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『放課後のシアター・グラビティ』

作者:libero protocol
最終エピソード掲載日:2026/06/08
派手なギャル系女子を誘ったデート。少しでも良く見られたくて、なけなしのバイト代でブランド服を新調し、背伸びして全額奢った。
――けれど、返ってきたのは冷めた態度と「その他大勢の1人」として扱われる惨めな現実だけ。
勝手に格好をつけて財布を空にした翌日、傷心の俺に声をかけてくれたのは、教室の片隅でいつも気配を消している地味なクラスメイトだった。彼女が大切そうに抱えていたのは、俺が人生で一番愛しているマイナーなディストピア小説。
「それ……君も読んだ?」
その瞬間、彼女の瞳が嘘みたいに輝き出して――。
背伸びなんていらなかった。ただ好きなものの話をしているだけなのに、心が熱く満たされていく。
そして週末、2人でその小説の実写映画を観に行くことになるのだが、原作の後半にある『激しいラブシーン』のことを、俺は完全に失念していて……!?
「置いていかないで、ください……。まだ、話し足りないから……っ」
カフェ代も足りない極貧の俺と、ダボダボの服の下に圧倒的な『秘密』を隠したウブな地味子ちゃんが織りなす、勘違いだらけの激甘ラブコメ。

※男の子視点の第1話、そしてヒロイン側がどれだけテンパっていたかが分かる『Side:Her(女の子視点)』の第2話を同時配信中です!
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