目的発見、予想外の敵
今回、また少し強めの敵が出ます。
ヒュゥゥン……
「ここか……確かに嫌な雰囲気だな……」
あのおっさんの言うとおり、確かに行き止まりの所に人が寄りつかない建物があった……アパート的な?
(間違ってはおらんが……主は少し走るだけではなく歩くことも覚えんか……)
嫌です、ちんたらするのは嫌いなので。
(あのなぁ……)
まあそんなことはどうでもいい、中に入れるかなっと……。
ガチャン、ギィィィィィ……
「お、開いた……無人かな?ここ」
そして漂う腐った匂いと獣臭……確実にいるな、ここに。
「と、その前に……」
俺は周りに誰かいないか確認する。一応不法侵入だしね。
(おらぬから安心せい、むしろ早く入った方が安全じゃぞ)
うーん、ラミエラが羨ましい、こういう時俺も魔法が使えたらな~。
(それは諦めた方が得策じゃぞ。出来無くはないだろうがキレエヌの森での修行の10倍はやらんと……)
でも俺魔力150000あるよね、なんで無理なの?
(お主、加護があるのに150000しか無いんじゃぞ?下位や中位の魔法ならともかく、上位の魔法を覚えるのはかなり難しいんじゃよ)
はえ~、そうなのか~、っておいおい、下位や中位は使えるんかい。
(まあの、ただビザルストと戦うなら上位以上の魔法で無いと無理じゃぞ?)
ですよね~。ま、いいや、とにかく入るか……。
ギィィィィィ、バタン
「お邪魔しま~す……ほこりっぽい」
こりゃ、しばらく誰も住んで無いな……。
(玲真、二階じゃ、二階におるぞ)
え、分かるのか?
(ま、一応の……だが……)
どうした?なんか変な気配でもするか?
(・・・・・・・・いや、気にするでない)
またですか、あなたは本当秘密主義ですねぇ……。
(・・・・・・・・何をしとるんじゃ?あいつ)
ん?あいつ?
(気にするでない)
ふ~ん……まあいいや、二階に行こう。ちょうどすぐそこ階段だしね。
ギシ、ギシ、ギシ……。
「ガタガタだな……壊れそうだなこの建物……」
(恐らく、老朽化で住人は全員出て行ったんじゃろ)
なるほどね、さて、封印の扉はっと……。
「あった、目の前にあるのか……あれ」
開いてる?なんだ?先に誰か来たのか?
「ま、それなら龍破で壊さなくても……」
(玲真避けい!!)
バシュ、ブシュッ
「は……?う、ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
いってぇ!!なんだ!?肩にでけえ穴が空きやがった!!
ギィィィィィ……ピチョン、ピチョン
「なんだよ、この水滴が落ちるようなお、と……」
〈ヒヒヒヒ、ヒヒヒヒヒヒヒヒ〉
扉を開けて出てきたのは、体中に人の顔が張り付いた、人型の何かだった。
「なんだよ、こいつ……」
ピチョンピチョン言ってたのはこいつのよだれだった……ステータスは……。
混沌腐乱死体、成長率600
体力0
筋力3000000
防御力0
俊敏性1000000
魔力200000
スキル、物理・攻撃魔法無効、腐食攻撃、炎魔法(上位)、毒魔法(上位)
・・・・・・やっぱ首突っ込むんじゃ無かった。
(こりゃあ……合成獣腐乱死体では無かったんか……まさかの……)
おいおい、ここで秘密主義はやめてくれよ、俺マジに死にそうなんだけど、ビザルスト以外で俺より早い奴見るの初めてなんだけど。
(落ち着けい、どの道ここじゃ狭くて本来のスピードはだせん、それはこちらもじゃが……また一撃で倒すしか無いぞい)
と言っても……まあ肩の穴が腐って無い辺り、魔法で貫かれたのか……いてぇ……。
(しかし、腐乱死体が魔法を使い、魔力があるじゃと……?どういう事じゃ)
知るか……まあ、逃げられないのは確かだし……。
「お前をここでぶっ殺す、肩の穴の恨み、すぐにはらしてやるよ!!」
俺は龍破と哭破を両方抜いた。どうせ古い建物だ、壊れても問題無いだろ。
「覚悟しろよ、腐った死体が」
ガルゴが言ってるあいつは、次回に出ます。是非ブックマークとレビュー、コメントお願いします。




