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詩集Ⅱ  作者: 蓮井 遼
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詩「鈴」

詩「鈴」


もし宇宙の下した罰が存在だとするなら

存在でなかったものに告げることは

できたのだろうか

いろいろなところに行き

いろいろなことが起きる

死がなければ

生まれていないのだ

ならば、罰ではなくて

贈り物だろうか

存在でなかったものに選んだことは

できたのだろうか

夜はいつの日も長くて

曖昧になる

まだ生きているのだ

確かに生きていたのか


誰かが死を盗んだ

そこは沙漠になった

夜は感じていた

そして諦めた


宝は持ち主に帰すべきだ

炎が決めた

怒りは炸裂して

微かな生命を殺していった

そして沙漠にも死が帰った


何が起きたのかはわからない

夜はきづいた

懐かしい音だった


死を取られたら

生が残るのではなく

慣れ親しんだ生は死に化す

なんて生き物の躰は剥き出しで

炎に簡単に焼かれるのだろう


どこで音が消えたの

どこまで音は続くの

はるかに遠くなってしまった音は

その対岸で

音も炎も大きくさせるのだろうか






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