とある日の放課後
「こっち、向いてよ」
目の前に座る男が、何か言ってるけど、私は知らない。
知らないんだから!
昨日は、一緒に遊ぶ約束をしていたのにこの人、私の存在を忘れてバイトに行ってた
「知らないッ!」
「えー・・・・・・・・・」
「ふんっ」
困ったように私を見つめる瞳を見ると、私が悪いことをしている気分になる。
子犬みたいに可愛い彼は私の彼氏だ。一応。
それなのに!
こいつ、彼女よりもバイトを優先したんだ。
許さない。
今日1日は絶対に口をきかない。
「えー! はーなーそーうーよー!」
足をバタバタさせて駄々を捏ねる彼はおもちゃ売り場で母親にわがままを言う小学生だ。
こんなのが、彼氏でいいのかなと今、真剣に考えた。
「・・・・・・もう、潮時かな」
教室の窓の外を見ていると、低音の低い音が聞こえた。
背筋が凍る。
目の前から、ため息が聞こえて椅子を引きずる音がする。
「い、いや・・・・・・んっ!?」
「へへ、引っかかったー」
「は、はぁ!?」
「やっとこっち、向いてくれたね」
「っー!」
私は、柔らかいものが触れた唇を指でなぞる。
無邪気な顔をして笑ってるこいつが憎い。
憎い。
だけど--
大好き
「-っ!? ど、どうしたの!? 俺を、どうするつもり!? か、可愛すぎて死にそうなんだけど!」
心の中でつぶやいたはずの言葉は、声に出ていたようだった。
やられてばっかりの、私じゃない。
してやったり
とにやにやしていると彼が小さな声で、
「もう1回キス、してもいい?」
なんて言う。
ああ、ダメだ。
私は当分、彼という名前の泥沼から出ることは無いだろう
とファーストキスを奪った相手とセカンドキスをしながら考えたのだった
いやー、リア充リア充してますねぇー
学校で何やってんだ!って話ですよ
この2人、名前はまだ無いのですが、いい名前が思いつけば、また続編などを書いていきたいと思います
それと、「恋の話」リクエスト大会を始めたいと思います!ルールは簡単!「恋の話」で、こんなのが読みたいなーって話を簡単に言ってくれれば良いだけです。例えば、「リア充が読みたいなー」とか!大会とつけたものの、大会要素全くなし!期間は、この「恋の話」が完結するまで!よろしくお願いします
では、また明日!




