で《証明者》となり、嘘で人々を支配する聖女を断罪する  作者: 月瀬 リュカ


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第15話 守るべき証言  

 トビーは路地の壁にもたれたまま、荒い息をしていた。


 頬は腫れ、口元には乾いた血が残っている。外套の下に隠れているが、腹のあたりを押さえる仕草もあった。


 このまま放っておけば、証言どころではない。


 人間は、壊れる。


 体も、心も。


 俺はそれを知っている。


「クララ」


「はい」


「マーヤさんを呼んできてくれ。できれば、ギルドにも知らせたい」


 クララは一瞬だけトビーを見た。


 心配そうな目だったが、すぐに頷く。


「分かりました。すぐ戻ります」


「一人で大丈夫か?」


「大丈夫です。大通りを通れば人目もありますし、マーヤさんの店までは近いです」


 迷った。


 今はトビーを動かせない。


 だが、クララを一人で行かせるのも危険がないとは言えない。


「分かった。無理だと思ったら、すぐ人の多い道へ出てくれ」


「はい」


 クララは小さな鞄を抱え直し、路地の向こうへ走っていった。


 残されたトビーは、警戒した目で俺を見る。


「ギルドに知らせるって……俺を突き出すのか」


「違う」


「じゃあ、なんで」


「神殿に先に見つかるより、ギルドに保護してもらった方が安全だからだ」


「保護……?」


 トビーはその言葉が信じられないように、かすかに笑った。


「俺は盗人ってことになってるんだぞ」


「まだ、そう決まったわけじゃない」


「神殿が言ったんだ」


「神殿が言っただけだ」


 俺がそう返すと、トビーは黙った。


 母親が心配そうにトビーの肩を支えている。


 トビーはその手を見て、苦しそうに顔を伏せた。


「母さんを巻き込むつもりはなかったんだ」


「分かっています」


 母親は震える声で言った。


「でも、あなたが怪我をして帰ってきた時、何も聞けなかった。怖くて……。神殿の人がまた来たらと思うと……」


「俺が悪いんだ」


「違います」


 母親の声は弱いが、はっきりしていた。


「あなたは、悪くありません」


 トビーは何も返せなかった。


 俺は周囲を見回した。


 西側の裏通りは人通りが少ない。だが、完全に人目がないわけではない。トビーの姿を見られれば、すぐに噂になる可能性がある。


 盗人が戻った。


 神殿が探している青年がいた。


 そうなれば、トビーだけではなく母親も危ない。


「家の中に戻れますか?」


 俺が聞くと、トビーは小さく頷いた。


「歩ける」


「肩を貸します」


「いい」


「意地を張る場面じゃありません」


 トビーは悔しそうに唇を噛んだが、立ち上がろうとしてすぐに膝をついた。


 俺は腕を支えた。


 細い。


 思ったよりも、ずっと軽かった。


 これで母親の薬代のために働いていたのかと思うと、胸の奥が重くなる。


 家の中へ戻り、トビーを寝台の端に座らせた。


 母親は水差しから水を入れ、震える手で差し出す。


 トビーは一口だけ飲んだ。


「トビー」


 俺は椅子を引き、向かいに座った。


「話せる範囲でいい。確認したいことがある」


「……今じゃないと駄目か」


「今のうちに聞いておきたい。時間が経つほど、神殿が先に動く可能性がある」


 トビーは目を伏せた。


 怖いのだろう。


 当然だ。


 神殿の金を盗んだことにされ、殴られ、母親まで脅された。そんな相手に逆らうのは簡単じゃない。


「無理に全部話せとは言わない」


 俺は言った。


「ただ、証拠は時間が経つほど消える」


「証拠……」


「お前を守るために必要なものだ」


 その言葉に、トビーは少しだけ顔を上げた。


「守るって……本当にできるのか」


「約束はできない」


 俺は正直に答えた。


「でも、何もせずにいれば、神殿の言い分だけが残る」


 トビーの顔が苦しそうに歪む。


 それが一番怖いのだろう。


 自分の言葉が消されること。


 盗人としてしか残らないこと。


 母親まで盗人の家族として見られること。


「三日前、湿地へ行ったんですね」


「ああ」


「一人で?」


「最初は、若い神官が一人ついてくるって話だった。でも、途中で用事ができたとか言って戻った。俺だけで見てこいって」


「その神官の名前は?」


 トビーは首を横に振った。


「名前は知らない。神殿に来てまだ浅い人だった。マルドゥク様の近くで雑用をしている人だと思う」


「顔は覚えていますか?」


「覚えてる。細い目の、背の高い男だった」


 俺は頷く。


 名前はない。


