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転生したら神スキル持ちのハーレム王子だった  作者: 鯖太郎
二章 青年期
19/33

高等教育学校と見習い

忙しく投稿が遅くなりました。


誤字脱字お手柔らかにお願いします。

 魔王討伐の後、住民の家を錬金術で建てたりしながら王都に帰り最高学年となった初等教育学校へ定期的に通っていた。


 研究も最終段階、魔法強化に関して言えばイメージと熟語の詠唱などかなりの割合で魔法強化できることがわかった。


 イメージに関してはまだまだ解明出来ていないが熟語詠唱は意味が分からなくても変化や強化が出来る事が魔王討伐でわかった。


 先ずはこれらを卒業論文として出す事になった。


 皆、高等教育学校も同じなので研究の続きをしようと約束して卒業した。



 王都高等教育学校。


 歴史は古く貴族と初等教育学校で優秀だった者だけがテストを受けられる大陸の高等教育学校最難関の教育機関であり他国からも入学希望者がテストを受けにくる。


 試験は筆記テストに剣術と魔法で決まる。

 王都初等教育学校Sクラスの面々は全てにおいて優秀な成績を収めた。

 僕は筆記満点、剣術は卒業生でAクラス冒険者を圧倒、魔法も卒業生のSクラス冒険者を一撃で沈めて難なく首席入学を果たした。


 Sクラスは代わり映えのない10人だった。

 その他Aクラスに20人の計30人が晴れて入学を果たす。



 「私はSクラス担任のルーベンス=ワタリカだ。月に一度テストがありその成績によって入れ替えもあるので覚悟する様に」


 「はい」


 「このクラスでは勉強は教えない。各自で学ぶこと。わからない事は聞きなさい教えます。そしてこれを配る。これは王族以外全ての地位、職場、役職に見習いとして学び働く事の出来る証書だ。そして見習いとして真剣に勉強して働くことで卒業後そのまま迎えてくれる保証もしてくれる。短期的に色々な職を見て決めるのもいい、これと決めて勉強するのもいいぞ。そしてこれは3日に1度決まった職場に行き勉強することとなる。婚約者がいる女子生徒はその方の家や自宅で花嫁修行をすることも許可する。残り2日はここで勤勉や研究に励むこと」


 男尊女卑が甚だしい・・・

 でも16か歳から婚姻認められた早ければ在学中に結婚式をする子もいるだろう。

 僕達も卒業してすぐ式を挙げるらしいけど・・・


 「はい」


 「これで今日は終わりにする」


 さて皆は何処へいくのだろうか?

 僕はどうしようか? 

 公爵家へ行き領地経営を学ぼうか?


 「ライオ様、研究はどうしますか?」


 「そうだね、メンバーも同じだから続けたいけど皆はどうかな?やりたい事あるかい?」


 全員一致で続ける事になった。


 後は役職か・・・。

 父にも相談してみよう。


 夜、父に時間を頂き相談する。


 「父上、見習いについてですが領主の仕事を選ぶつもりですが誰に付けばいいかわかりません。父上の意見をお聞きしたいのです」


 「そうか見習いか。学校に通いながらだ近場となるがこの際、宰相に付いてみないか?奴は公爵だが王族ではないし領主だ、領地もネルならそう遠くもない」


 マイク=フォン=カーリン公爵

 婚約者ベティーの父で国の政務と法の統括である宰相を務めている。

 

 公爵

 爵位最上位に位置し王位継承権を持つ者と持っていた者で構成されているが、現宰相、元帥の様に一般爵位から陞爵する者もいる。

 公爵への陞爵は国王の在任中3人まで可能である。

 陞爵は基本的に永続だが国への貢献度が下がると侯爵へ降格する。


 爵位

 上から公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵、准男爵となる。

 公爵〜伯爵の一部までは領地を持つ。

 伯爵と子爵は1番多く政務や軍、外交、法等の事務次官等の管理職に付く。

 男爵は単体で1番多く主に領主補佐や事務、管理職の補佐等を行う。

 准男爵は平民の中で優秀な者がなる。

 軍での戦歴、政務官での昇格など王族貴族の推薦

で決まる。


 

 次の日

 「おはよう」


 「トール、おはよう」


 「ライオはどこで見習いになるか決めた?」


 「父にも相談して決めたよ」


 「僕は父に反対されてしまったよ」


 「確かにトールの家は王族の家系。宰相は陞爵組だから思うところがあるのだろうね」


 実は遠い遠い親戚のトール。

 

