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転生したら神スキル持ちのハーレム王子だった  作者: 鯖太郎
一章 幼少から少年期
16/33

強盗団と愛子洗礼

1100PV超えました。

応援ありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。

 愛子と出会って数日が過ぎた。


 あれから分かった事。

 転移の愛子は僕と同年代だったので22歳くらいな筈だ、でもどう見ても10代中盤なのだ。

 22歳の女性には見えない。

 そして愛子自身も転移して城の鏡を見ておかしいとと感じた事から14〜16歳前後まで巻き戻った可能性があるかもしれない。

 転移の特異な部分なのかもしれないが調べても出て来なかった。

 

 明日の洗礼でステータスカードを貰えるのでそこで判明するだろう。


 後、特別に先日の強盗団達も洗礼を受けられる事になった。


 強盗団達は王都の教会で、愛子は特例で王族専用の教会で行えることとなった。

 先ず転移者である事を教国に伝えたら勇者召喚された可能性があると判断されてしまった。

 勇者召喚の場合、教国の司祭が洗礼をすると大陸中の国家で協定が結ばれている。


 かなり大事となった。

 召喚の事実はないし神も驚いていた転移なので召喚勇者ではないと思う。


 転生の僕はどうなんだろう?

 洗礼の時に神様に聞いてみよう。


 

 次の日、強盗団メンバーは兵士長が責任を持って執り行ってくれるそうだ。


 愛子の洗礼は僕が責任者である。


 王都を出ると愛子が疑問を持ち始めた。


 「雷太くん、なんで街から出るの?」


 「王都の教会はマスタング王国が運営している、けどこれから行く教会は教国が守り王族の洗礼を行なってきた場所なんだ」


 「王族でない私がそこに行く理由は?」

 

 「君が転生者だからだよ。教国は君が転生勇者だと思っているんだ」


 「え?」


 「もし勇者ならこの大陸に厄災が降り注ぐって事、そしてそれに立ち向かうのが君だと言う事だ」


 「もし勇者にされたら私死んじゃう。どうしよう助けて」


 「勿論俺が守ってみせるよ」


 多分大丈夫だ。

 神様は何も言っていなかったから。

 

 「あ、ありがとう」


 緊張している愛子の手を取った。


 「時間掛かるから少し横になってたら?側にいるから」


 「そうだね。そうさせてもらおうかな。ありがとう雷太。絶対に私を守ってね」


 僕も少し眠ろう。


 

 「ライオネル。ライオネル。起きろライオネル」


 そんな声で目覚めた。

 神託か?


 すると馬車が停まった。


 「どうした?」


 「は、はい。明らかに人間ではない者が空から降りてきました」


 「なに?」


 急いで外に出るとそこには魔人が立っていた。


 「お前は誰?お前には用がないんだけど?」


 「どう言う事だ?」


 「お前たちが匿っている賢者に会いにきた。この馬車に乗っているな?」


 「賢者?誰のことだ?」


 「この馬車の中にいる。賢者は勇者の次に厄介な存在だ」

 両方持ってはあるがこの勇者に転生賢者が手を貸したらまずい事になる。


 もしかして愛子のことか?


 「で?魔人の君は?」


 「そうだな魔王軍副将セントだ」

 

 「魔王軍だと」


 「そうだ、この世界を獲るのは我らが魔王様他ならない」


 「お前達は偽物だろ?リリーが言ってたぞ」


 「お主、お飾り魔王リリーを知っているのか?」


 「お飾りね、鑑定してもお前10人分以上だリリーは強いぞ。本気ならその何十倍もな」


 「き、貴様はリリーの本気を知っているのか?」


 「ああ知ってるさ、それでもなお本気のリリーは俺に勝てない。そんな俺の相手を誰がするって?」


 「貴様、俺を馬鹿にするのもコケにするのもやめろ。俺の本気を見せてやる」


 力を込める魔人。

 ピークに達したその時。

 