 だが、特徴はある。


 十分ではないが、何もないよりはいい。


「湿地で何を見ましたか?」


「浄化杭が折れてた。根元からじゃない。途中から斜めに折れてた」


「黒い泥は?」


「あった。杭の周りに広がってた。それから、白銀草の方へ流れてるみたいに見えた」


 俺が見たものと一致している。


 トビーは続けた。


「おかしいと思った。だから、戻って報告した。そしたら、マルドゥク様に呼ばれた」


 そこで一度、言葉が止まる。


 殴られた記憶がよみがえったのだろう。


 母親がトビーの肩に手を置く。


 トビーは震える息を吐いた。


「記録を直してくださいって言った。俺は異常なしなんて確認してないって。でも、マルドゥク様は、俺が余計な不安を広げようとしているって……」


「その時、金袋を見せられた?」


「ああ」


「神殿の金だと?」


「そう言われた。俺が持ち出したことにすると言われた。黙っていれば、母さんまでは巻き込まないって」


 母親の顔が青ざめる。


「そんな……」


 俺は静かに息を吐いた。


 トビーの証言は、かなりはっきりしている。


 だが、まだ証言でしかない。


 必要なのは、裏を取れる物証だ。


「裏倉庫の箱、というメモがありました」


 俺が言うと、トビーの目が揺れた。


「あれも見たのか」


「はい」


「あれは……湿地から戻ったあと、神殿の裏倉庫で見たんだ」


「詳しく教えてください」


 トビーは膝の上で手を握りしめた。


「黒い泥がついた木箱があった。普通の荷箱みたいに見えたけど、底のところに泥がこびりついてた。湿地で見た泥と似てたんだ」


「中身は?」


「分からない。蓋は閉まってた。でも、箱には布がかけられていて……その布にも、少し黒い汚れがついてた」


「神殿の箱ですか?」


「たぶん。裏倉庫に置いてあったし、聖印が焼きつけられてた。でも、倉庫番の人が妙に慌ててた。俺が見ているのに気づいたら、すぐ奥へ運んでいった」


「その箱は、まだ裏倉庫にあると思いますか?」


「分からない」


 トビーは首を横に振った。


「でも、昨日の夜に母さんのところへ戻る前、神殿の裏を少しだけ見た。倉庫の近くに、同じような箱がいくつか積まれてた」


 いくつか。


 一つではない。


 それが湿地の瘴気泥と関係しているなら、かなり重要な手がかりになる。


 その時、視界の端に文字が浮かんだ。


《証拠記録》更新

証言五:トビーは湿地で折れた浄化杭と黒い泥を確認。

証言六:トビーは異常なしの記録を否定。

証言七:神殿裏倉庫に黒い泥の付着した木箱を確認。

証言八:木箱には聖印があった。

証言九:倉庫番は箱を隠すような動きを見せた。

関連候補:浄化杭/黒い泥/神殿裏倉庫


 情報は増えている。


 だが、まだ足りない。


 裏倉庫の箱を確認しなければならない。


 問題は、どうやって入るかだ。


 神殿はもう俺たちを警戒している。正面から「裏倉庫を見せてください」と言って、見せるはずがない。


 その時、外から足音が聞こえた。


 トビーの体がびくりと跳ねる。


「神殿か……?」


「落ち着け」


 俺は扉へ近づいた。


 声をかける前に、外から聞き慣れた声がした。


「開けな。薬師だよ」


 マーヤだった。


 俺が扉を開けると、マーヤが薬箱を抱えて立っていた。後ろにはクララがいる。


「ミレイユさんにも伝えてきました。すぐ来るそうです」


 クララが息を整えながら言った。


 さらに少し離れて、バルトの姿もあった。


「バルトさんまで?」


 俺が言うと、バルトは面倒そうに肩をすくめた。


「クララがギルドに寄った。ミレイユが俺を呼び出した。それだけだ」


「休憩中だったんですか」


「休憩中だったんだよ」


 いつものぶっきらぼうな口調だった。


 だが、目はすでに周囲を警戒している。


 マーヤは家に入るなり、トビーの顔を見た。


「ひどいね」


「大丈夫です」


「大丈夫な顔じゃないよ。黙って座ってな」


 マーヤは薬箱を開け、手早く布と薬を取り出した。


 クララも横について、傷口を拭く準備をする。


 トビーは身を固くしていたが、母親が手を握ると、ようやく抵抗をやめた。


 マーヤは頬の腫れを確認し、口元の傷を見て、腹部に触れる。


「転んだ傷じゃないね」


 彼女は低く言った。


「殴られてる。顔だけじゃない。腹もやられてる。骨まではいってないと思うが、しばらく無理はできないよ」


 トビーは黙っていた。


 クララが唇を噛みながら薬を渡す。


 その時、さらに扉が叩かれた。


 今度は短く、整った叩き方だった。


 俺が警戒すると、外からミレイユの声がした。


