久しぶりの再会、手掛かり発見
覚えてる人がいるか分かりませんが、久しぶりにあのキャラが出ます。
ヒュー……ズ、ダァン!!
「ふう……意外に早く戻って来たな、サンタラニア」
つい一週間ちょい前に離れた王都にまたとんでもない用事で来たもんだよ本当……迷惑な奴もいるぜ。
(お主のぉ……もう少しブレーキのかけ方を覚えんか……地面抉れてるぞい)
あ、やっちまった。うーん、まだ自分のスピードに馴れきってないのかもね。
(まあそれは構わんが、お主どうやって合成獣腐乱死体を見つける気じゃ?探知系の魔法も出来ぬのに)
・・・・・・・・やっべえ、完璧に失念してた。
(お主、案外抜けてる所あるよの)
やかましいわ、しかし困ったな……手掛かりもねぇし……。
(まあただ、もしこっちにいる合成獣腐乱死体があの屋敷と同じように封印されているなら人気の無い廃墟にでもおるんじゃないか?)
あ~なるほど、それじゃあ、適当にそれっぽい所を探すか。
「つっても、土地勘あるわけじゃ無いから泥沼になりそうだけどな……」
「おや?そこにいるのは……レイシンさんではありませんか!!お久しぶりでございます」
「ん~……?あ、あんたは……」
いつだったか、盗賊達に襲われてた卸売業者の……なんだっけ?
(バントスじゃよ、バントス)
あーそんな名前だったね。
「どうも、お久しぶりです」
「いやはやまさか王都で会えるとは、今はいかがお過ごしですか?」
「ええまあ、結構順調ですよ、冒険者にもなれましたし……」
「おお!!それはおめでとうございます、ランクはいかほどに?」
「Aランクです」
「・・・・・・え?」
「Aランクです」
「・・・・・・・・・・・・」
目を開けたまま動かなくなったんですけど。驚いてますね、感情の色がごちゃ混ぜになってるよ?
「あ、そうだ。この辺りに人が寄りつかないような建物あります?」
「・・・・・・・・・・・」
「おーい、バントスさーん……?」
「はっ、し、失礼、つい驚いてしまいました……それで、何か?」
「いやあの、人が寄りつかないような建物知ってます?」
「ああ、それなら一カ所ありますね、ここを真っ直ぐ行って行き止まりの所に」
「あ、どうもありがとうございます、それじゃあ、俺はこの辺で」
ヒュン!!
さて、意外な所で手掛かりゲット、今度は加減しながら行かなきゃな……。
「・・・・・・・・・・」
バントスはその後、また驚きすぎてしばらくその場に立ち尽くしていたのだった。
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