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依頼を受ける、修行を始める

今回は前回絡んできたのが少しだけまた出ます。

ドルシン、冒険者ギルド


バタン


「うぃーっす、依頼を受けに来ました~」


ザワザワ……ザワザワ……


ん?俺達が入った瞬間なんかざわめきだしたぞ?


「何これ、あんた達何かやったの?」


「・・・・・・・レイシン君」


「いや関係無いから、確かに1回Cランク冒険者ぶっ飛ばしたけど」


「それじゃない」


誠に遺憾である。


「おい……あいつらが……」「1週間でAランクの依頼三つこなしたんだろ?」「ヤバいな……」


あそっちが噂になってたのね、そりゃありがたい。


(何故じゃ?)


実力見せつけりゃ面倒なのが関わってこない。


(ああ……お主はそういう奴じゃったの)


どういう意味だこら。


「まあいいや、依頼を受けるか」


「あ、てめぇら昨日の女ども!!」


依頼を受けようとしてたら、一人のチンピラが近付いてきた。なんだこいつ。


「ラミエラ、ミザイア、知り合いか?」


「えっと……多分……」


「ああ、昨日買い物に来てたら絡んできたから拘束したまま放置した男?それとも股間を蹴り上げた男?」


「放置した方だ!!」


あら、そんな事あったのね。ふーん……。


「昨日はコケにしやがって!!」


こいつは馬鹿なのか、何でみんながヒソヒソ噂話してるのに絡んできた?


「絡んできたあんた達が悪いんでしょ?」


「うるせえ!!大体女は男にケツ振ってりゃ……!!」


「おい」


ズォ


「ひっ!?」


「レ、レイシン?」


「てめぇがどこの女に腰振ってても興味は無い、だがこいつらは俺のパーティーメンバー、こいつらに手を出すなら……容赦なく命を奪う、忘れるな」


俺は殺気を出しながらビビって漏らしてる男に言い放つ。


(落ち着かんか、そんな全体的に殺気を出してちゃ全員萎縮しちまうぞ?)


そうか、そりゃ失礼。


(今度相手一人に殺気を当てる方法を教えてやる)


ああ、分かった。


「ち、ちょっと落ち着きなさいよ、怖いわよ?」


「レイシン君……大丈夫?」


「な、なんだよ、てめぇ」


「彼らはAランク冒険者、レイシンさんとラミエラさん、ミザイアさんですよ」


いつの間にかギルドマスターが降りてきていた。なんだ、気付いたんだ。


「Aランク冒険者!?し、失礼しました~!!」


そして男は逃げていった。次はマジで殺す。


「レイシンさん、あんまり暴力沙汰はやめて下さいね?」


「そいつは保障出来ねえっすわ」


「ははは……」


変な奴のせいで話が逸れたな、依頼を受けよう。


「今日は依頼を受けに来たんですが」


「ああ、分かっているよ、今受付嬢を起こすから」


・・・・・・・起こす?


「ほら、リジーさん、起きて下さい」


「う~ん……はっ!?」


って、いつもの子がいたんかい。何で気絶してたのか。


(お主を見た瞬間に隠れて、殺気が出た瞬間気絶しよったぞ)


俺が完璧にトラウマになっている。何でかな~?


「ねえ、この子に何かしたの?あんた」


「レイシン君……」


そんな目で見るな、俺は悪くない。


「き、ききき、今日は、こちらの八つです!!」


ヒビリ過ぎて笑える。


(笑うでないわアホ)


さて、依頼は……


マンドラゴラの採集、場所レンギン山付近、報酬80万レル


リダルタ湖の浄化、場所リダルタ湖、報酬100万レル


ウォーキングタイガー二頭の狩猟、場所武王国シン付近、報酬60万レル


オーガバーサーカーの狩猟、場所王都サンタラニア郊外、報酬100万レル


ハーピィ20匹の討伐、場所キレエヌの森、報酬50万レル


アシッドスライムの討伐、場所ハドア鉱山、報酬200万レル


護衛任務、場所王都サンタラニア、報酬500万レル


リビングデッドの討伐、場所マドア墓地、墓地60万レル


「なあ、どれ受けたい?」


「レイシンが決めていいわよ、修行になりそうなのね」


「うん……」


丸投げするんかい、う~ん、とりあえず護衛任務は無しだな。絶対にデカい力が働く。


「うげ、ハーピィまた出てるの?いやねぇ」


「まあ、こればかりは……」


「う……」


ん?何でハーピィにそんなに嫌悪感出してんだ?


(いやまぁ……これは見りゃ分かる……)


ほーん、んじゃこれ受けるか。後は……アシッドスライムって気になる。


(うーむ、あまりこれでは修行にならんな、リビングデッドとオーガバーサーカーも受けた方がええ)


んじゃそうしますか。


「それじゃ、この四つ受けますわ」


「りりりり、了解です!!」


「ええ?ハーピィ受けるの?」


「いやぁ、俺見たこと無くて……」


「あんたねぇ……後悔するわよ?」


「レイシン君……」


そんなに嫌なのか……まあ、行くとするか。


「そんじゃ、向かうとするか」


「それでは、無事を祈るよ」


「ごごご、ご武運を!!」


ビビりながらも言うのね。


「さて、どうやって行く?また俺が抱えて」


「馬車借りてくるね……」


ラミエラ……そんなに嫌なのか……悲しみ。


「あんたは少し加減を覚えなさいよ」


「十分加減してるんだが……まあいいか、行こうぜ」


そうして、俺達は冒険者ギルドを後にした。


「・・・・見たか?あれ」「Aランクの依頼四つ受けたぞ……」「ああ、噂以上の奴らだな……」「ラミエラたんハァハァ……」


その後、冒険者ギルドではレイシン達の事で話しが持ちきりになったのだった。(一人変態が混ざっていた。)

玲真は殺気を出すのが得意です。もしよろしければブックマークとレビュー、コメントよろしくお願いします。

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