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詩集Ⅱ  作者: 蓮井 遼
13/30

詩「行動」「崩れた瓦礫から息をする」


久しぶりの詩を更新しました。


詩 「行動」



何のための哲学だというの

生きること自体に放棄しているためではなく

生きることは途切れないから

不確かな命に明日が覗けるとして

つまりは明日に伸びていく











詩 「崩れた瓦礫から息をする」



世の中に甘い人

組織に組み替えられて

両側に引っ張られて

あっちにいたいが

こっちにいて

こうなりゃ担いで投げた柱に

飛び乗るアニメの強敵のように

こいつが走っているのは迂回路かもしれない

その労苦は未来を軽くさせる蟻のように

簡単に降参はできないって

降参前提で生きている

試練とは聞こえがいいが

望んでいないとわめく子供と

宥める甘い人 もう二人の時代なんだって

なんでもできる人とは少し無理があって

だけど

幾つもの役目とか可能性だとか

潰されるなら上等だと

たった一人の選択は

見事に数多くの人を巻き込んで

あっちに流されこっちに流れ

そんな証明書はいらないね

望んでいこうね 閉じ込められても

やれることはきっとあるだろうよ




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