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詩「併せ呑み」
この詩は過去に書いたものですが、なにか感じるので載せておきます。
生に還り死を併せ呑み
病み 憑きとなり
憩い だらけて 人に歌う
傍に誰も近寄らないとして
一人で震わせ声帯は
体に帯びて体力は
自然に融けこみ並立する
何千かの点滅
時に人は言葉を嫌う
共感も仇となる
ただ、善は導き
無言で嫌になっても
人のことは語らず
石像が生きる時間を
駆け足で死んでいく 短命な動物
命は責めて 光輝とは別に
混濁をも望む 頼りない時間
かつて終わったなら次に始まりがあり
同じ形として留まれず だけど現在に
共有していく個々の名残を
気分に応じて自分と繋ぐ
夢のような時間