 「晴天の霹靂」


 瞬き一つ程の速さで雷が魔人を引き裂いた。


 「な、な、なんだ・・・これは・・・この力・・・は」


 絶命した魔人を回収して馬車に戻った。


 愛子は途中から起きていて見ていたそうだ。


 「雷太くんあついらは何者?」


 「偽物の魔王軍副将だって」


 「偽物?」


 「あぁ本物はリリーだけだ」


 リリー以上の魔王なんている筈がない。

 

 そんな事を考えているうちに馬車は教会へ到着する。


 「ライオネル殿下、お久しゅうございます」


 そこにいたのは僕の洗礼式の司祭を務めててくれたマーク=ビギンズだった。


 「お久しぶりです。その節はお世話になりました。今日もよろしくお願いします」


 「こちらこそよろしくお願いします」


 「こちらが今日洗礼を受ける愛子です。父から聞かされている通り他の世界からの転移者です」


 それから通訳をしながら挨拶を済ませた。


 ついでにと一緒に僕のステータス更新もしてもらえる事になった。


 「僕もステータス更新をするから一緒に受けよう。僕と同じように動けば大丈夫だよ」


 「わかったわ」


 「では洗礼と更新を始めます。祈りを捧げて下さい」


 祈りを始めるとすぐに神様に会えた。


 「え?なぜ愛子が?」


 「雷太くんここは?」


 「ここは神の世界、神界ですよ。私は数多の星の創造神デミウルゴスと申します。今回は宮原愛子さんを呼ぶ為にライオネルと共に来てもらいました。此度の転移こちらの神の横着から始まった。私からお詫び申し上げます」


 「そうだったのですか?私はてっきり私がそう願ったからだと思っていました。私は帰れるのでしょうか?」


 「それは出来ない。地球は特殊な星で人間のだけの世界。その地球に他の者が入らないようになっているのだ。他の星は人間と亜人種が共存している。地球がなぜ人間しかいないのかわかるか?原初の昔、地球も全てがあった。ここと変わらぬ世界だったのだ。だが、人間は亜種を認めなかった。人間至上主義に全ての大陸国家が舵を切った。だがそれは禁忌だったのだ。私達創造神が星を創造した時に決める唯一無二の禁忌、個種の至上主義に該当した。最後の国が亜人を滅ぼした時地球は一度消滅したのだ。その後、魔獣が復活した。君達の世界では恐竜と呼ばれた世界の幕開けだった。魔獣が進化し恐竜となり奴らも全てを食い尽くした。だからまた人間が産まれたのだ。本当は猿の亜人から始めたのだがな。それが人間になるとは本当に人間種は生命力がある」


 「あ、あの?僕達はそんな事知らないのですが?」


 「ええ、1度目の消滅で一度地球は消えました。その後作り替えたのが君達の住んでいた地球です。結果、相も変わらず人間と言う生き物は・・・」


 「そんな事があったのですね」


 「なので君を戻す事は出来ないのです」


 「わかりました。戻る事はまだ少し諦められませんが雷太くんがいるのでここにいる意味もあると思います」


 「ではそろそろ時間だ。宮原愛子さん、君にも7神の加護を与えましょう」


 「ありがとうございます」


 「神様最後にいいでしょうか?魔王軍副将という者が愛子を賢者と言ってたました?賢者はこの世界にいるのでしょうか?」


 「勇者と賢者にが揃えば魔神も倒せると伝えられている。ステータスカードを確認して見ればわかる筈だ」


 「ありがとうございました」


 

 気づいた時は教会だった。


 「はい終わりです。今ステータスカードお返し致しますね」


 「ありがとうございます」


 そうして渡されたステータスカードを確認する。



 前回

 〔氏名〕ライオネル=フォン=マスタング

 〔種族〕他種族ハーフ人間族

 〔年齢〕5歳 (性別〕男

 〔称号〕マスタング王国第3王子 神の使徒 

     創造神からの寵愛と加護 六神加護

     神の啓司と神託 全てを知り行える者

     勇者と大賢者 魔族を滅する者 美男子

 〔加護〕創造神の加護 他六神の加護

 〔レベル〕1

 〔HP〕8008/8008

 (MP〕16160/16160

 〔スキル〕全知全能(レベル10) 

