表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩集Ⅱ  作者: 蓮井 遼
6/30

詩「墓と錆」

詩「墓と錆」



お墓は待っている

次々とそのもとに入れ替わる人達を

一人が泣いて

一人が打ち震えて

一人が手を合わせる

涼しい朝には

柔らかな朝露が

ともに溶け入って

墓は憩いのままにある


その墓に刻んだ人は

お前の弱みを背負ったまま

死んで行ったのだ


この喜びはお前に尋ねる

何だ お前はどうした

立ちすくんだままか!


生きた痕跡を刻まれることにより

過ぎてしまった己が欺かれ

遠くの己はもう石化しつつある


身体から振り払うのではなく

錆付いてきた身体から

これからの行いを

作り出してゆけ








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