依頼の確認、一人で出発
最近忙しいのであまり手が付けられていません。すいません。
「ちょっと!!昨日何処に行ってたのよ!!起きたら私一人でびっくりしたじゃない!!」
「まあ……うん……」
「ごめん……ね……」
「?どうしたのよあんたら、なんか顔赤いし、疲れてない?」
「いや……まあ……うん」
言えねぇ……別の宿に居ましたとか……何してたかすぐにバレる……。
(はっはっはっ!!それも運命じゃろ!!)
このジジイ本当にうるさい。何が運命だ。
「全く、これから依頼を終わらせに行くんでしょ?行く前に疲れてどうするのよ」
「ごめん……なさい……」
「ま、まあ、大丈夫だよ、見た目より疲れてないから」
「そう?ならいいけど……」
嘘です少し疲れてます、こんなに体がだるくなるもんなんだな。
「それで、残りの依頼は何かしら」
「ああ、確か……百薬草樹の種を見つける事……だったか」
「百薬草樹!?」
うるさ、突然どうしたんだよ。
「あんた、それってAランクの依頼の中でもかなりの高難度よ!?」
「そうなのか?樹の種を見つけるだけじゃねぇの?」
「百薬草樹は……妖精達が住む森……ブリリアントガーデンにあるの……けど……」
「妖精達はすごく気難しいのよ、今まで何人も行ってるのだけど、誰も帰ってきてないわ」
マジかよ、この依頼受けたとき何にも言われなかったけど……ギルドマスターの奴、言わなかったな畜生。
「運良く気に入れられても、今度は森から帰して貰えないって話だし……まあ、本当かどうかは分からないけどね」
「誰も帰ってきてないから、情報も不確定と」
「そういう事よ、冒険者ギルド本部では、この依頼をSランクの依頼に引き上げるって話も出てるのよ」
どうすんだよマジで、本当にどうしようも無いじゃん。
(あやつ、相変わらずそんなことしてるんか……)
ん?もしかして妖精達知り合いだったりする?
(その表現は間違ってるが……とりあえず、今回はお主一人で行くべきじゃよ)
え?なんでだ?そんなに妖精って強いの?
(そういう訳では……いや、確かに強いがの、少々事情があるんじゃ)
ふ~ん……なら、仕方ない。俺一人で行くか。
「なあ、とりあえず俺が一人で行ってもいいか?」
「あんた話聞いてた!?帰って来れない可能性があるのよ!?」
「レイシン君……」
ラミエラはなんとなく察してくれてる。それでも不安そうだな……。
「大丈夫だ、様子を見るだけだし、無理そうなら森に入らずに帰ってくるからよ」
「そういう問題!?」
「・・・・・・分かった、待ってる……でも、気を付けてね」
「ああ、絶対に帰ってくるよ」
「ちょっと!!私の話も聞いてよ!!」
「聞いてるよ、大丈夫だ」
「あのねぇ……もう、絶対に帰ってきなさいよ!!」
「分かった分かった、そう吠えるなって」
そう言って、俺は妖精達が住む森、ブリリアントガーデンに向かって走り出した。ちなみに道はガルゴが知ってるので迷わない。さてさて、妖精とはどんなものなのかね……。
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