王都に着く、腹ごしらえする
基本走った方が早いから常に走り続けます。ちなみに今回は王都を散策するだけです。
あのおっさんを置いていって五時間、俺はようやく王都に着いたのだった。
「あ~……疲れた、結構距離あったな……」
(そりゃそうじゃろ、本来ならもっとかかっとる)
まあ、想像より結構な距離あったけど、しかし……。
「山を一つ隔てるだけでこんなに発展に差があるとはな……」
さっきまでいた町と違い、こっちはマジで都会って感じがする。でかい城もあるし、でかい建物もいっぱいあるし……。
(・・・・・お主にとって、でかい建物があることが都会って認識なのかの?まあ、確かにここは発展しているが)
「まあいいや、さぁてとりあえず目的の場所はと……」
グゥ~、と、腹からでかい音がしたあるそういえば朝も少ししか食べてない。
「・・・・・とりあえず腹ごしらえしますかね、うん、飯屋あるかな」
(まあ、金はあるしの、問題ないじゃろ、向こうだって本来は三日後だと思っとるだろうしの)
そういえばそうだった。本当なら馬車で三日はかかるんだったわ。完璧に忘れてた。
「だったら時間をかけても大丈夫だな、適当に入ろう」
そういう訳で俺は王都の探索を始めた。武具屋、服屋、恐らく宝石店、魔石屋?とかもある。肝心の飯屋がないから困るけど、なかなか面白いな。興味深い所もいっぱいある。
「お、出店がある……肉焼きだなあれ」
なかなか飯屋が見つからなかったが、これは運がいい。さて値段は……30レル、600円か、普通だな。
「腹も減ったし、飯屋も見つからないし、買ってみるか、すいません」
「あいいらっしゃい!!何本買う兄ちゃん!!」
おお、祭りとかにいる元気なおっさんだな……いやな感じはしないが。
「ええと、じゃあ十本下さい」
「あいよぉ!!300レルだよ!!」
おっさんはテキパキと肉焼きを串に刺していく。300レルか……しまったどれくらい出せばいいのか全然知らねぇ。
(やれやれじゃのお、肝心の所が抜けとる。銅の剣が書かれているのが100レルじゃ、それを三枚出せばええ)
ありがとうガルえもん、やっぱり頼りになるな。
(誰が猫型ロボットじゃ)
そうして、俺は金を払って肉串を貰った。さっそく食べてみよう。
「はぐはぐ……旨いな、オークの肉……じゃないな、それよりも柔らかい」
まあいいや、旨いし、仮に毒があっても効かないから安心して食えるし。
(やれやれ、しかしよく食うのぉ……その体のどこに入ってるんじゃ)
まあ昔からだからこれは、異世界に来ても変わらない。ふむ、旨かった。
(もう食ったんかい!?早すぎじゃろお主……)
腹減ってたから仕方ない。さて、腹ごしらえもしたし行きますかね。
「ええっと……どこに行けばいいんだ……」
貰った地図を開いて見てみるが、ざっくりしか書いて無くてよく分からん。仕方ない、彷徨ってみるか。
(恐らく、あのでかい屋敷じゃろう。別にこんな地図無くとも問題ないわい)
え、入ってすぐに見えたあのでかい屋敷か。灯台下暗しだったな。
「まあ、それなら話は早い。さっさと向かうとするか~」
そして俺は目的の屋敷に向かった。一体どうかるのか、ある意味楽しみではあった。
ようやく学園に入学します。まあまたひと悶着あるんですがね。