「ミレイユです。入ってもよろしいですか」


 扉を開けると、外套を羽織ったミレイユが立っていた。手には小さな書類入れを持っている。


 彼女は中の様子を見るなり、表情を引き締めた。


「トビーさんですね」


 トビーは怯えた顔でミレイユを見る。


「ギルドまで……」


「あなたを捕まえに来たのではありません」


 ミレイユは静かに言った。


「あなたと、あなたの証言を守るために来ました」


「俺と……証言を……?」


「はい。あなたが話した内容、怪我の状態、残された物証。すべて記録します。記録されたものは、簡単には消せません」


 トビーは俺を見た。


 俺は頷く。


「だから、ギルドに知らせた」


 ミレイユは部屋の中を見回す。


「この家に留まり続けるのは危険です。神殿側が再び確認に来る可能性があります」


 トビーの母親が青ざめた。


「では、どこへ……」


「マーヤさんの店の奥を使えますか?」


 ミレイユが聞くと、マーヤは薬を塗りながら鼻を鳴らした。


「病人を寝かせる場所くらいあるよ。神殿の許可はいらない」


「ありがとうございます」


「ただし、うちを荒らされたら薬瓶代を神殿に請求するからね」


 バルトが小さく笑った。


「その時は俺が立ち会ってやる」


「頼もしいね」


 マーヤはそう言いながらも、手は止めない。


 ミレイユは俺を見る。


「レンさん。状況を説明してください」


「はい」


 俺はこれまで聞いたことを順番に話した。


 トビーが湿地で折れた浄化杭と黒い泥を確認したこと。


 異常なしの記録を否定していること。


 神殿へ報告に戻ったあと、マルドゥクに裏の部屋へ呼ばれたこと。


 殴られ、金を盗んだことにすると脅されたこと。


 裏倉庫に黒い泥のついた木箱があったこと。


 母親の証言、地図、メモ、靴。


 ミレイユは一つずつ記録していった。


 表情は冷静だったが、ペンを持つ指に力が入っているのが分かった。


「トビーさん」


 ミレイユが言う。


「あなたの証言は重要です。ただし、現時点ではあなたの言葉だけでマルドゥク様を告発することはできません」


 トビーは小さく俯いた。


「分かってます」


「ですが、あなたを盗人と断定するにも証拠が足りません」


 その言葉に、トビーが顔を上げる。


 ミレイユは続けた。


「神殿の金がなくなったこと。あなたが姿を消したこと。この二つだけでは、盗んだ証明にはなりません」


 トビーの目が揺れた。


 母親が口元を押さえる。


「だから、ギルドとしてはあなたを重要な証言者として守ります」


「罪人じゃ……ないんですか」


「少なくとも、現時点でギルドはあなたを罪人として扱いません」


 トビーの表情が崩れた。


 それは笑顔ではなかった。


 泣くのをこらえる顔だった。


「……そんなふうに言われたの、初めてだ」


 小さな声だった。


 だが、その場にいた全員に届いた。


 俺は視線を落とした。


 無罪だと言われるまでの長い時間。


 信じてもらえない苦しみ。


 それを知っているから、この一言の重さが分かる。


 まだ解決したわけではない。


 でも、人は罪人と決めつけられないだけで、少しだけ息ができる。


 マーヤが包帯を巻き終えた。


「動かすなら、ゆっくりだよ。腹を打たれてる。走らせたら怒るからね」


「分かりました」


 ミレイユが頷く。


「移動は目立たない裏道を使います。バルトさん、護衛をお願いします」


「了解」


 バルトは短く答えた。


 トビーは不安そうに母親を見る。


「母さんは……」


「一緒に移動してもらいます」


 ミレイユが言った。


「この家に一人で残す方が危険です」


 母親は驚いたように目を開いた。


「私まで……よろしいんですか」


「もちろんです。病人を危険な場所に残す理由はありません」


 マーヤが横から言う。


「あんたはうちで寝てな。薬もその方が出しやすい」


 母親は何度も頭を下げた。


「ありがとうございます……ありがとうございます……」


 その時、バルトが窓の外を見た。


「急いだ方がいいかもしれねえ」


「何か見えましたか?」


 俺が聞くと、バルトは低く答えた。


「白い法衣が二人。通りの向こうを見て回ってる」


 空気が一気に冷えた。


 トビーの顔から血の気が引く。


「神殿だ……」


「まだここに来るとは限りません」


 ミレイユは冷静に言った。


「ですが、今動きましょう」


 バルトが扉へ向かう。


「俺が先に出る。レン、お前はトビーを支えろ。クララは母親を頼む」


「はい」


 俺はトビーに肩を貸した。


 彼は痛みに顔を歪めたが、声は出さなかった。


