表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/101

話をする、泣かせてしまう

今回は会話多めです。ラミエラのしゃべり方は変なのでご了承を

「それでは、今日の講義はこれにて終了とします。お疲れ様でした」


さて講義は終わった、早く学園長に突らなければ。


「レイシン君、待って……」


「どうした?俺はちょっと学園長に用が出来たんだが……」


「その心配は無いよ!!レイシン君!!」


何処からともなく現れるの止めてくれ、後はそのテンションもどうにかしてくれ。


「学園長……?」


「・・・・・学園長、聞きたい事があります」


「うむ、分かっているとも。ここではなんだ……ラミエラ君も一緒にどうだね?」


「え、でも、私は……」


「いいから来たまえ、美味しい茶菓子が手に入ったんだ」


「ラミエラ、どうせなんだ、一緒に話そう」


「・・・・・・・・・・うん」


そうして俺とラミエラ、学園長は場所を移動した。その所を他の生徒が睨んでいたが、知ったこっちゃ無い。



学園長室


「さあさあ、飲みたまえ食べたまえ!!口に合えば幸い!!」


学園長室で、俺とラミエラはお茶とお茶菓子を出されていた。いや旨いから喰うけど……そのテンションどうにかしろよ。


「もぐもぐ……」


ラミエラはキラキラしながらお茶菓子食ってるし……可愛いな、畜生。


「さて聞きたい事とは……彼女の事だろう?」


「ええ……ラミエラ、気を悪くしないで聞いてくれ」


「・・・・・・・うん」


「俺は、何でお前が剣術の上級クラスに居るのか分からない」


「・・・・・・・・・・・」


ラミエラが泣きそうになっている……そりゃ、自分の努力否定されたんだもんな……。


「悪い、でもお前のステータスを見ると……どう考えても魔法を使った方が大成すると思う」


「え……?」


「お前、成長率3しか無いのに魔力が100万あるんだよ。どこをどう見たらお前に魔法やらせないで剣術やらせるのか、それが分からない」


「うむ、それについては私が答えよう……といっても、なんとなく予想出来るのでは無いかね?」


まあ……そりゃあな。貴族の娘って時点で察しは付く。


「彼女の父、ハリアド・バーボートン郷は、この王都の中でもかなり力のある貴族なんだ。権力的にも、実力的にもね、そしてハリアド郷は魔法嫌いなんだ、自分のご子息ご子女には皆剣術しか教えないのだよ」


・・・・・・・・マジで予想通りだな、反吐が出る。


「・・・・・・昔、魔道書を呼んでたら・・・・・・殴られた事もある」


「・・・・・・・・・・・・」


「そんな訳で、彼女は剣術クラスの上級に入ることになったのさ。そうでなければ私だって彼女には魔法クラスの上級に通わせるよ」


だろうな、そうでなければ本当に無能か頭がおかしい奴でしか無い。


「それでも……私の成長率が上がらないのは……私が出来損ないだから……」


「いや……関係ねぇよ、そんなの」


「でも実際……」


「お前には呪いがかけられてる、成長率激減ていう、お前が成長率を上げれないように」


「なに……!?」


「え……?」


・・・・・・本当に驚いてるな、とりあえず学園長はシロと考えても良さそうだ。


(なるほど……反応を見た訳か)


ああ、もし呪いをかけた張本人なら動揺するはずだからな。そこを見たかった。


「・・・・・・レイシン君、君は鑑定眼のS級を持っているのかね?私はそこまで見れないんだが」


「俺が持ってる加護の効果で全部見えるだけです。そんなのは持っていません」


「レイシン君……加護を、持ってるの?」


あ、やばい隠さなければいけないんだった。


「・・・・・ああ持ってるよ、どういうのかは言えないけど、出来ればラミエラにも隠して欲しい、俺が加護を持っていることは」


「・・・・・・うん、言わない」


緑色……本当だな、良かった良かった。


「しかし、呪いとなると困ったねぇ、ここには解呪魔法が使える者はいないし……そうだねぇ、実は三週間後にダンジョン試験という物が存在するのだよ」


ダンジョン試験?名前からして物騒だな……どんな試験なんだ?


「ダンジョン試験は……この学園の地下にあるダンジョンで、なるべく多くの魔物を退治する実戦試験……倒した魔物によって、点数が変わるの……」


「そして、倒した魔物の点数が一定を超えると、此処を卒業することが許される!!ウェイ君もそれで卒業したのさ!!」


だからウェインだっての、それが今の話と何の関係があるんだよ。


「そしてダンジョン内ではたまに、解呪ができるアイテムがゲットすることが出来る!!それをゲット出来れば……問題解決という訳さ!!ちなみに二人以上でなければ挑戦出来ないぞ!!」


なるほどねぇ……ダンジョン試験か……。


「それじゃ、俺はラミエラとやりますわ」


「え・・・・・でも・・・・・」


「勿論構わないとも!!頑張ってくれたまえ!!」


「レイシン君……いいの?」


「ああ、ここまで関わったんだ。俺はもう無視出来ないしする気も無い。お前の呪いを解く、いいよな?」


「・・・・・・うん、ありが、どう」


え、おい、なぜ泣き始める。ちょ待て、何で泣く!?呪い解きたくない!?そんな訳ねぇよな!?


(かっかっか!!女心が分からない奴め!!)


なにを面白がってやがるジジイめ……!!


「素晴らしい青春だぁ!!良かろう、君たちには特別に、この学園にある魔道書を読めるよう図書館の者に伝えておこう!!」


それはありがたいけどテンション上げんじゃねぇよ変人!!


「ああもう泣くな泣くな、とりあえずこれから三週間、粘れる所まで粘って行くぞ、その成長率のままじゃ不安だし、せめて俊敏性を向上させるぞ?いいな?」


「うん………」


こうして俺とラミエラの三週間の特訓が始まった。さてさて、どうなることやら……。

次回は図書館での話です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