 「そっか・・・僕は宰相に見習いを頼むつもりだよ」


 「羨ましい。僕も諦めず頑張るよ」


 「その時は一緒だな。頑張ろう」


  

 その後皆で借りた研究室に集まって担任に顧問をお願いした。


 「君達の研究テーマは何か決めてあるのかい?」


 「はい。僕達は王都初等部からの仲で同じく皆で研究していました。なので続きをしようと思います。研究テーマは魔法のイメージと詠唱での強化と変化です」


 「面白いな。それで初等部の頃はどこまで可能性を見出せた?」


 「イメージに関してはまだ強化する者しない者がいて課題もあります。魔法はイメージする事で起る事象ですが詠唱、火なら火の入る熟語や言事を詠唱する事で意味に似た強化や変化が起こる事が証明されました」


 「ほぉそれは凄い。詠唱と言うのは初めて聞くな。だがそれで強化や変化をするなんて素晴らしい。これに関してはどんな言葉でどんな事象が起こるのか調べてレポートにしよう。軍に採用される程の研究だ。顧問は引き受けよう」


 「ありがとうございます」


 「定期報告楽しみにしているぞ」


 「はい」


 

 勉強に研究そして見習い。

 4年間で出来る限りの事はしなくては、卒業したらそれぞれ自分の道へ進む。

 僕は公爵となり領地へ赴く。

 その前に結婚もある。

 マリアとベティーとリリーとの結婚だ。

 未だにどちらが第1夫人になるかも決まっていない。

 ラーナや愛子の事も考えないといけないのだ。


 そんな折父に呼ばれた。

 「ライオよバートン=フォン=ダーマ侯爵の養女でレイア=フォン=ダーマと言う者から婚姻の申し出を受けた。相手はお前を知っているようだが・・・。」


 「知り合いですか?レイア=フォン=コーストは知っていますがダーマですか・・・。」


 「そうだコーストだった者だ。そう言えば数年前の事だが領主会議に参加した時に帰り際呼び止められて、未成年で女貴族は頑張れば爵位を上げてもらえるか聞いてきた。前例もなく聞けば没落予定言う、だから無理だと言ったのだが泣いておった。理由を聞くとライオネルお前と一緒になりたいと言う。だからコースト領に信用のおける者を置くから親戚の侯爵家へ養女として入ったらどうだと伝えたのだ」


 「そうだったのですね。元々僕が結婚して欲しいと言ったのです。そして今もまだ想いは変わっていません」

 

 「そうか。なら2日後顔合わせをしよう。コーストも彼女が継いでから良くなったと聞いた。文武共に優秀で素晴らしい女性だと思う。少し年上だが1人くらい年上もいいだろう」


 「とは言えエルフのリリーもだいぶ年上ですけど」


 「そうだったな、だがエルフは成長が遅いからな。マリアンにベティール、レイアも様々なハーフだから長生きする可能性がある。ラーナも魔族なら長く生きるぞ。愛子はどうなのか異世界のものは分からぬが」

 

 「そうですね」


 「愛子と言えば、社交の場に参加する様になりかなりの数誘いの話しが来ておるぞ。今のところ全て断っているがな」


 知らなかった。

 こちらの世界でもモテるのか。


 「知りませんでした。誰かこの人と言う方がいるのですかね?」


 「・・・どうかな」


 「ラーナと愛子を父上はどう思いますか?」


 「今更何を言うのかと思えば・・・素晴らしい子だと思うからここに王城に住まわせているのだ。お前はどうしたいのだ?」


 「これ以上婚約者を増やしていいものか・・・僕にはわかりません」


 「はぁまだまだ大丈夫だ、貴族ともなれば大体10人はいたりするのだ。1番多いのは40人近くいるぞ。ちゃんと養えれば誰も文句は言わない。気にするな」


 「わ、わかりました」


 そう言ってニヤニヤする父の顔を見てレイアとの甘いひと時を思い出し顔が赤くなるのがわかって顔を伏せた。


 

 翌々日

 バートン=フォン=ダーマとレイア=フォン=ダーマとの顔合わせが行われる。


 「陛下、お久しゅうございます。ライオネル殿下、お初にお目に掛かります。レイアの叔父で養父をしております侯爵のバートン=フォン=ダーマと申します。お二人共今日はこのような席を設けて頂きありがとう存じます」


