昇格試験。
突如、戦士として仕事をすることになった二人は戸惑っていたがそんな余裕はない。
何故ならばプルプルマネキンが暴走し始めている。
中途半端に注入されたソウルが制御できなくて暴走しているのだろう。
奴らの目には通常の人間を敵と認識しているようであらゆる従業員が襲われている。
そいつらの口からプルプルしたスライム状の液体を従業員の口へと注入されると、全身が物凄い痙攣をおこしゾンビみたいな容姿になっていった。
そいつらが鼠算式に増えて行ってる姿は恐怖でしかない。
その一匹がとおる達を見つけるとゆっくりと近寄ってきた。
「急いでこの場から逃げるぞ!」
と女性に声をかけると
「わかりましたよ!」
と半ギレに成りながら出口へと走っていった。
走ってる最中にアナウンスが入った。
「そこの二人よ!これは昇格試験だ!君たちのポケットにインカムをこっそりと仕込んでおいた。
それをつけて私たちの指示を聞くように」
走り慣れてない二人はポケットを手探りに探しインカムを耳につけた。
ジジジっとホワイトノイズがはしる
「おう、繋がったか・・。とおる君だっけかな?君は私が支持する、そちらの女性はプルーミーが
案内する。とりあえず君はエレベーターに乗ってほしい。もうすぐ近くにあるだろう?」
とおるは近くにあるエレベーターに飛びこんだ。
女性も一緒に飛び込んだということは同じ指示だったのだろう。
二人は切れた息を整えエレベーターのドアを閉めた。
エレベータ内にあるカメラが二人に向けるとアナウンスが入る。
「最上階まで来てほしい。あとこのインカムには自社製品の装置がついててね。
試しに小さいボタンを押してみてくれ!」
二人はボタンを押した。
すると香ばしいくらい二人の体が光ると私服が制服へと切り替わった。
「すごいだろう!これで君たちも立派な社畜戦士へのスイッチが入ったわけだ!
思う存分残業してくれ!検討を祈る!」
するとエレベーターが2Fにつくと扉が開いた。
目の前には、プルプル感染症の従業員がひしめいていた。
20人くらい居たのだろうか二人を襲おうとしたが1mくらいのところで立ち止まった。
女性ととおるは、ほっと胸をなでおろした。
とおるのインカムに声がはいる。
「あいつらはバイトが感染したやつらだ。君は社員だ。手も足もでなかったのだろうな。
この意味は分かるよな!さぁ早く私のデスクまで来てほしい」
男がデスクに来てほしいという趣旨と状況を女性に伝え
最上階へと行く為にエレベーターのドアを閉めた。
二人の社員証には☆マークが一つ付いてあった。
静かに上階に上がり3Fのエレベーターが開いた。
目の前には部下をしかりつけているであろう、ぷるぷるした従業員がいた。
そいつらが二人を見つけると怒涛の勢いで襲ってきので僕たちは社員証をそいつに見せつけた。




