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転生したら神スキル持ちのハーレム王子だった  作者: 鯖太郎
二章 青年期
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冒険者ギルドと結婚準備

 西の大陸にライオネルが街や村、住居を構えたことは瞬く間に大陸全土に広まった。


 西の大陸への移住希望者が殺到する状況がしばらく続いたのだ。


 そして後、半年に迫った結婚式についても日々話し合いが持たれるようになった。


 もし国王になった時誰が第1王妃なのか、順番を決めることは特に慎重になった。


 それに輪をかけて最近のライオネルの行動が各国王女との縁談にまで派生すると言う状況に陥っていた。


 やんわりと断りわ入れつつ順番も決めないといけない。


 勿論、家の爵位順や役職順となる予定であるが第1に我が国の公爵家であり元帥、宰相の娘であるマリアかベティーか、亜人国家アールの王女リリーかになる。

 順番的には他国である王女が濃厚だがマスタング王国以外の国で差別の対象である亜人を第1妃にはするべきではないとアール国王からもリリーからも言われたのだ。

 父は差別なきマスタング王国のアピールにもなるのでリリー王女が第1妃になるべきと言われた。


 ここに来て大きな問題だった。

 しかしアール国王との会談で強く求められ父が折れた。


 最終的に第1妃にマリア、第二妃にリリー、第三妃にベティー、第四妃に愛子、第五妃にラーナ、第六妃にレイアと決まった。


 結婚式は合同となる予定で異例の教皇猊下が王族用の教会で執り行うこととなった。


 式までの間にドレスを選んだり僕は指輪を買わないといけない・・・。


 そして16歳になった。


 誕生日は盛大に祝って頂いた。

 お酒を嗜めるようになったこともありいい気分の祝い酒となった。


 

 そして次の日、僕は冒険者ギルドへと向かったのだ。

 成人する16歳にギルドへ入会できるためだった。


 冒険者ギルドとはギルドの依頼を受けて採取や魔獣の討伐を行うところである。


 そしてなによりも魔獣や獣の買取解体を行ってくれる場所なのだ。


 

 「はじめての方でしょうか?」


 「はい」


 「ではここにご記入下さい」


 先ずは名前・・・本名でいいよね。

 年齢・・・16

 得意な武器・・・刀、魔法も僕の武器だよね?

 討伐履歴・・・魔族、魔王、その他諸々

 志望動機・・・素材を買い取ってもらいたい

 

 「出来ました」


 「お預かりします。少々お待ちください」


 「はい」


 「えっ?ラ、ライオネル殿下・・・?」

 

 「え?はい」


 「少々お待ち下さい。ギルドマスターを呼んで参ります」


 「え?わかりました」


 数分すると受付の女の子と一緒にごっついおじさんが登場。


 「こ、こんにちはです」


 「えっ?こんにちは」


 「私、ここのギルドマスターをしておりますジジカと申します。以後お見知り置きを」


 「よろしくお願い致します」


 「殿下は当ギルドへ入会すると言うことでよろしいですか?」


 「ええそのために来ましたがなにか?」


 「いえね王族が入会すると言うのが初めてでして、どうしたらいいものかと・・・」


 「特にありません。他の方と同じで構いません」


 「そうですか?」


 「では、ステータスカードのご提示をお願い致します」


 「はい」


 ギルドマスターにステータスカードを手渡す。


 「ライオネル殿下?これは?」


 「僕のステータスカードですけど?」


 「いえ・・・この数字です」


 「間違はないと思いますが」

 

 「そうですか・・・こんな数字見たことないですよ」

 

 「元々高い数字でしたが魔王軍10万程を消しとばしたら馬鹿みたいな数字になってしまいましたて」


 「はあ・・・そうですか」


 「わかりました、特別にランク5から始めましょう」


 「ランク5?」


 「ランクは1から10までございます。最低がランク1最高ランクが10になっています」


 「現在と言うか冒険者ギルドの歴史上ランク8が最高です。殿下ならランク10を目指せると思います」


 「わかりました。無理のないよう頑張ります」


 「ではこれがギルドカードとなります。全国どこの冒険者ギルドで使えます。他国へも入国税無しで通れて身分証となります」


 「わかりました」


 「では頑張ってください」


 「はい。あと素材の買取はどこで出来ますか?」


 「ではこちらです」


 ギルドの裏手に回ると刃渡り1m以上はありそうな包丁を持つこれまた厳ついおじさんがいた。


 「ここに素材を持ってきて頂ければ買い取り致します」


 「ここでは全部出せません。他に置いておけるところはありますか?」


 「そんなに」

 

