↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したら神スキル持ちのハーレム王子だった  作者: 鯖太郎
二章 青年期
24/33

ミーケとランスロッド(短編)

誤字脱字お手柔らかお願い致します。

コメントよろしくお願いします。

 私はミーケ。

 猫みたいな名前でしょ?

 母が私を産んですぐ亡くなって、絶望した父はなたも考えられず前に飼っていた三毛猫のミーケと同じ名前をつけたのだ。

 

 産まれた直後は母の残した私を可愛がってくれたそうだけど私が物心つく頃には育児放棄と暴力だけの日常でした。


 そんなある日、父と初めて出かけて私は奴隷になりました。

 朝から機嫌が良くて初めて出かけようと言ってくれた時、本当に嬉しかった。

 初めての街並み、初めての外食、初めてのことばかりでキラキラしていた1日の終わりに奴隷になるなんて思いも寄らないことでした。


 でも売られて初めて人間らしい日々が始まったのです。

 3度の食事、勉強や作法等色々教えてくれたビアンキさんは本当の父のように接してくれました。


 字を覚えたら本を沢山読みました。

 ヒロインを助け守る王子様に憧れました。

 でもこんな私は王子様なんて求めてはいけないことも知っています。


 ここに売られて5年。


 ビアンキさんにもう少し勉強したら売りに出すと告げられました。

 そんな時から胸が苦しくなる、ここを離れるのが辛いから苦しのだと思っていたらある日倒れてしまいました。

 ビアンキさんはよく看病してくれました。

 嬉しかった。

 ビアンキさんがお父さんだったらなんて幸せなのだろう。

 ここにこれてここで死ねてとても幸せだと思っていた。

 そんなある日突然目の前に現れた王子様。

 本の主人公になった様な気分だった。


 目を覚ますと、あぁ夢だったのかなんて思った。

 だけど夢じゃなかったと知った時は飛び上がりたいほど嬉しかった。


 どうやら王子様はビアンキさんに呼び止められ治療して下さったようだ。

 そして私は今王城にいる。

 夢に見た瞬間。

 王子様の名前はライオネル=フォン=マスタング、私の産まれた国の第3王子殿下私の主人となる方です。

 私はライオネル殿下付きのメイドになるべく早く治して仕事を覚えたい。


 リハビリもこなして予定より早く勤めに入る。

 先ずは仕事を覚えなくては。

 仕事は楽しい。

 そんな日々を過ごしていると、お給金を頂いた。


 その話を聞いたライオネル様の婚約者様達が街へ誘って下さいました。

 キラキラして美しい王都の中心部。

 靴や洋服を見繕って頂いました。


 お城に戻るとライオネル様は似合ってるねと声を掛けてくださいました。

 とても嬉しい。


 こんな幸せな日々がどこまでも続きます様に。



 

 我はマスタング王国第2王子ランスロッド=フォン=マスタングである。


 幼少の頃から頭がよく、武の兄に対して文の弟と呼ばれた。

 勿論国王になるには頭が良くないとと思っていた。


 そんなある時に誕生したライオネル。

 成長と共に化け物じみた強さ、傑物と言わざるを得ない頭脳で周囲の大人はまるで時期国王が決まった様な話をする。


 だがライオネルはそんな周りに意を返さない。


 そして私も国王になる為欲した宰相と元帥の娘までもライオネルと婚約した。


 それにライオネルのスキルのことや神様のこと等聞いた。


 そんな事があっても正直、兄弟仲は良かった。

 それはもうライオネルに勝つことを諦めたからだった。

 それ以降年を重ねるごとに弟は生物としての領域を超えた。


 グリフォンをテイム。

 本物の魔王に婚約を迫られる。

 魔王を倒し、次の魔王にはとんでもない魔法を行使した。


 しかしライオネルの言動や行動は国王になることとかけ離れていた。

 そんなある日、とある貴族に聞いた話に何かがプツリと切れた気がした。


 ライオネル殿下は国王にならない、それどころか公爵位まで返上する気だとか。

 長男である兄上や天才の我がふさわしいと言っていたそうだ。


 劣等感が爆発した。


 私の派閥で過激派の者に尋ねると、この世界で最も致死率の高い強力な毒物が手に入ると言われた。

 そしてその毒は無味無臭で料理やグラスに1滴垂らせば死ぬと言われたのだ。


 人生でこれほどまで考えたことはなかった。

 考えに考え抜いて出した答えは決行だった。


 そして当日、過激派貴族がパーティーにライオネルを呼びグラスにダラダラと落とした致死量の数十倍の毒によって倒れたと聞いた。


 即刻捕縛された過激派貴族は1人の犯行と言い続けて首を跳ねられた。

 

 だが昏睡しているとはいえしぶとく生きているライオネル・・・。

 半年が過ぎた頃目覚めてしまった。


 それから数日が過ぎた頃、我は近衛兵に捕縛され連行された。


 数日間、我は何も語らず保釈されたが私の味方だった貴族全員の首が我の目の前で飛んでゴロゴロと転がった。


 しぶと生きているのは我の方だったのだ・・・。


ご覧頂きありがとうございます。

ブックマーク、コメントよろしくお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。