依頼三つ目、リビングデッドを全滅させる
今回は久しぶりに玲真一人で戦闘です。
マドア墓地
「ここがマドア墓地ねぇ……フライングで既にいっぱい居るんだけど」
まだ墓地の中には入ってないが、腐った死体みたいなのがいっぱい歩いてる……あれがリビングデッドか。
「アンデットとはどう違うんだ?」
「ほとんど……変わらないよ?」
「そうね、ただアンデットの方が聖魔法が効いて、リビングデッドは炎魔法の方が効くわね、後はアンデットの方が足が早いくらい?あんまり変わらないけど」
へえ~、そうなのか。んじゃステータスを……あれ?
「あいつら……ステータス無い?」
「うん……死んじゃってるから……」
あれでもアンデットは見えるよな?何でだ?
(アンデットとリビングデッドの違いは魂の有無じゃ、様々な死体に別の物の魂が入るとアンデット、だからステータスが見える。魂入らずに後悔等の感情が強い死体がリビングデッドになるんじゃ、そうするとステータスが消える、あんまり変わらないと言っとったが結構違うんじゃぞ)
そうなんだな……ん?だとしたらこのリビングデッドの量おかしくね?軽く50体は居るんだけど。
(ここには身元不明の死体が埋められる、お主の知ってる言い方なら無縁墓じゃな、だからリビングデッドが湧きやすいんじゃろ)
ああ、無縁仏って奴らなのね……それじゃ、やりますか。
「それじゃ、お前らここで待ってろよ」
「ねえ、本当に一人でやる気?やっぱり私達もやった方が……」
「大丈夫だ、見とけって」
そう言って、俺はリビングデッド共の群れのど真ん中に突っ込む、さて、どれから仕留めようかな!!
〈ぶぁぁぁぁ……〉
それじゃ、目の前のこいつから!!
ヒュッ、バチュン
うおっ!?思ったより蹴ったら柔らかかった!!
(そりゃ腐っとるからの)
そりゃそうか、死体だもんな!!
「まず一体、どんどん行くぞ!!」
チキッ、ヒュッ、バシュン
俺は龍破を抜いてリビングデッド共を斬り裂いた。
「七体同時か、やっぱり良く斬れるな、龍破、さすがだ……ねっと!!」
ヒュッ、バシュン
哭破も抜いて斬り裂くが、やっぱり複数体同時に斬っても全く問題ない。
「哭破もかなり優秀と……やっぱり、スキル上げないとな!!」
ヒュッ、バチュン!!
「蹴りはやめておくか……足に腐敗液が付いちまう」
〈ぶぁぁぁぁ……〉
おっと、俺を食う気かな?そんなに口を開けてたら……。
ヒュッ、ザクン
「刀が刺さって危ないぞ」
〈ぶぁぁぁぁ……〉
「おっと」
ヒュッ、ザシュン
俺は突き刺した状態から回転する勢いで周りを囲んだ奴らを斬る。
「後……10体くらいか」
思ったより減るの早いな……次で終わらせるか。
「龍破は危ねぇから……哭破で行くか」
チキッ、シュゥゥゥゥ
おお……マトモに見てなかったが、魔剣とか聖剣て正しく使えると光るのか
(気付いてなかったんかい)
戦闘中にそこまで余裕ねぇよ、今は別だが……
「それじゃ、終わらせよっと!!」
ズバァン!!ニュゥン……
やっぱり空間斬ってるのか……斬りたいものだけ斬ったら後は全部戻るって、やっぱりすげえな。
(ま、わしの素材の武器じゃからな)
そっすねケチケチ獄炎王。
(いつか覚えておれよお主)
もう忘れたから無理ですね。
「おーい、終わったぞ~」
「あんた……早すぎてよく見えなかったわよ」
「そこまで全速力でやってないんだが……」
「レイシン君……すごいね」
あ、どうもありがとうございます。嬉しいです。
(口に出せばいいものを……)
無理ですね羞恥で死にます。
「そんじゃ、後はオーガバーサーカーだけか」
「そうね、確か王都サンタラニアの郊外だったかしら」
「確か……立ち入り禁止の場所……かな?」
「それじゃ、依頼達成の証拠を取ったら早速行くか」
「ええ、影移動でいいわよね?」
「もちろん」
そうして、倒したリビングデッドの指を切り落としてから、俺達は王都サンタラニアに向かったのだった。
次回が終わると少し時間が飛びます。もしよろしければブックマークとレビュー、コメントよろしくお願いします。




