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ドーグ屋の異世界ものづくり  作者: ドーグ屋


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5/6

斬滅!デスサイズチェーンソー

どうして貴方様がこんなところにっ…??


おれは臆病者である。

声はばっちり裏返り、

膝がダンスダンス レボリューション阿佐ヶ谷である。


死神


どうみても死神。


おれはここで死ぬんだな…

そう思うと、

恥の多い人生を…


…聴いているのか!?


やべ、怒られた。


はい、なんでしたっけ?


…デスサイズでは間に合わない。

被害者が出ないうちに片付ける。


…チェーンソーを作ってほしい。


あ、依頼ですか。


気持ちが落ち着いた。


…不届き者が死者の尊厳を踏み躙り

死体を地上に呼びつける術式を仕込んだ。

展開範囲はおそらくこの区域…

今夜にも発動するだろう、


…20万もの魂が愚弄される…!


20万?!


とんでもない数字だ。

今の村の人口の何倍もあるから

かなり前の代まで影響するはずだ。


そこらへんのちょろい魔法とは

質が違うのだろう、と直感した。


少し意外だったのが

伝わってくる死神の想いだった。


死者の尊厳とか安らかな眠りとか

死後の環境に関して

強い情熱や矜持を持っており、

父性のような温かさまで感じたのだ。


ゾンビをチェーンソーで駆逐するのも

効率だけが理由ではないだろう。


はやく眠らせてやりたい、

他者に危害を加えさせない、

もといた場所に居させてやりたい、

そんな想いが透けて見えた。

身体も透けてましたけど。


わかりました。

飛びながら短時間で斬撃を与えられる

機動性に優れたチェーンソーにいたします。


…あと、

これを素材に加えてほしい…


かなり使い込まれているが

研ぎ澄まされた刃のデスサイズだ。


かしこまりました。

それでは今夜までに、


斬滅デスサイズチェーンソー


ご用意いたします。

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