依頼を達成、家を買う
今回、久しぶりにギルドマスターが出ます。
「だ、大丈夫なのかい?勇者様にあんな事を……」
勇者達が帰った後、ギルドマスターが俺達の所に来た。まあ、どうにかなるでしょ。
(確かに、あの程度ならどうにかなるだろうな、なんかしらアクションは仕掛けてくると思うがの)
ですよね~、さて、ミザイアを迎えに行くか。
「レイシン君……ごめんね?」
「気にするなって、他人の為にそこまで怒れる事は良いことだぜ?これからはもう少し冷静に対処すれば良いだけだよ」
「うん……分かった……」
「二人とも~」
あ、ミザイアが来た。待ちきれなかったのか。
「大丈夫なの?なんか勇者がカンカンになって帰って行ったけど」
「問題ねぇ、こちらから関わる事は無いからな」
「み、ミザイア・ジニート殿!?」
ミザイアの姿を見てギルドマスターが驚いている。そうだこいつ王族だった。
「てかギルドマスター、ミザイアに俺の事を教えたでしょう、ペラペラ喋られても困りますよ」
「い、いや、それは済まなかったが、エルフ族の王族からの頼みは断れないよ……」
あ~……まあ、この町のギルドマスターの権力じゃ無理か。
「まあいいや、とりあえず、受注してた依頼全部終わったから品物を納品に来たんですが」
「もう!?出発してから一週間と経ってないよね!?」
そりゃまあ……ねぇ……?あの程度じゃ……ねぇ?
「とりあえず納品するから、報酬下さいよ」
俺は収納箱からワイバーンの素材、バジリスクの素材、百薬草樹の種を出す。
「ほ、本当に終わってる……は、早すぎでは……?」
「そうですかねぇ」
「あんた、自分が異常って気付いた方が良いわよ?普通だったら百薬草樹の種だけで何ヶ月かかるか分からないんだから」
そういやそんなことも言ってたな、俺だから何とかなったけど。
「そ、それじゃ……達成料をお渡ししますね……」
何を死にそうな顔してるのか、一応これであんたらにも金は入るんだろうに。
「そういやギルドマスター、この辺りに空き家は無いですか?俺今根なし草なんですけど……」
「根なし……?ああ、でも、この町の外れに、空き家になって長い家があるね、そこだったら……」
町の外れか……まあ、俺なら問題ないからいいかな。
「んじゃ、そこの管理人は誰ですか?出来れば今日中に会えるとありがたいんですが……」
「いや、管理人はいないんだよ。随分前に亡くなったみたいでね……今はギルドの持ち物になってるんだ。あの辺りは魔獣が出ることあるから」
「へえ……それじゃ、今回の依頼の報酬で買いますよ。それなら足りるでしょう?」
「ちょ、ちょっと!!私には!?」
「お前何もしてないだろうが、ラミエラは?少しはあった方がいいか?」
「ううん……私は……大丈夫だよ」
「なら決まりだな」
「ほ、本当にいいのかい?結構な大金だよ?」
「いやぁ、以前素材を売った時の金が余ってるんで……」
金を使う事が少ないんだよな、俺って……。
「それじゃ、場所を教えて下さい。行きますんで」
「あ、ああ……本当にいいのかい?少しくらい見学してからでも……」
「大丈夫ですから、お願いします」
「う、うーむ……それじゃ……」
そして、ギルドマスターはしぶしぶ場所を教えてくれた。何か問題があるのだろうか……。
少し雑になりました。次回はもう少し長くします。