「無理するな」


「無理しないと、歩けない」


「なら、少しだけ無理しろ。倒れる前に言え」


 トビーは一瞬だけ、かすかに笑った。


「やっぱり変な人だ」


「よく言われる」


 俺たちは家を出た。


 バルトが先頭に立ち、路地の様子を確認する。


 ミレイユが後ろにつき、マーヤが薬箱を抱えたまま母親の様子を見ている。


 クララは母親の腕を支えながら、何度も周囲を確認していた。


 狭い裏道を進む。


 石畳の隙間から雑草が伸び、壁には古い木箱が積まれている。少し先の大通りから、人の声が聞こえてきた。


 その中に、白い法衣の影が見えた。


 バルトが手を上げ、俺たちは足を止める。


 心臓の音が大きくなる。


 白い法衣の二人は、何かを探すように通りを見回していた。


 若い神官。


 一人は背が高く、細い目をしている。


 トビーの体が硬くなった。


「あいつだ」


 かすれた声。


「湿地の途中で戻った神官……」


 俺はその男を見た。


 名前はまだ分からない。


 だが、顔は見た。


 その時、細い目の神官がこちらの路地へ顔を向けた。


 バルトが無言で手を下げる。


 俺たちは壁際に身を寄せ、息を殺した。


 数秒。


 神官は何かを探すように目を細めたが、やがて隣の神官に呼ばれ、別の路地へ歩いていった。


 証拠記録が反応する。


《証拠記録》更新

対象:若い神官

特徴:背が高い/細い目

関連証言:湿地巡回時、途中で離脱した人物


 まだ証明にはならない。


 だが、記録した。


 白い法衣の二人が角の向こうへ消える。


 バルトが短く息を吐く。


「今だ」


 俺たちは急いで裏道を抜けた。


 マーヤの店の裏口にたどり着く頃には、トビーの額に汗が浮かんでいた。


 店の奥にある小さな部屋に、トビーと母親を入れる。


 マーヤはすぐに寝台を整え、トビーを座らせた。


「しばらくここから出るんじゃないよ」


「でも、店に迷惑が……」


「迷惑をかける元気があるなら、先に傷を治しな」


 マーヤはぴしゃりと言った。


 トビーは何も言えず、俯いた。


 ミレイユは店の奥で記録用紙をまとめる。


「これで、証言と物証はギルド側でも保全します」


「次は裏倉庫ですね」


 俺が言うと、ミレイユは静かに頷いた。


「はい。ただし、勝手に入るわけにはいきません」


「正式に入る方法はありますか?」


「あります」


 ミレイユは書類入れから一枚の依頼書を取り出した。


「神殿から、認定式準備に関する荷運び補助の依頼が出ています。加護の証や儀式道具を整理するため、明日の朝、冒険者を数名出す予定でした」


「裏倉庫に入れる?」


「荷運び補助としてなら、入れる可能性があります」


 バルトが腕を組む。


「なるほどな。調査じゃなく、仕事として入るわけか」


「本来なら、別の冒険者に回す予定でした」


 ミレイユは依頼書を見下ろす。


「ですが、神殿からギルドへ出された依頼である以上、誰を派遣するかを決めるのはギルドです」


「なら、俺も行けますね」


「はい。ただし、勝手に荒らすことはできません」


 ミレイユは俺を見る。


「ですが、仕事中に確認できる範囲で、黒い泥のついた箱や不自然な荷物を見つけることはできます」


「分かりました」


「神殿はあなたを警戒しています。言動には十分注意してください」


「はい」


 クララが不安そうに言う。


「私も行くんですか?」


「倉庫内に薬草や浄化用の香がある可能性があります。あなたの知識が役に立つかもしれません。ただし、危険だと判断したらすぐ離れてください」


「はい」


 トビーが寝台からこちらを見た。


「裏倉庫に行くのか……?」


「ああ」


 俺は答えた。


「お前が見た箱を確認する」


「気をつけてくれ。あそこには……たぶん、まだ何かある」


「分かってる」


 トビーは拳を握った。


「俺が見たこと、無駄にしないでくれ」


「無駄にはしない」


 俺ははっきりと言った。


 神殿の裏倉庫。


 黒い泥のついた箱。


 湿地の浄化杭。


 書き換えられたかもしれない記録。


 そして、マルドゥク。


 点は増えた。


 少しずつ、線になりかけている。


 けれど、まだ足りない。


 まだ証明には届かない。


 だから、次は自分の目で確かめる。


 神殿の白い壁の奥に隠されたものを。


 盗人にされた青年の言葉が、ただの泣き言ではないと証明するために。


 俺はミレイユから依頼書を受け取った。


 次に向かう場所は、神殿の裏倉庫だった。




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