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初めての外出な話

ダンジョン最下層の地底湖の脇の小高い丘を定住場所に定め、テントやらベッドを宮殿から持ってきて環境を整えた。さすが宮殿、なんでも有りでサクラの着替えまで見つけて今ではサクラもこの世界風(?)衣装に着替えている。トイレと風呂、これはお約束の魔力を使ったダンジョンマスターの施設作成の溜まった魔力で呼び出して上の階に行く機会は無くなりつつある。


住環境がそろったところで、外の世界への興味がわいてくる。というか、外に行かなければ閉ざされた環境だけでは生活に行き詰まるのは目に見えている。

ということでコアさんや、

『上層部5階層がダンジョンとして再生しましたのでさ転移で外に出ることは可能ですよ。』

やっぱりできるのね、前にも聞いたような。



朝食を終わらせサクラと二人地上側の最上階のダンジョン1階層の出口に転移。ちなみに朝食は土鍋で炊いたご飯に納豆と味噌汁。納豆はサクラのリクエストで済ませた。

久々の地上に出てテンションが上がる。サクラを見るとサクラもテンション上がってそう、ポーカーフェイスだけど。

ダンジョンを出ると出口まわりは開けた土地だけど、それを取り囲むのは森。見渡す限りの木、木そして樹木。

ダンジョンの外に一歩踏み出す。何があるからわからないしあまり遠くには行けないかな。今日は初回だし様子見。街まで行くのはなれてから、安全を確認出来てから。

『ダンジョンまわりの土地もある程度ならマスターのダンジョンとして取り込めます。コアに溜まった魔素とマスターのレベルの許す範囲となります。』

とコアの声。

ふーん、そういうもんかと思いつつ、ダンジョンの範囲指定をしながらまわりを探索してみる。


やがて小川にたどり着き誰も住んでいる気配の無い小屋を見つける。中に入るとかなり長い間誰も住んでいなかったようでホコリの山になっている。必要な物は家具も食器もその他小物も揃ってるみたいだけど人が長く住んでいなかったのかホコリが酷い。いずれはキレイにしてなにかに使おうとこの小屋の前の小川までをダンジョンの範囲に指定する。加減がわからないのでダンジョンの範囲指定は今日はこれまで。

小川のほとりでサクラと自作のサンドイッチで昼食を済ませてから歩いてダンジョンに帰る。ちなみにサクラはハムサンドを気に入った模様、飲み物にココアをリクエスト、持ってきてますよー、気にいってたみたいだし。久々の外の世界だし小屋からダイレクトで最下層のテントまで帰るのはもったいないから違うルートを探索しながら二人でぶらぶらお散歩。

 洞窟に帰り着き一歩入った瞬間に感じる絶望的な強者感 。








なにかとんでもないやつが奥にいる。


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