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理由は後付けで  作者: 浅井天
第三章:3人の女性

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池田先輩とパトロール

 今日は特に依頼が入っているわけではないが池田先輩と2人で街をパトロールをしている。

どこかで困っている人がいないか探しながら歩いたところを歩くというのは新鮮で面白いなと感じている。

 

「正人君、あそこのカフェ行ったことある?」

「いやないですけど」

「じゃあ、入ろうよ」

先輩はお店の扉を開けて店員さんに人数を告げて案内された席についた。


「ここのたまごトーストが最高においしいの。外はサクサクで中はふんわりのトーストに挟まれたマヨネーズと程よい塩気のきいたたまごが一度食べたら病みつきになるの」

「たまごトーストでそんなに差が出ますか?」

「わかってないなー。食べてみてよ」

「そこまで言うなら。すみません、注文いいですか?」


「カフェオレとたまごトースト1つ」

「私はアイスティーといちごパフェを1つお願いします。以上で」


「え?先輩そこはたまごトーストじゃないんですか」

「たまには違うの食べたくて」


ネタなのか天然なのかよくわからなくて上手い返しができなかった。

注文した商品がすべて揃うとたまごトーストを口元に運んだ。

その味は先輩が言ったとおりに絶品で他のたまごトーストとは別の次元の食べ物のようであった。まるで、たまごトースト界のシャトーブリアンだった。

「ね、おいしいでしょ」

「はい。これは本当においしいです」


 カフェをでてしばらく歩いていたが困っている人というのは探してるとなかなか見つからないものでシンプルに池田先輩とデートしているだけではないかと思った。前回、叶わなかった願いが叶ってうれしい。


困っている人を見つけることは難しかったが歩いているだけで池田先輩に「この前はありがとう」や「これ貰って」といった感じで声をかけてくる人は大勢いた。

先輩にそのことを尋ねると「私の家が近いから顔見知りがちょっと多いの」と言っていた。

先輩と別れるときには先輩の両手にはたくさんの荷物があった。先輩はサークル以外でも人助けをしているのだろう。

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