14/30
詩「小さな望み」
日本のバレンタインデーの慣習と西洋でのバレンタインデーの意味合いをもとに
そばに大切なパートナーがいる人の気持ちを書いてみました。
何年間も欠けたまんまで
探しても見つからなくて
おれはもうわからなくて
あたしは裏切られるのにはもう沢山で
誰かを慕うのはもうできないと思っていた
だけどあなたに会って
あなたといることの嬉しさを知った
そんな形がコラーゲンのように
簡単に削られるなら
いっそこの時間を止めてほしいと
思ってしまった
そんな心配をよそに暦は移り変わり
大切にしたい人が魂の隣にいる
そんな時間がかけがえなくて
過去の痛ましい記憶は忘れていくかもしれない
今を書き足す新しい時間もそうかもしれない
けれど
あなたといることが生きる彩で
あなたの過去を聞いて
わたしの過去を委ねて
二人の時間から描いて
その絵で
お互いに支えられたらいいななんて
小さな望みを祈っている




