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詩集Ⅱ  作者: 蓮井 遼
28/30

詩「吉祥寺周遊記」

後少しで30に到達しそうです。

いつもありがとうございます。


駅を降りると雨が降ってた数日前

吉祥寺は蒸し暑く

お目当てのバンドが出るまでは

美術館で絵画を見てた

30代は自粛せよみたいな感覚は

日々の世間から思われてるような

というより

単に手前がそうしたいものか

真似事をする

到来する時をイメージする

すると途端に

バンドが歌い出した

放蕩へ 灰燼へ

起きうるときの楽しみ方を味わい方を

誰から学べというのか

毎日 哲学書が読みたい

できるだけ 新しめの

毎日 音楽を流していたい

流れの先に何を持てるかは分からず

ゴシックロックのように

ポストパンクのように

無機質にうねりを持って

日々をまた次へと

感動も感情も荷物だからといって

足下には仕舞えず

情動も言動も責任逃れにならず

プログレッシブロックのように

人生が登れるものだと思いたい

どんな空へも見逃せず

これやこの大人は退く

だから逆算される

降る前の出来事 期間

落下される確率を編み出す前の

ひっくるめて どう生きていこう

誰かとの距離は変わらないままだが

氾濫は多くを巻き込み影響を成す

ひとまずは その辺りで


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