 「陛下、お久しぶりにございます。殿下もお変わりなくお元気そうで何よりにございます。今日はこのような席を設けて頂き誠に有難う存じます」


 「ダーマ侯爵、レイア嬢久しぶりだな。今日はよろしく頼む」


 「ダーマ侯爵、お初にお目に掛かります。第2王子のライオネル=フォン=マスタングです。レイア、お久しぶり。やっとこの日が来たね」


 数年ぶりの再会を喜び会えなかった時間を埋めるように話をして僕の気持ちが変わっていない事、レイアもあの日から変わらず好いていてくれたこと等あれからあった事、そしてこれからの事を話した。


 時間はあっという間に過ぎてまた会う約束をした。

 父にも前向きに考えている事を伝えた。


 

 次の日

 今日は宰相マイク=フォン=カーリン公爵の元で見習いをするべくトールと共に赴いた。


 「やぁ殿下、今日からよろしくお願いしますね。それとトールくんもよろしくね」


 「よろしくお願いします宰相閣下」


 「よ、よろしくお願い申し上げます。僕はトール=フォン=ヴィクトールと申します」


 「トールくんは宰相希望かな?公爵の長男だから領主の事も殿下と学ぶといい」


 「はい。お願い致します」


 「殿下も領主と政務という事で規模的に満遍なくできるよう計らうと致しましょう」


 「こちらは学ぶ身敬語などいりませんよ」


 「まぁ仕事中はきつい言葉になるかも知れませんのでお手柔らかに」


 そう言うと議会場へ通してもらった。

 

 「ここは政治を行う場です。ここでの宰相は国王陛下の代理であり首相という立場にあります。国の方針や税に徴兵等、国に必要な事柄を話し合い決めていく場所になります」


 「この議会の選任方法はどうなっているのですか?」


 「トールくんいい質問だね。任期は3年、選任方法は爵位順と地域順に分けてくじ引きになります」


 「爵位順と地域順とはどう言う事ですか?」


 「それは爵位が偏ることがないようにと地域も地方や都市部、王都に近い等環境面でも偏らないようにだね。そして選ばれた者へ同じ環境の者達が集い方針を纏める。こうすることで大凡の意見が中央に集まる仕組みだ」

 

 「集まった情報、意見はどうなるのですか?」


 「国王と私、私と議会員とで話し合いを行い意見を擦り合わせます。開きがあるならお互いに歩み寄る形になります。マスタング王国は独裁政権ではありません。陛下、宰相、議会員、貴族が民の為に全ての意見を一致させるこれが我が国の政治となります」

 

 全ては民のためか。


 「素晴らしいですね」


 「その他に仕事はありますか?」


 「もちろんです。外交も私の担当です。それに陛下のスケジュール管理も行っていますし法も私の管轄です」


 「どうすれば宰相になれるのですか?」


 「そうだな。先ずは勉強を頑張りなさい。優秀である事は必須だ。学びなさい。何を置いても学びなさい。最終的に選ばれないといけない。何十何百といる候補者に入り陛下に選ばれる事だ」


 「任期はあるのですか?」


 「特に決まっていない。陛下が決めることです。問題を起こさなければ長く続けられます」


 議会場から執務室へ移動する。


 「ここは執務室、書類整理や資料の閲覧、会談などをする部屋だ。週単位で執務室と領地で仕事をして頂きます。年単位で仕事内容も変わっていきます。最終年度は全てを一通り行うことが出来る様に日々学んでください」


 「次回は領地へいきましょう。今日は終わります」


 「ありがとうございました」


 「トール気をつけて帰れよ」


 「ライオは家で仕事だからいいな。じゃまた明日」


 部屋に戻ると母から呼ばれた。

 

 「母様如何なさいましたか?」


 「見て見て、皆んなで花嫁修行よ」


 マリア、ベティーはわかるけど愛子にリリー、ラーナにレイアまで・・・。


 「母様これは?」


 「マリアちゃんとベティーちゃんに頼まれて始めたらあれよあれよと皆んな参加することになってしまったの」


 「レイアは何でいるの?」


 「殿下、今日は会いに来たのですが婚約者と婚約者候補が花嫁修行中と聞いて無理言って参加させて頂きましたわ」


 「そうだったのですか。皆頑張って終わったら部屋へ来てお茶でも飲みましょう」


 ニコッと笑う婚約者と顔を赤らめて俯く候補者達。


 

 

 

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