やっと名前がつきました。
襲ってきた感染者に社員証を見せつけた二人。
しかし相手はびくともしなかった。
「やばいぜ!やばいぜ!」
と叫んだ。
二人はエレベーターに戻り批難しようとエレベーターのボタンを押しても反応がない。
そして、インカムに声が入った。
「すまない。
エレベーターを制御するところが制圧された。
だから階段をつかってくれ。
そして非常階段は目の前にあるから急いで登ってきてくれ。」
そう言い残して音信が途絶えた。
礼儀良く待機していた敵はターンが来たかのようにすごい雄たけびを上げた。
そして感染者は、とおるをつかんで超高速プルプルをし始めた。
とてつもない回転により目が回りすごく気持ち悪くなった。
胃の内容物が込み上げると、とおるは嘔吐した。
しかし最新のリクルートスーツの機能はすごい。
ガラスコート並の撥水性により吐しゃ物がスーツにつくことがなかった。
とおるの吐しゃ物が女性の顔にかかり女性は貰いゲロをしてしまった。
そして連鎖的に、感染者も貰いゲロをしはじめ周りは地獄と化した。
異臭と化した事務所と倒れている感染者をゆっくりと避けつつ非常口へと向う二人。
気付かれないようにソロリソロリと歩いたが二人は革靴を履いてたことをすっかり忘れていた。
歩くたびにカツンカツンと音がし、音に反応した感染者は二人を見つけると勢いよく襲ってきた。
必死に非常口の扉を開けようとしたが最悪なことに鍵がかかっていた。
「やばいよ!やばいよ~!」
と焦る二人。
そして狂ったように襲ってくる感染者は一人だけだったのは唯一の救いだった。
とおるは女性に声を掛けた。
「とりあえず、となりの部屋に隠れてくれ!」
「はい!了解いたしました。」
と軽めの会話をして逃げる準備をする女性。
とおるは準備をしてる間に必死に耐え続けた。
「準備完了!」
といって女性はステップをしながら隣の部屋に逃げた。
とおるに疑われないように女性は部屋の中で何か武器になるものを探すふりをした。
適当に探していると偶然にも一冊のメモが残されてるのを見つけた。
メモにこう記されていた。
”私はもうだめだ。そろそろ正気がなくなりそうだ。
これを見た人に言いたいことがある。是非目を背けないで聞いてほしい。
ここの施設は何かを隠しているはずだ。
そして、私は社員として一つ分かったことはある。
このプルプルは故意的に漏洩しているということ。
プルプルは心の底でプルプルを提供したいという気持ちがある人に発症するということだ。
例えば、筋トレをするだろう?
筋肉痛はプルプルしてしまう。
其れを知らない人に提供することで自分はプルプルは解消される。
しかし世の中には、それがほしい人がいる。
プルプル偽造して、クラウドファンディングするやつとかだ。
弊社は、そのスワップの手助けをし手数料を得ることにより利益をあげてるのだが。
其れを心地よく思わない人間がいた。
そいつが漏洩させたと噂を聞いたことがある。
又、こいつらは意思があるようで親元がいるらしい。
私は感染した部下に社員所を見せつけたら一瞬元に戻ったのを確認したので確信が付いた。
プルプルカーストがあるみたいで存在を上書きしているみたいだ。
それがここのボス=社長ってことらしいが詳しいことはわからない。
この階層は主任とそれ以下しかいない。役に立つか分からないが私の社員証をおいておく。"
といってメモ帳の後ろに社員証が貼ってあった。
「ふふ!物は試しだ。試してみるか!」
といって今ある社員証をポケットにいれ新しい社員所を首から下げた。
女性は社員証を下げた状態で部屋をでると今にも食べられそうになっている、とおるがいた。
社員証を感染者に見せつけた。
社員証を見せつけると一瞬相手は固まったと同時に正気に戻ったのか一斉に
「只今係長!おはようございまっす!」
といって敬礼をした。
女性は一瞬で固まったが
「おはよう!」
と返事をかえした。
声は何故か男性に変わっていた。
続けて言葉を交わした。
「係長どこかへいくんですか?」
「ちょっと上階へな!だれか鍵をもっておらんかね?」
といったら、とおるをおそっていた男性がポケットから鍵をだした。
只今係長は男性の社員証をまじまじと見た。
その人物の社員証には主任とかかれていた。
「なるほど!ふふ!ここに社員証が一つあるけど。どうなるか試してみるか!」
と言って只今係長はポケットにあった社員証を試しに交換した。
一瞬で容姿が女性にもどった。
と同時に相手は0.5秒ほどラグるとプルプル感染者になってしまった。
「これはおもしろい!」
といって高速で社員証を付け替えて遊んでみると感染者は変化に耐え切れず燃え尽きてしまった。
あたりは敵の燃えカスがのこり奇妙な静けになった。
「やっちまったな!」
ととおるにいった。
そして二人は上階に行くためにカギをあけ目の前を目星した。
扉の先には下に行く階段は崩壊しており上にいくことしかできなかった。
しかたなく階段を上る選択をした。
革靴の音だけが階段を響かせながら4階へ目指していった。




