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詩集Ⅱ  作者: 蓮井 遼
15/30

詩「下から読んでも新聞紙」

生き続ける人と死んで行った人への言葉です。


円周率は続く

際限のないように

面倒くさく割り切ってしまうように

命も似ている

死にたくなくても死んでしまうし

死にたくても簡単には死ねないし

臆病なものが生き残るとも聞くし

勇敢なるものが勝ち名乗りを挙げるとも言うし

模範解答はあっても正答はない

故郷は流されるし

実家は二十年で耕されるし

貴方しかいないことの気持ち悪さと

貴方が他の誰かにとってかけがえのない楔だということ


忘れてほしいも忘れないでも忘れていく

そうやって

チューブで繋がれた両手から紐解くのは

時計の針が流れる聞こえにくい音

生きていてほしいし

生きていてほしいけれど

叶わなくて

それが傲慢だって知る

過去の教えに法則に澱みなく受けて

考えてあなたの動く空間は誰かの空間を侵食する


チカチカと

電灯の電流が僅かになって

散乱した書物のなかから転んで

取り出してできることは何


できることは何

できることは何だった

円周率は続く




生きている限り、9,11も3,11も秋葉原も座間も知らない何かも何もかも続きます。

そんなことを諭す自身の意見すら表現の自由より不自由にしています。

自分は変わっているかもしれない。でも共感できる貴方も変わっているかもしれない。


よい一日を。起伏のある一日でも、我を忘れて熱中できる一日を。

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