表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/7

僕は蟻さん。これから仲間になります。

二人は4階へ続く階段を上った。

5階へと続く階段は厚いバリケートで封鎖されており上階から呻き声が微かに聞こえた。

「4階を避けては通れないな。」

とおるが呟いた。

「そうだな。とおる君、私が先に行ってみようか?」

と一言言った。

声だけ男性で体は女性の只今係長が率先して中にはいった。


部屋の中は電子音が虚しく響いていた。

3階とは違い人が誰もいないのが不気味で仕方なかった。

「どうしたんですかね?人いないのは不気味ですよね」

「そうだな。一人いてもおかしくないんだがな。ちょっと回ってみるか」

二人は人がいない理由を探すため色々と物色し始めた。


30分くらい色々と散策し手掛かりになりそうなものを見つけて地面に置いてみた。


懐中電灯やキーボード、携帯電話等々あったが気になったものを手に持ってみた。

「USBメモリか・・・。何か手掛かりになりそうだな。」

というのもUSBメモリーを使う人は少なくなって希少性がたかかったからである。

「これどうするのですか?」

ととおるは係長に質問した。

「都合よくパソコンがあるだろう?それに使うんだよ!!」

といって不自然に起動中のパソコンにUSBメモリを刺してみた。

USBメモリのLEDが光りパソコン内にフォルダが展示された。


”バグアント計画”とファイル名が書かれていた。

中にはテキストとエグゼが入っていた。

テキストには説明書.txtと書かれていた。

係長はダブルクリックをして詳細を確認した。


”このエグゼを起動することによりインストールした後、

弊社が開発したインカムに新たな機能が付きます。

新しい機能は「トロイの蟻さん」がインカムに各契約デバイスのインカムにインストールされ

身近なものをクラッキングすることが可能になります。”


係長はbugant.exeと書かれたエグゼをクリックした。

順番通り次へ次へとクリックしインストール完了まで終わらせた。


マウスポインタは蟻のマークになりブルーバックを起こした。

そして一瞬電源が落ちたかのように部屋が暗くなった。

暗闇の中で二人のインカムが光りはじめ係長のインカムに青色の蟻さん模様、とおるには赤色の蟻さん模様が浮かびあがった、



何者かの声が二人の耳に同時音声がはいった。


「やぁ!僕を見つけてくれてありがとう。

僕の名前は、蟻さん。もともとはゴミ箱に捨てられてたんだけど...。

まぁそれは置いといて、ここの社員のプルー何とかって人が僕を隔離しようとして閉じ込められたんだ。

助けてくれた君たちに恩返ししないとね!

あと、インカムについた蟻のマークがついてる限り僕はインカムにいるよ。

インカム経由でコードをつないでくれたら道案内とかできるかも?」


と声を掛けてきた。


「プルーなんとか?もしかして社長の側近?でも、そうだとしたら何故俺たちにスーツを?」


と、とおるは係長に行った。


「そこのところは知らないなぁ。とりあえず。部屋を出るか。」

しかし、5階行く場所は封されたバリケードしか無さそうでどうするか二人で悩んでいた。

係長のインカムに声が入った。

「そういう時こそ、僕だよ!僕を使いなよ!ここのサーバーに僕が入るからパソコンとインカムをつなげてみて!」

指示通りUSBケーブルでつなげると青色のマークが消えた。


数分後、社内アナウンスがはいった。

「出口はやっぱり、バリケードのところみたいだね。

ちょっとまってて!今から開けるから!あと、赤色デバイスには僕の恋人、ヒアリーがいるからなくさないでね!」

と放送が終わると

4階の非常階段からサイレント共に重たい扉があくような音がした。

其れと同時に、呻く声がとおるたちの部屋に迫ってきた。


状態を察した二人は臨戦態勢に入り敵が来る準備をした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