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後悔を消すため、清大陸に向かう

「清大陸……?それって……」


確か……神獣やら何やらが闊歩してるっていう……あの?


(そうじゃ、あそこはこの世界でも特殊でな、とある重要な場所がある、世界中でもわしを含めた5人しか知らん場所がな……)


清大陸にある、重要な場所……?


「そこに行けば……ラミエラを生き返らせれるのか?」


(分からん、手遅れかも知れんし、間に合うかも知れん。時間が無い、早く行くぞい!!)


「待てよ、どうやって行くんだよ!!俺は行った事も無いし、ラミエラの体も置いてけねえ!!そもそも場所だってよく知らねえのに……!!」


「私が連れて行くわ」


「!!」


ガルゴと話すのが夢中になっていたらしい、後ろにミザイアがいることに気付けなかった。


「1度だけ、行ったことがあるのよ、私の影移動を使えばすぐに行けるわ」


「・・・・・聞かねぇのか?俺が何と話してたのか」


ミザイアの感情、疑念でいっぱいになってる……それだけじゃねぇが……。


「・・・・・・・ラミエラは、私にとっても大切な子なのよ、今あんたの事情を聞いてて、手遅れになったら私も後悔するもの、だから……今は聞かない」


「ミザイア……」


「ただ、もしラミエラが戻ってきたら……話して欲しいわ」


そう言って、ミザイアは俺に手を差し伸べた。


「さあ!!早く行くわよ!!」


「・・・・・・ああ、行こう!!」


俺は、ミザイアの手を躊躇いなく取った。ラミエラ、必ず連れ戻す……。


「かなり距離あるから、吐かないでよ!!」


「誰に言ってやがる、吐かねぇよ」


ドプン……


そうして、俺はラミエラを抱えて、ミザイアの影移動を使い清大陸に向かったのだった。




ドプン


「ゴホッ、慣れねえな……」


「仕方ないでしょ、そういう物なのよ……着いたわよ」


ミザイアの影移動が終わり、外に出た。目の前には、森がある。また森だよ、どんだけ森なんだ。


「で、ここからどこに行くのよ、ここから先は場所分からないわよ」


「ちょっと待っててくれ」


おいガルゴ、こっからはどうやって行く。どこに行けばいい?


(道案内してやる、だからお主が全力で向かえ、絶対に立ち止まるなよ)


・・・・・ああ、分かった。


「ミザイア、道が分かった、行くぞ」


ギュッ


「ちょっと?何で抱き抱えるの?もしかして……」


グッ、バァァン!!


「やっぱりぃぃぃぃぃぃ!?」


「喋るな!!舌噛むぞ!!」


俺はミザイアとラミエラを抱えて全力で駆け出した。どこをどう行けばいい!!


(本来ならいろいろ回り道するんじゃが、考えるな!!今は真っ直ぐ走れ!!)


分かった、真っ直ぐだな!?


「うぎゅいいいいいいい!?」


「喋るな!!」


(玲真そこで曲がれ!!そんで崖があるから飛び降りろ!!)


「ここで……曲がる!!」


ガッ、バァァン!!


このスピード保ちながら、木を蹴ってカーブ!!


「んで……崖を!!」


ヒュン


「飛び降り……る!!」


「ふぇあぁぁぁぁぁぁぁ!?」


飛び降りている最中、ミザイアの気の抜けた叫び声が木霊した。


ズゥン!!


(ようやった、着いたぞい)


は?もう?


(時速何百キロで走っとったと思っとる、目の前見てみい)


ガルゴに言われ目の前を見る。そこには……


「なんだ、これ……?」


ゴポリ、ゴポリと、黒くてどろっとした何かが湧き出る何かがあった。


(ここが……命の最後に来る場所、黄泉への入り口じゃ)

ずっと最新話を全く投稿せずに誠に申し訳ございませんでした。新生活を始める為に時間がかかり、モチベーションが無くなっていました。これからはもっと更新頻度あげていきます。

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