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詩「巡りの経過を」
詩「巡りの経過を」
存在していた
それを知っている
三世代経てば
存在を知らされないこと
それも知っている
共に移り日が巡ること
これも知っている
報告はこれからにはならないし
これまでの証明に過ぎない
巡りのなかで貴方が存在すること
貴方は狙われているかもしれぬこと
それも知っている
知っているのにわからない
貴方は知り続ける間に
存在するのか
取られてしまったのか
だがそんなことは広大な自然に任せておこう
貴方がまだ存在していること
貴方の希みが叶い、なほ満たされぬこと
このそれ時点を
お祝いしよう




