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暗殺者の五人、後悔する事になる

今回は少しテイストが違います。そして結構残酷です。

深夜、玲真が買ったばかりの屋敷に、五人の不審人物が近付いていた。彼らの目的は、ここに住むAランク冒険者を始末する事……つまりは、玲真達を殺す事だった。


「もうすぐターゲットの屋敷の中に入る……お前達、気を抜くなよ」


リーダー格の男の言葉に、無言で答える残り四人、いくらAランクの冒険者でも相手は子供だと言う。依頼主は、顔は見せなかったがかなりの報酬を置いていった……だから子供でも仕事を決行した。そうして、屋敷の中に入った……リーダー格の男は、この時既に過ちを犯していた事に気付けなかった。


「いらっしゃい、お客さん」


ヒュッ、バキン


「な……!?」


リーダー格の男は驚いた。全員が屋敷の中に入った直後、一番後ろにいた部下の首があり得ない方向を向いていた。そして、その後ろにはターゲットの一人の青年が立っていた。


「残念だったな、バレバレだ」


「くっ、お前達早く……!!」


「おっと!!別れようとしても駄目だぜ」


ヒュッ、バキュ


今度は、自分の隣にいた部下の顔面がめり込む。この時、リーダー格の男は過ちを犯した事に気付いた。相手が子供だと思って侮っていた。その結果、既に二人仕留められた。


「お前達、魔法で動きを止めろ!!」


だが、すぐに冷静さを取り戻したリーダー格の男は、部下達に魔法で動きを封じさせようとする。


「「闇拘束ブラックバインド!!」」


ビシッ


「うお!?」


部下の魔法で動きを封じた所に……


プスッ


リーダー格の男は青年に毒針を打ち込んだ。この毒は、少し掠っただけで命を簡単に奪う代物だった。


「あ……が……ぎ……」


ドサッ


拘束されていた青年は苦しみ、倒れた。この時、またリーダー格の男は間違いを犯した。青年が完璧に死んだか調べる為に近付いてしまった。


ズドォ


「グォ……馬鹿、な」


ドサッ


リーダー格の男は、その激痛に耐えきれずに気絶する。


「ふぅ……本当に危ねぇな、毒針か」


部下二人は、恐怖していた。自分たちのリーダーが、あっさり失神させられる。そして普通ならば既に死んでいる筈の子供が、何の問題も無く立っている。自分たちでは勝てない事に、気付いてしまった。


「本当は二人ほど捕獲するつもりだったんだが……多分こいつがリーダーなんだろう、あんたらはいらねぇな」


「「!!」」


逃げよう、そう考え背中を向けた。だが、その瞬間自分たちの視界が反対になった。


「殺す理由もねぇけど、また狙われても厄介だからさ……殺しておくわ」


部下二人は、自分たちの首が折られていた事に気付いた。そして、そのまま絶命し、倒れるのだった。だが彼らはまだ幸運だったかもしれない……。


「さて、後はこいつだ。話を聞かなくちゃな……」


リーダー格の男は、この後更に辛い目に合うことになるのだから……。

次回、ガルゴが話を聞く事になります。体にね……

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