 「では横の闘技場ではどうですか?」


 「多少置けますが殆ど置けませんね。また何回かに分けて買取して下さい」


 「ここに置けないとはどれだけあるのですか?」


 「さぁでも子供の頃から時空間に溜め込んできましたから相当量あるはずです」


 固まるギルドマスターと解体屋のおじさんを横目に畳み掛けるライオネル。


 「すみません。解体で出た肉は分けて頂けますか?うちのグリフォン用の餌にしたいのです」


 「グ、グリフォン?やはりあのグリフォンは殿下が眷属なされているのですね?他になにを眷属しているのですか?」


 「最近ですが、竜人族が眷属になりました」


 「・・・」


 開いた口が閉まらないおじさん達を尻目にライオネルは闘技場一杯に魔獣、獣を出した。


 「ではよろしくお願い致します」


 そう言って帰るライオネルを見えなくなるまで見送るおじさん達だった。


 数日後、ギルドへ向かうのにネルにまたがった。


 ギルドマスターがグリフォンを見てみたいと言っていた為である。


 歩くと20分掛かる道のりをネルではあっという間だった。


 ギルド前へ降り立つとギルドで酒を飲んで入り浸っていた冒険者達が慌てて駆け寄ってきた。


 「ガキ何者だ?」


 「冒険者です」


 「グリフォンなんかになんで乗っている?」


 「眷属してますので」


 「ガキのくせに生意気な!俺によこせ!」 


 「はいどうぞ」


 「素直でよろしい」


 そう言ってネルに近づく冒険者をネルは一掴みひて青空へ羽ばたいた。


 すぐ根を上げた冒険者をネルは下ろして僕に擦り寄ってきた。


 「よくやったな」


 そうするとギルドマスターが飛んできた。


 「よくおいでくださいました。素材は解体済みです。こちらへどうぞ」


 「はい」


 そう言われて裏手へ回ると解体屋のおじさんは慌てたように大量の肉とお金を用意してくれた。


 肉をネルに渡すと美味しそうに食べて僕に擦り寄る。

 

 「殿下、私に触らせてくれませんか?」


 ギルドマスターはグリフォンが大好きだそうでネルに触らせた。


 ごついおじさんがニヤニヤしながらネルに抱きつく姿は見るに耐えなかったがとても満足そうだった。


 「では次はこれをお願い致します」


 そう言ってまた闘技場一杯に魔獣を取り出した。


 これを数度繰り返すとようやく魔人だけどなった。


 「ギルドマスター、魔人はどうすれば?」


 「勿論、魔人の魔石は高く買い取らせて頂きます」


 「ではこれで最後です」


 そう言って闘技場に魔人を出して帰った。


 こうしてかなりのお金になったので帰りに宝石店へ寄った。

 それぞれ全員分の宝石を注文すると帰路に着いた。

 宝石は7ctピンクダイヤに真っ赤な魔石を購入。

 魔石には最近覚えた称えるだけ付与で彼女達を守ってもらう。


 子供の頃から溜め込んできた魔獣等を全て消費した。

 これを錬金術で指輪にする。


 こちらの世界にないダイヤのカットを施して大体5ctになる予定だ。


 後はプラチナ、こちらの世界の金属は不純物が多すぎる・・・。

 錬金術で取り出そう。


 こうして出来上がった指輪はそれはそれは美しい出来栄えだった。

 ダイヤを挟んで3つづつ計6つの魔石はプラチナの指輪に埋め込まれていてダイヤと同じようにカットされた先端だけが邪魔にならないよう見えるよう配置されていた。

 一つ一つ付与していく。


 一つ目、完全魔法防御

 二つ目、完全物理耐性

 三つ目、完全防御

 四つ目、完全回復

 五つ目、完全防汚

 六つ目、時空間の倉庫


 これだけ付ければ問題ない。

 

 父と母、全員の義父と義母にも同じ効果のネックレスを式でサプライズプレゼントすることにした。


 それから数日、式の日付も決まり大陸全土へ通達した。

 それから王都は祝福のお祭りが始まりアールを除く全ての国王から再度娘との見合い話が持ち込まれた。

 アールの王都でもお祭り騒ぎだと報告が入った。

 

 皆から祝福されてとても心地よかった。


 

 それからの日々は学校とギルドの依頼と婚約者との甘いひと時だった。


 

 

ご覧頂きありがとうございました。

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