 


 今回


 〔氏名〕ライオネル=フォン=マスタング

 〔種族〕他種族ハーフ人間族

 〔年齢〕8歳 (性別〕男

 〔称号〕マスタング王国第3王子 神の使徒 

     創造神からの寵愛と加護 五神加護

     神の啓司と神託 全てを知り行える者

     勇者と大賢者 魔族を滅する者 美男子

     魔王を統べるもの 商業神の加護

     転生賢者の保護者 超越者

 〔加護〕創造神の加護 商業神の加護 

     他五神の加護 

 〔レベル〕65

 〔HP〕196605/196605

 (MP〕893580/893580

 〔スキル〕全知全能(超越)


 な、なんだこれ?

 

 「ツッコミどころ満載だが愛子はどうだい?」


  〔氏名〕愛子=宮原

 〔種族〕人間

 〔年齢〕12歳 (性別〕女

 〔称号〕創造神の加護 六神加護

     賢者 魔族を滅する者 美少女

     転生者 転生賢者

 〔加護〕創造神の加護 他六神の加護

 〔レベル〕1

 〔HP〕800/800

 (MP〕2200/2200

 〔スキル〕賢者(レベル5)

      エクストラヒール(レベル5)

      エクストラリバイヴ(レベル5)

      全強化耐性(レベル5)

      剣術(レベル5)武術(レベル5)

      言語理解(レベル2)


 なかなか強いな。

 しかも賢者・・・

     

「ありがとうございます。司祭、賢者とは何ですか勇者と賢者はどう言う関係があるのですか?」


 「賢者とは勇者と共に魔王に立ち向かう者。攻撃魔法とヒール両方を得意とし勇者の援護がメインですね」


 「ちなみに大賢者とは?」


 「大賢者ですか・・・記録に残っていませんでした。と言う事はこの大陸で初めての大賢者なのでしょうね。普通に考えると賢者の上位互換だと思いますが、勇者も持っているので勇者の能力UPと言う感じでしょうか?」


 「ありがとうございます。後は・・・スキルのエクストラとスキルレベル超越とは?」


 「エクストラは最上位ですね。超越はこれも初めてです」


 「ありがとうございました」


 「今度は教国に遊びに来て下さい。猊下も会いたがっておりました」


 「わかりました。その時は父から連絡させますね。今日はありがとうございました」


 「こちらこそありがとうございます。お気をつけてお帰りください」


 馬車へ向かう途中


 よく見ると愛子12歳になってる・・・ 14〜16歳だと思ってたけど大人びた子だな。


 「愛子12歳になってたね」


 「本当だね若返ったわ」


 「言語理解のスキルがあったから少しずつ理解して読み書きが出来るようになるね」


 「それはよかった」


 そんな話をしながら馬車に乗った。


 帰り道は愛子の魔法講座。

 王都に着くまでにマナの吸収と排出が出来る様になっていて賢者スキルなのかMPの回復が僕より早かった。


 今日はマナの呼吸をして明日から魔法の練習。

 愛子も全ての魔法属性持ちで基本的に日本のイメージで魔法を行使する僕と同じイメージで使える気がする。


 剣術もスキルレベル5なので練習しよう。

 武術は空手経験者な愛子には必要なさそうだ。


 王城へ着くと2人で父に会う。


 2人のステータスカードを父に見せて魔族のこと賢者のことを話した。


 父も愛子のステータスに満足していて好きなだけ王城にいることを許可した。


 強盗団も洗礼を終えてリーダーはかなり強くなりそうだと兵士長が喜んでいた。


 他の子供達も魔法に剣、武やヒーラーまで特化型が多いが全員でパーティーを組めばいい線行きそうだった。

 少しずつ兵士と一緒にトレーニングしよう。


 夜は皆で愛子の洗礼パーティーをした。

 愛子も喜んでいた。


 


ご覧頂きありがとうございました。

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