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詩集Ⅱ  作者: 蓮井 遼
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詩「巡りの経過を」


詩「巡りの経過を」


存在していた

それを知っている

三世代経てば

存在を知らされないこと

それも知っている

共に移り日が巡ること

これも知っている

報告はこれからにはならないし

これまでの証明に過ぎない

巡りのなかで貴方が存在すること

貴方は狙われているかもしれぬこと

それも知っている

知っているのにわからない

貴方は知り続ける間に

存在するのか

取られてしまったのか

だがそんなことは広大な自然に任せておこう


貴方がまだ存在していること

貴方の希みが叶い、なほ満たされぬこと

このそれ時点を

お祝いしよう



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